アレもソレも愛らしく感じれば世界は平和です

 

 

こんにちは、生チョコぽん酢です。

今日は昨日あった面白い会話について記事にしてみようと思います。

まず最初のお話から。

 

以前の記事で書きましたが、搬送機材を買い替えているところです。


そしてやっと昨日福祉用具の会社から電話がありました。

お待たせしております。お届け日のご相談でお電話しました

若い女の子でした。

私「ありがとうございます。ただ事務所に持って来てもらっても私が搬送で留守にしていることもあるので、できればこちらから仕事の合間で取りに伺いたいのですが

女の子「ですが大変大きな荷物となっています。おそらく車でも入らないかもしれません

入らないなら仕事になりません

そうですか。ではそのように営業に伝えておきます。


って・・・流された

いや私的には「確かにww」っていう笑いがおこるポイントだったのですが、届かなかったようです。


だって搬送機材なんだもの。

商品名は車載用ストレッチャーで私は搬送事業者です。

私の車に乗らなければ買う意味がありません。

他の機材も同様です。


嫌悪感って電話越しでも伝わるじゃないですか、そういうのは全くなかったので、単純にこの会話の面白さが理解できなかったみたいです。

 

お宅の営業の車よりも私の車の方が大きいですよ

 

の方が分かりやすかったかな・・・

 

アレというより天然ちゃんな感じで少し面白かったです。

 


で次の話。

とある患者さんから搬送依頼がありました。

エレベーターの無いマンションの3階に住んでおり、元々癌を患っているらしいのですが、急に歩行困難となってしまったから受診出来ない、という内容です。

このような依頼の場合、1~2名で搬送するか判断をする為に、身体状況や生活環境を一生懸命聞き取りします。

最初から2名で対応すれば万全なのは言うまでもありませんが、請求金額が跳ね上がりますから、出来る限り安く対応してあげたいという気持ちがあるのと、1台で稼働するよりも2台で稼働した方が急なキャンセル等のリスク分散になる点もあります。

また何が何でも人を増やせばいい、大は小を兼ねるみたいな考え方では、生産性は絶対に向上せずに公務員のような脳になりそうで、それに対する反抗心(意地)でもあります。

この患者さんは女性で比較的お若く現役世代の方で、受け答えもハキハキしているので、聞き取りも容易でした。

そのうえで行きは私1人で対応し、帰りは行きの状況に応じて2名で対応させて頂くか考える、というプランを提示して、さっそく現場に向かいます。

現場に到着すると・・・

マンションの入口に1人の女性が立っています・・・


あれ?

 


私「〇〇さんですか?

女性「はいそうです

自分で降りてきたのですか?

はいなんとか

歩けないんじゃなかったのですか?

歩くことはできません

 


ん??


この人も妖精さん?

 

確かに杖をついていますが、きちんと自分の足で立っているんですよ。

 


私の頭は軽くパニックです。

 

真面目に考えても良く分からなかったのですが、もしかしたらこの女性からすると、満足に歩けない=歩けない、が同義になっているのかなって。

そう考えると、言葉って本当に難しいです。

そして2名で来なくてよかったぁと思いました。

正直、タクシーでも行けるレベルなのですから。

なんだかなぁと思いながら、自力で車の座席に乗ってもらい、病院に向かうのでした。

病院に到着すると「帰りは2名で来てくれるんですか?」と言うのですよ。

え?2名ですか?」って思わず聞き返してしまいました。

初めて依頼するから想像できないだけかもしれませんが、何だろう、この女性からすると2名の男性に脇を抱えてもらいながら階段を自力で上がるみたいなイメージでしょうか。

 

(出典https://www.j-cast.com/2012/04/25130365.html?p=all)


毎回そんなことをして病院にいくつもりなのか、お金が有り余っているのならそれでいいのですが、マンションと言っても築40年くらいのワンルームです。

うーん。

多分想像力が欠けているのだと思われます。

だから私は「帰りも1人で来ます」と言いました。

 

こういうフォローも介護の形です。


女性は「力持ちなんですね」と言いました。


数時間後、この女性から通院が終わったという連絡があり、私はまた1人でお迎えに上がりました。

到着したら、まだお薬を貰っていないと言うのです。

こんな足だから、薬を貰えに行けなくて」というのですが、病院の車椅子を器用に自走して1人で受診した方なので、どうも理屈がわかりません。

というか次の搬送が迫っていたので、これからお薬を私が貰いに行ってあげると、40~50分かかるだろうし、でもここで放っておくわけにもいかないので、「タクシーに依頼してくれよ」という声を押し殺して、急いで処方箋を薬局に出しに行ってあげました。

 

(次の搬送の患者さんには遅れると電話をしました)


薬局で処方箋を渡すと「20~30分です、初めて来られる方にはこちらのシートの記入を」とか言われたので、バインダーを持って200mほど離れた病院まで持っていき記入してもらい、また薬局に戻りました。

呼ばれたのでカウンターに行きます。

見るからにアレな顔色の悪い男性薬剤師が立っていました。

薬剤師「〇〇様ですか?

私「いえ、代理の者です

ジェネリックだと聞いていますがジェネリックを希望しないことをシートに記入されています

言葉の間違いだと思いますし命に関わるものではないのでジェネリックのままでいいです

でもあなたは本人ではないのですよね?シートには書いています

それは間違いだと思います急いでいるので早くしてください

でもこのシートには

めっちゃ食い下がってきます。

まぁ彼も仕事だし仕方ないと思って「本人に確認してきます」と言ってまたバインダーを持って病院までダッシュし、ジェネリックでも良いと確認してからまたダッシュで薬局に戻りました。

ぜぇぜぇ言いながら「構わないようなので早くしてください」と言いました。

薬剤師「では説明しますね。

私「いや私に説明されても・・・」(ぜぇぜぇ)

説明しないと渡すことができません

(やべ、また地雷踏んだ)

すみません聞きますから早く説明してください」(もう次の搬送の時間)

はい。先日まで入院されていましたね?

知りません

わからないのですか?

(やべ、また地雷踏んだ)

私だって今日初対面で分かりません

こちらとしては説明しないと渡すことが

(この人すごくめんどくさいタイプ)

あの、薬の説明と入院の有無と、何が関係あるんですか」(ぜぇぜぇ)

ですから!!

(キレ始めた)

あなたは誰なんですか?連絡先と名前を控えさせてもらっていいですか?

(なんか急に怪しまれはじめた)

私は名刺を渡してあげて「はい、とにかく早くしてください」と言いました。

10秒ほど沈黙があり、薬剤師はゆっくりとこう言いました。

 


本当に構わないのですね?



どーいうことだよwwww


もう意味わからないw

 

この子面白過ぎる

 

 

私「あのね、私はあなたに名刺を渡しました。それで駄目な訳がないでしょう?早くしてください

薬剤師「わかりました。では先日まで入院されていたのですね?

そのようですね

お薬は入院中に出ていたものと同じになります


おわり

 

 

 

 

 

 

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