TODAY'S
 
政治の腐敗は派閥ではなく政党制自体に問題があると思う

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

今日は朝からやりたいことがあったのですが、雨も降りそうだし断念、暇だったので記事を書いています。

近頃は昨年にも増してアレなニュースが続きますねぇ。

例えば原発の話題。


>漏れた油の量も不正確だった。2号機で当初約3500リットルと発表したが、実際の漏出量は5倍超の約1万9800リットルに上った。

2万リットルの油って・・・

どうやら志賀原発はとんでもない量の油が漏れていたようなのです。

そんな中で総理大臣は被災地を視察して、非常災害認定をした後に、
>「新規制基準に適合すると認めた場合のみ、地元の理解を得ながら再稼働を進める方針は全く変わらない」

とのこと。

揺れるだけで油が2万リットル漏れて主電源を失い、空気中の放射線量が測れなくなっており、放射能汚染された水が漏れ出ている可能性すらある中での発言としては、理解に苦しむものがあります。

新規制基準に適合と言っても、少し前にブログで書いた活断層の茶番を見ていると、というかコロナ禍も同様でしたが、結論ありきといいますか。

再稼働するという結論に対して、都合の良いデータだけを並べているだけで、本心では国民の生命を守る気がない節があるので、はたしてどこまで信じていいものか、疑念は絶えません。

その矢先に、このようなことが起こりました。

 

>石川県志賀町にある志賀原子力発電所で17日、試験運転中だった非常用ディーゼル発電機1台が自動停止するトラブルがあったと発表しました。

つい3日前の出来事ですが、試運転をしていたことに驚きを隠せません。

本当にこの国の政治家や行政の人たちは、頭が大丈夫なのでしょうか。

誰も疑問に思わないから不思議です。

 

補足の追記(2024年1月22日)

私はてっきり非常用ディーゼル発電機で、原発が発電の為の試運転していたのかと思ったのですが、

原発は性質上、稼働停止していても随時冷却し続けなければいけない仕組みのようなので、

冷却システムを稼働させるための非常用電源の一つが自動停止してしまっていたという話のようです。
 
でも非常用ディーゼル発電機の試運転という表現がどうにもしっくりこないのと(非常用に試運転も何もないだろと)、
 
また発電の為の試運転と、冷却の為の試運転にどのような違いがあるのかも私にはよく分かりません。

何にしても原発に関わる設備は、どうしてこうも一昔前の中華製を彷彿させるような、ポンコツなものばかりなのでしょうねw

そんな中、話題は変わりますが、カレー問題も起こりました。
皆さんご存知かと思いますが、政治家で反ワクとして有名な山本さんが、めちゃくちゃ叩かれています。

被災地のカレーを食べたからって怒る人達は、逆に被災地を馬鹿にし過ぎです。

そもそもの論点はそこではなく、ルールを破り被災地に行きSNSで投稿していたところですよね。

それをしたくても我慢していた政治家がいる中で一人抜け駆けをした格好ですから指摘されて当然です。

一方で山本さんは元々そのような方針で活動していた方のようですから、その他の政治家が二番煎じという構図でもあるわけで、文句を言うのもお門違いだったりします。

だから本来は双方の目線で考えた場合、ここまで大きな問題にする事でもないわけで、改めてこの国の国民は流されやすいと言いますか、安直ですぐに冷静さを失う性質が垣間見えるのでした。
 
 
■私が思う正しい政治の形

どのような人でも常に正しいことを言い続けるというのは難しく、広範囲の物事をカバーする政治の世界では尚更ですよね。

そしてどのような人でも正しいことを言っている部分には、きちんと有権者として評価してあげるのも当然のこと。

しかしその1つを評価しただけなのに、結果的に全てを評価してしまう格好になってしまうのが政治のジレンマでもあります。

どういう事かと言いますと。

例えばAという政治家が5個の発言をして、Aが所属する政党が5つの思想を掲げました。

Aの発言の1つには大変強い共感を持てましたが、残りの殆どはあまり共感が持てないどころか、政党は一部危険な思想が垣間見えたとします。

しかし他の政治家が比べられないほどに悪いので、その1つの共感に対して評価(投票)したとして、Aという政治家にとっては自分の全てが評価されたとなり、更には政党も評価されたという格好になるので、他の思想も合わせて勢いづかせてしまう。

政治はいつだってこの構図になりますから、市場原理?みたいなものが働きづらくなってますよね。
 
今巷では派閥の解消と叫ばれていますが、本質的な問題は政党制にあると私には思えてなりません。

政党制がある限り、議員1人ひとりの人間性やビジョンを本質的に評価できる日は来ないのではないでしょうか。
 
なぜなら現状は、政党という権力におんぶに抱っこで、中身が空っぽな政治家がうようよいると思うから。

政治に正しい変化をもたらすことは簡単なようで、既に金や利権まみれで腐りきっている政界では、ちょっとした変化をもたらすことすら、とても難しい事なのでしょう。

皆自分の利益を守りたいから。

こうして個人の利益ばかり追求していくことで、日本はこれから更に落ちるところまで落ちるわけですから、私欲とは恐ろしいものですよね。

自分の事も考える、同時に全体の事も考える

私の政党制に対する考え方が正しいかは別として、今の日本人にはこの考え方が欠如しているのは間違いないと思うのでした。
 
国民の1人ひとりがこのような考えが出来るようになれば、政治も社会そのものも、明るくなるのではないのかなって。
 
偉そうにすみません。

 

 

おわり
 

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