dramatique
2017年12月23日(土)、映画美学校映画祭にて、新作映画『OLFACTOZONE』の完成上映が無事終了しました。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました!
“謎に包まれた感覚器官・嗅覚をめぐる旅のようなSF的ドキュメンタリー”の今後を、これからも応援していただけますと幸いです☆

(予告編)
https://www.youtube.com/watch?v=eRG-yYsuPes&t=64s
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本日のブック部:新潮7月号でミランダ・ジュライ

 

まずはボヤキから。
今まで通勤というものをして来なかったのに、こちらでかかった様々な費用の穴埋めのために、今さら電車通勤なんかしている。
JRがしょっちゅう遅れるのも実感中だ。
(電車に色んな人が乗っていることにも驚きを感じる)

仕事も今までで最も“最果て感”を感じる。
ドキュメンタリストとしては面白がるべきなのかもしれない。

私より年上で肉体的にハードな仕事をしている人もいる。ていうか、どんどんそうなる傾向にあるらしい。

どんなに人生の前半で華やかな体験をしたとしても、晩年が最果てなら、それは最果てということだ。
先日の「最近思うこと」に書くのをうっかりしていた。

        *

さて。
ミランダ・ジュライの最新作の冒頭部分の岸本佐知子さん訳が新潮7月号に掲載されているというので、早速取り寄せ、ノロノロ読んでいるにひひ


いつものように、うだうだぐだぐだと持って回したミランダ節が、岸本さんの絶妙な訳で軽やかに繰り広げられる。

以前、原美術館で、ミランダの初期映像作品(バカっぽくて最高)を見ながら岸本さんの談話を聞く集いがあった。楽しかったなあ。

この新潮は他にも面白い特集が詰まっているのだけど、またしても私は放置して、『急に具合が悪くなる』の原作を読みつつあって、でも、これものらりくらりとしているから、結局どの本も積ん読なのだ。

優雅に暮らしたいのだけど、しばらくはバタバタしていると思う。

猫写真はお休みネコねこへび黒猫

Bon Voyage★

シネスイッチ銀座が閉館するニュースに打ちのめされながら『急に具合が悪くなる』を観に行く

 

……タイトルから続く。
そんな土曜日。

ふとInstagramを眺めていたら、シネスイッチ銀座が10/25で閉館してしまうというニュースが飛び込んできた。

71年も銀座で映画館を運営するなんて偉業だ。

私はこの映画館に桟敷席があることをこの上なく愛していた。
『バスキア』を上映していた頃、サウンドトラックをかけ流していたのもよく覚えている。そういうスタイリッシュなイメージが鮮烈に残っているのだが、中に入ると古い趣もあり、歴史ゆえなのだと実感する。

西武デパートも、東急ハンズも、何もかも無くなっていく。



今日はそんな気分を引きずりながら、濱口竜介『急に具合が悪くなる』を観に行った。


実は、原作の存在を知っていたのにまだちゃんと読んでいなくて、すぐに読みたくなった。

(ただ原作をそのまま映画化した作品ではないようだ)



ということは、つまり映画が面白かったのだが、介護や認知症、老い、死の問題が満載の3時間超なので、キャピキャピの若い子には厳しいのではないかと思った(まあ来ないだろうけどにひひ )。

とりあえず観たばかりで、もう夜も更けてきたので、この続きは明日以降に書けたらと思う。
とりあえず、観て良かった。
おやすみなさい。

Bon Voyage★


最近思うことをとりとめなく(ホックニーとか美術館とか映画館とか)

 

6/11、デイヴィッド・ホックニーが亡くなった。


ぶらりと立ち寄った舫書店でそのことを知った。


1937年7月9日生まれだから88歳?

ロサンゼルスのギャラリーパーティー(私はお手伝いに来ていたガキンチョだった)で、たぶん50歳くらいのホックニーをチラッと見かけたことがあった。


3年前には東京都現代美術館で大規模展を観て圧倒されたばかりで、自分の中にはホックニーの存在感がいつもどこかにあった。

明るさと物憂が同居したような、不思議な所在なさ。

大好きだった。今も、これからも。
にひひ 

        *

そして、いつものように映画館にあまり行かなくなったことを書こうと思うわけだが、実際のことろ神戸近辺には美術館が少なくてつまらないという問題の方が、私にとって深刻かもしれない。
(戦争問題に比べれば、平和な話だけど)

ワタリウム美術館、東京都庭園美術館、三菱一号館美術館などへ気軽に行けなくなってしまったのは、とても残念だ。そりゃお金を使えば行けるのだろうけど。
せっかく会員なのに、ワタリウム美術館の様々な企画を体験できないのは宝の持ち腐れである。
(原美術館もあった頃は、黄金時代だった)

これら美術館の外観も素晴らしく、そこにいるだけで美を浴びているようなのに。
やはり二拠点的な動きが必要なのだろうか……と思ったりする。

       *

そう、最近、以前より映画館にあまり行かなくなった。と、度々書いている。
行かなくなったと言っても、年に1回行くかどうかわからないような人よりは行っているのだけど。

