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志賀原発から漂う不穏な空気
こんにちは、生チョコぽん酢です。
先日こんなニュース記事を見かけました。
志賀原発前の海面に油膜がはっていることを確認したというものです。
これと関連しているかは別として、以下のような話題がありました。
震災前日の昨年12月31日に、能登町の変電所で3回の爆発音がしたという記事が投稿され、即座に削除されたという事案です。
元記事はもうありませんので、私が控えていた文章を掲載します。
■「3回爆発音」変電所でトラブルか 石川・能登町で160世帯停電
31日午後2時10分ごろ、石川県能登町宇出津山分にある北陸電力送配電の変電所で「3回、爆発のような大きな音がした」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防によりますと、けが人はなく、変電所で煙や炎は確認されていないということです。
また北陸電力送配電によりますと、能登町宇出津と崎山のおよそ160世帯で停電が発生しているということです。
変電所は、公立宇出津総合病院の近くで、消防や北陸電力送配電がトラブルの原因を調べています。
12/31(日) 14:43 dメニューNEWS(MRO北陸放送)
原発ではなく変電所という点は誤解してはいけないのでしょうが、それにしてもタイミングがね。
一応ファクトチェックではこのように報告されています。
以下抜粋
「住民から能登町の変電所で爆発音が3回聞こえたという通報があったという消防からの一報をもとに、停電もあったので記事を出した。TBS NEWS DIGを始め、Yahoo!ニュースなど各ニュースプラットフォームのサイトに午後2時43分に配信した。その後、北陸電力の発表で、樹木の接触か倒木で停電が起きたということと、変電所にトラブルがなかったことがわかり、当該記事を午後6時7分に全てのサイトから削除した」
ということのようです。
そしてその1日後に震災があり、原発前での油膜。
東日本大震災を大人としての視点で見てきた我々世代からすると、心配したくもなりますよね。
そして心配していた矢先に、このような話題が上がってきました。
以下抜粋(太字こちら側)
この志賀原発は2011年から停止中だが、今回、次のような影響が出ている。
まず、電源について、外部電源の変圧器の配管が壊れ、冷却用などの油が漏れ出し、いわば主電源を失った形となった。
そして、プールには使用済み燃料が保管されているが、使用済みの燃料プールから冷却水の一部があふれた。
さらに原発周辺でも、原発から離れたところにあるモニタリングポスト数カ所で機能しなくなり、空気中の放射線量が測れないといったことが起こった。
13年前、2011年の東日本大震災の際、福島第一原発では、予備電源を含むすべての電源を失い、メルトダウンにつながるなど深刻な事故となった。
今回の影響について、北陸電力は「発電所の安全性は確保されている」と説明している。
まず、燃料プールに関しては、「予備電源に切り替えて冷却を続行している」という。
原発は2011年から稼働していなかったものの、随時電源を入れて冷却し続けないといけないもののようです。
改めて思うのが核分裂反応って凄まじいエネルギーですね、
本当に人類がコントロールできると言い切れるものなのか疑問が沸きます。
冒頭ニュースの時点で原発からのオイル漏れを起こしていたわけですが、それによって主電源を失ってしまった模様。
安全は確保されているものの、今は予備電源に切り替えて冷却をしているそうです。
何やら聞いたことがある単語が並びますがデジャブでしょうか。
そのうち「ただちに影響はない」とか言い出しそうですが、あまり邪推はいけませんね。
でもここで更に気になる点が浮上します。
以下要点だけ切り抜く形で抜粋(太字こちら側、部分的に編集しているので原文は元記事をご覧ください)
28日、稼働停止が続く北陸電力志賀原発(石川県志賀町)を視察した。
2026年1月までの再稼働を目指す2号機は、敷地内の断層をめぐり、原子力規制委員会の審査が長期化。
審査申請から8年半となる今年3月にようやく「活断層ではない」と認められたが、まだ多くの審査項目が残る。
「核エネルギーは科学の力で得た貴重な財産」「人類の英知」と強調。
「やっと敷地内の活断層の問題にけりをつけ、今まさに前に進もうとされている。
安全安心と地元住民のご了解が前提ではあるが、一刻も早く再稼働できるよう心から願っている」と述べた。
これは昨年末の記事で、経団連のお偉いさんが今問題となっている志賀原発を視察した際の話です。
志賀原発は、東日本大震災の福島原発の事故を受け、活断層の懸念があった為2011年から稼働を停止されていたわけですが、ニュース記事によるとこのお偉いさんは
・長年の研究によって活断層ではないことが分かった
・科学的に安全だと分かった今、一刻も早く再稼働を実現しよう
・原発は人類の英知だ
ということを言っていた矢先に、今回の大地震が起こったみたいな話です。
これを知り最初に思ったのは
「毎度わざなの?」
ということと、次に思ったのは
「人類の英知って原発なの?」
というものです。
福島原発だって人類の英知とされるものだったはずですが散々たる結末を迎えました。
そして人類の英知の結晶だったはずのコロナワクチンがいかにポンコツだったのか。
というか、人類の英知によって活断層ではないと認められた矢先に思いっきり被災してますし。
しかも、もう少しだけ経団連の動きが早かったら、震災直前に再稼働していた可能性もあるわけで。
稼働停止していた原発ですら今は予備電源を使ってあたふたしている状況ですからね・・・
わざとでは無いのでしょうが、あまりに間が悪すぎる。
しかもこの期に及んでこんなことも言っています。
以下抜粋
「重要なことは、やっぱり不安になります。不安を感じられる方が周辺住民・国民に多いと思いますので、各原子力発電所の現状や安全性について原子力規制庁や事業者を中心に適時適切に情報提供していただきたいと思います」
同一人物ですよね・・・。
視野が狭いだけなのか、
アレなだけなのか、
国民を奴隷程度にしか思っていないのか、
日本全体の未来など考えていないただの営業マンの一人なのか
分かりませんが、私にはなんだか一連の動きが、邪推なのかどうかさえ疑わしく思えています。
原発って何?ワクチンって何?人類の英知って何?って感じです。
それらは人類の英知ではなく、人類を減らす為の英知ですよね・・・?(察し)
おわり