「自分の好きな仕事をしたいんです」って言っていた彼女が仕事を辞めました。
「マリコ先生は、この仕事が好きなんですよね。私も好きな仕事をしたいんです。」って小学校の先生になった彼女。
「子どもが好きなら学校の先生じゃなくてもいいじゃん」って言うと、
「子どもも好きだし公務員で安定してるし、お母さんも喜ぶし」って言っていた。
「あー、そこかー。お母さんも喜ぶしで選ぶとロクなことないよ」と笑ったけど彼女は小学校の先生になった。
「やりがい」といった原動力や「尊厳」いった自己肯定感を求めていたから、頑張って教員採用試験に合格。晴れて小学校の先生になった彼女。
「自分の好きなことだからきっとストレスもなく働けるだろう」という期待をしていた。
自分の好きな仕事というのは、世界で一番ストレスを受ける仕事だということを知らない(^^)笑笑
好きだからこそ納得できないことがあって、好きだからこそ自分がイヤになることもあるし、好きだからこそ死ぬほど悔しい思いをしてしまうこともあります。
そして好きだからこそ24時間仕事のことが頭から離れず、休日になってもお休みモードにスイッチすることが難しくて、私生活を犠牲にしてしまうことも珍しくありません。
また、好きだからこそ過剰に集中して、知らず知らずのうちに疲労を蓄積させてしまい、ある日突然に「燃え尽き症候群」となり、無気力になってしまう人も多いです。
自分の好きな仕事は、ストレスが蓄積されていることに自覚を持てないのが怖いところなんです(^^)
生徒のためと思ってやればやるほど自信が失われていく感覚。ずっと我慢しながら呼吸している感じで、息苦しかったです。って言っていた彼女。
家にいても、生徒のことばかり考えていて、休めない感じでした。安定のため、お金のためと割り切ろうと何度も何度もしたけど、耐えられませんでした。だって、私がやりたかったのはこの仕事なんだ!って思っていましたから…。
一体、自分は何のために生きているのだろうと、生きる目的を失っていました。って…
ストレスが蓄積されていることにも気が付けず、身体症状が出てしまうところまで頑張ってしまいがちなのです。
好きな仕事だからといってストレスがないわけではなく、むしろストレスとの戦いになるのが好きな仕事だと心得てください。
好きな仕事を生業にできるタイプの人って、ある意味社会不適合者の資質がある人なんですよ(^^)←酷い言い方してゴメン。
好きな仕事を選んでやっているわけではなく、好きな仕事しかできないからやっているだけで、他に選択肢がないからやむを得ず続けているようなものです。
先日、駅で彼女を見かけスタバでお茶したら、「私には学校の先生は向いていませんでした」って笑ってた。笑っているから大丈夫かと思ったら、
ずっと鬱だったと告白。
「小学校の先生の夢は、母親の夢で、母親の夢を私が叶えたかったんですよ」って言う、ナリ心理学で言う母親を庇っていた彼女。
「マリコ先生みたいにニコニコ笑って仕事がしたかったんですけど…」って言うから、
塾は、学校の授業を深める、あるいは、受験対策に特化して取り組むところだけど、学校は、集団授業をベースとして学習指導要領に沿ったカリキュラムで学びを進めるところ。
学校があっての「学習塾」だから(^^)
「今、何してるの?」って聞いたら、小さな出版社で子ども向けの教材を作っているとのこと。
「大勢の子どもに囲まれて、先生、先生って呼ばれるのが夢でした。デスクワークする人とか、誰でも出来る仕事を馬鹿にしていましたが、私が馬鹿にしていた職場の環境がいいんです。人に自慢出来ないような地味なことがストレスがないってわかりました」って言っていた。
ここには書けないけど、
相当なストレスで円形脱毛症になり、過食症になり、帯状疱疹になっていたという彼女。
「公務員だから」
「みんなに自慢できる仕事だから」
「好きな仕事だから」
「みんなから称賛されるから」
「親が喜ぶから」
新卒ならこんな理由で就職してはいけない。
特に、「親が喜ぶから」で仕事を選ぶと酷い目にあうから。
ではまた。
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