石灰との戦い

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昨日はベルギーの水の話をしました。

こちらです。

ベルギーの水道水は石灰分が多いです。


この石灰分、かなり厄介なんですよ!

本当に苦労させられました💦


まずは食洗機の話をします。

ベルギーの食洗機には食洗機用の塩を入れる投入口があります。

そこにかなりの量の塩を入れて使います。


機械に食洗機用の塩を入れないと、
石灰分で機械が壊れるそうです (ll゚Д゚ll)    


食洗機用の洗剤と、
食洗機用の塩と、
食洗機用のリンス剤を入れて使っていました。


リンス剤とは、
食洗機によって洗浄した際についた水滴の乾燥時間を早め、

乾燥後に生ずる斑点を防止し、
衛生的にも見た目にも綺麗にするための乾燥仕上剤だそうです。

リンス剤を使わないとどうなるか…

折角食洗機で洗っても、
水道水の中の石灰分のせいでグラスはジンベイザメみたいになるんです💦
白い斑点だらけで、
全然綺麗になった感じがしないのです。


ジンベイザメは可愛いですけどね…

斑点だらけのグラスは可愛くないです。



洗濯機も同様です。

「カルゴン」という薬品を入れないといけません。
「カルゴン」は硬水軟化剤だそうです。

これを入れないと、
石灰分のせいで洗濯機が壊れたり配水管が詰まったりするようです。


石灰分、厄介すぎる!



石灰との戦いは24時間続きます。


洗面所、キッチン、バスルーム…

水を使った後はどんなに面倒でも水気は全て拭き取らないといけません。

蛇口もシンクも即座に拭き取りです。


拭き取らないとどうなるか…


ガビガビになります (ll゚Д゚ll)


白い石灰分が固まってガビガビになるんです。


見たことないとわかりにくいですよね。


食塩水を水がなくなるまで煮沸すると塩が残るじゃないですか?

そんな感じですかね。

それがこびりついて固まっている状態です。


まだわかりにくいですか?


牛乳をテーブルとかこぼして放置しておくと、

カルシウムか何なのか、
白い成分がこびりついてちょっと拭くくらいじゃとれなくなるじゃないですか?

そんな感じです。


え?

牛乳をこぼして放置していたことなんてない?

なりますよ。

放置してみてください (^_^;)

Let's try!



無理ですね。

写真を載せます。

パイプ詰まりを起こして逆流している排水ではなく、
蛇口の辺りを見てくださいね。
ここですよ。
白くなっているでしょ?

こうなるんです。

これ、掃除を長期間サボったわけではないんですよ。
すぐこうなるんです。


拭き取りは絶対なんです。


水気を全部拭き取っても敵は許してくれません。


配水管にはパイプの詰まりを除去する液体をこまめに投入しなければいけません。


ベルギーの配水管は泣きたいくらいすぐ詰まります。

私なんかもうラバーカップなしでは生きていけないくらいになっていました。

シャワーヘッドにも敵は潜んでいます。

目詰まりして水が出なくなるのです。

時々酢で石灰を溶かしてやらないといけません。



鍋もほっとくと石灰で真っ白になってしまうので、 
これまたお酢で溶かす必要があります。


トイレはさすがに拭き取りができません。

そうするとどうなるか…


ノミやタガネが必要なくらい石灰分が固まります。

もはや化石発掘現場です。

ガツガツ割って取り除きました。


アイロンも水道水を使ったら壊れます。

アイロン用の水が売られていたような気がします。

私は飲料水(軟水)を使っていました。



どうです?

厄介でしょう?


でもね、
ベルギーの方が良いところもあるんですよ。


ベルギーにはピンクカビがはえないのです。

日本だとすぐピンクのヌルヌルがはえるじゃないですか?


あれがベルギーでは全くはえないのです。

不思議ですよね~

乾燥しまくっているからですかね。


そんなところで、
本日の書き込みは終了です。


次回は何の話にしましょうか…

今日の記事を書いていて思い付いた話題は3つです。

①洗濯物についての話

②シャンプーについての話

③トイレについての話


希望がありましたらコメントをお願いします♪


最後まで読んでくださってありがとうございました!