金曜日。学習塾で働いているマリコ先生です。

☆ナリ心理学 マリコ先生は個性を引き出す塾の先生

 

 

木曜日朝の、あやのん

木曜日夕方の、あかねちゃん

からバトンタッチしました(^◇^)

 

波波波波波波波波波波波波波波波

 


数年前、小学生だった生徒と授業をしていたら、

 

 


「リンゴの「かわ」って漢字は『皮』だよ。

その漢字はリンゴの『波』になっちゃうよ」

 

 


って言うと、

 



 

「先生、怒らないでください」

って言うから

「えええー、全然怒ってないよ〜ガーン

って言うと、

 

 



「だって今、違いますって言ったもん」

って言われたのです。

 

 

 

 

 

「違う」と言う言葉は

「責められる」という認識なのだろうか?

 

 



「全然怒ってないし、

全然責めてないけど‥なんで?」

って聞いても黙っていて、

 

 


 

「塾ではたくさん間違えてくださいって、

先生は毎日言ってますよ〜」

って笑いながら話していると、

 

 

 

「なんか、怒られてるって思った」

って、下を向いたまま、私の目を見ることなく

家庭のことを話してくれました。

 

 



小学校低学年の頃、九九を覚える時、

「違うだろう!もう一回言ってみろ!」

って厳しく両親に怒られたらしい。

 




九九の4の段や6の段で

4×7=28や6×7=42を間違えると、

お父さんが大声で怒っていたらしい。


 

 


これは、大人になっても言えることで、

小さい頃、親から執拗に厳しくされると、

誰かが笑っただけでも

「自分が笑われた」と思い、

誰かに何かを言われると

「責められている」と勘違いしてしまうのです。

 

 

 




例えばこの場面では↓

・職場で上司が指示を出す、

・先輩がやり方を教えてくれる、

・プライベートで友達が意見する、

・食事中に食事の感想を述べる

 とか。

 




そして、この場面にいた人はこうやって勘違いします↓

・上司に大声で怒られた。

・先輩がバタンってパソコンを閉じた

・友達が自分と反対の意見を言ってきた。

・食事のお店を予約したの私だ。

とか。




 

こんな場面で、

相手は全く悪意があるわけでもないし、

責めているわけでもないし

攻撃しているわけでもないのに、

 

 


 

「責められている」

「怒られている」

「小言を言われている」

と言うふうに聞こえてしまうのです。

 

 




ナリ心理学のブログを読んでいると、

ナリ君は必ず「責めてないよ」

って文字が書いてあります。






私たちがブログを読んで、

「なんでいちいちこの言葉を書くの?」

って思っている人と、

「あっ、私のこと怒ってるかと思ったら

責めてないって書いてあった〜。

あ〜、良かった。責められていなかった( ;  ; )」

 って思う、2パターンの人がいるので

「責めてないよ」という言葉が書いてあるのです。

 

 

 

そもそも「責められている」

という意識そのものが他者と戦う意識です。

 




例えば、ブログを読んで、





「これって私のことだ!

多分この人、私のこと責めている。

でも、この人と喧嘩したくないから我慢しよう」






という気持ちで相手の話を聞いていると、






「この人に傷つけられたらどうしよう?」

って恐れの表情を示していたり、

「この人、私を傷つけたら許さない!」

って戦闘モードの体勢をとっていることもあります。






だから、

相手の話を好意的に聞くことが出来ません。





そんな気持ちは必ず相手にも伝わり、

ダイヤモンドやカルピスが濃い人達は、

「この人と話すのウザいし面倒くさいな」

と感じてこんな人を警戒、

または、その場から離れます。






そうなると、





「あの人、私を無視してる。

私と親しくしてくれない。私の事避けてる。

私の事嫌いなんだ。

だから私だけ仲間外れにしてるんだーーー!」

って解釈するのです。




そして、ひとりで拗ねたり、

わざと注意を引かせようと大声出したりします。





あ〜、

これってホントに面倒くさいヤツです。







わからないところを教えて欲しいと言うから

教えているのに、

アドバイスして欲しいというから

アドバイスしているのに、

相手は敵・世界は敵

という前提でいると、

人の話を聞いたフリして

全く聞いていません。






むしろ、

人の事を信頼していません。






そして、ここが大事!




「相手が自分を責めている」

と受け止めている人に限って、

「相手を責めてしまうような言い方」

をしてしまうということです。







自分自身が、

「相手に否定されたり、責められている」

と感じる人は、

実は、相手に対しても、

「否定したり責めるような言葉を使ってしまっています」





相手に否定されていると思い込む人は、

実は、気づかないうちに相手を責めているのです。





これが、

自分の親子関係や

家庭環境で学んだコミュニケーションなのです。





親が、

・子どもの話を受け止めない

・子どもの言う事を頭ごなしで否定する

・親は話題を「宿題」とすり替えてくる

「そんなことより宿題やったのか?」とか、

こうやって否定ばかりしていると、





子どもは、

「あー、

自分の話は誰にも聞いてもらえないんだな」

と絶望します。






・自分の言うことを頭ごなしに否定される。

・親の都合を一方的に押しつけられる。

・話をすり替えられるので不満が残る。

・自分のしたいことや、やりたいことは、

親の了解を得なければならない。

・結局、最後は自分の意見は通らない。





これが家庭で繰り広げられます。





そして、

「親が子どもにしたこと」が

子どもの中に体験として刷り込まれ、

子どももまた他者に対して同じ言動をとることになるのです。






数年前、

「先生、今、僕のこと怒ったでしょ」

と言った生徒は、





反抗期と重なり、

今、戦闘モードの体勢の言葉を使う中学生に

なっています(^^)






子どもって、親が子どもにした言動と同じことを

してくるものです。

(責めてないよw)


 




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マリコ先生でした。

 

 

 

7月22日波波

「海茶会」満席になりました。

ありがとうございました。

皆様、私、コスプレして登場します。

お楽しみに〜爆  笑爆  笑アップ

 

 

 

 

 

18時からも見てね。

 

 

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