東京ではアクセスが良く、機能的な暮らしをしていたからか、夜の予定も軽やかにこなしていた。
ただ映画を作っている時は、それどころじゃない時もあった。

だから今、映画館に行くのは、かなり観たい作品がある時に限る。
もちろんその時々観たいなあと思う作品は幾つもあるのだが、どうしても自分事に専念する時間を優先しなければいけない時がある。
幸いWOWOWで早めに放映してくれたりするので、かなり助かっている。

こんな感じだから、今年のカンヌに出陣した日本人監督の作品も1〜2本観られればいい方かもしれない。
と思って確認したら、濱口竜介の『急に具合が悪くなる』は3時間超なのだよね……
(飛んで行きたいけど、他にも用事が山積みの中で、映画館の上映時間に合わせてこの時間を捻出するのがなかなか難しい)



ホントなら今夜あたりに感想を上げたかったけど、ちょいと先になりそうだ。

どんどん物騒になる世の中で、映画くらいは豊かに観たいものだが、たとえば配信に加入してもそんなには観ないので、結局解約してしまうのだった。

        *

今日もルナ氏の写真。



ルナ氏「コクトーとナジャは?ネコ




コクトー&ナジャ「はいはーいねこへび黒猫




ナジャ「あたし、6/8に2歳になったのねこへび

Happy Birthday✨

…素敵な週末を…
Bon Voyage★

ジェームズ・スペイダーLOVE!(やっとこさ『ブラックリスト』)

 

ジェームズ・スペイダーについて、なんて今さらではあるのだけれど。

先日も少し書いたのだが、最近WOWOWでスティーヴン・ソダーバーグ『セックスと嘘とビデオテープ』(1989)やデヴィッド・クローネンバーグ『クラッシュ』(1996)を観る機会があり、若かりし日のジェームズ・スペイダーの異様なまでの色気を再確認したのだった。

いや、改めて見ると、マジ凄いわ🌀

どこを見てるのかわからない、対象を通り越してあらぬ方をぼんやり眺めているような、つかみどころのない眼差し。

何者なのか得体の知れない身分でありながら、女性たちを虜にする空気感。それをフェロモンとかオーラとか言う人もいるかもしれないが、そういうわかりやすい表現も彼には相応しくない感じがする。

こんな画像しか探せなくてsorry…


デビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』で、スティーヴン・ソダーバーグは26歳にしてカンヌでパルム・ドール、ジェームズ・スペイダーは男優賞を受賞する。ソダーバーグの嗅覚は鋭かったのだ。

(ちなみに本作で共演したアンディ・マクダウェルの娘が、あのマーガレット・クウィアリーだったりするのだからして)

本作によって、ジェームズ・スペイダーは自らの俳優としての本質に気づいたかもしれない。

『クラッシュ』では、交通事故によって性的な快感を覚えるヤバい領域を演じ(原作は私の敬愛するJ・G・バラードでもって、監督はデヴィッド・クローネンバーグなのだから、ヤバいに決まっている)、賛否両論が巻き起こった。

この時の彼の凄絶な魅力は、わかる人にはわかるのだけれどね。
たとえば『レス・ザン・ゼロ』での、いかにも酷薄な風貌も、彼にしか出せない雰囲気だ。

そうして年月は流れ、やっとこさ『ブラック・リスト』での彼を見るに、かつての美貌が失われたというのではなく、危険な色気はそのまま、ある種の貫禄を身につけたのだと思う。

ボケた写真でsorry…


時を経て、自分にしか演じられない、しかも若い時には演じられないスケールの役柄(犯罪のコンシェルジュ!)を手に入れたのだ。

シーズン10まである『ブラック・リスト』を、今頃やっとこさ1から観ている私って……何とまあスローペースなのだろう。

今は映画館に通うよりも、家の整理やZINE制作に専念したいので、近々観に行くとしたら濱口竜介くらいだろうし、Netflixに入り直して『ブラック・リスト』を家で観まくるかというと、たぶんヘアサロンで観せてもらう程度のような気がする。

「ジェームズ・スペイダーLOVE!」なのは確かだけど、何事においても熱烈な大ファンの行動を取らないのが私の特質だと思う。

そんなわけで、ルナ氏の写真で締めくくろうネコ にひひ 



ルナ氏「コクトーやナジャは?」

私「あいつらはいつも元気すぎるから、またね」




Bon Voyage★

Birthday(5/29)@ナイトピクニック

 

先日バースデーだったのだけど、ちょうどナイトピクニックの第1期の最終日でもあり、自由港書店さんが「不用意書店」として出店されていることもあり、ちょっくら出かけて来たのでしたにひひ

(実は最近ジェームズ・スペイダーの過去出演作を改めて観る機会があって、彼の魅力を再確認した次第なのだが、それについてはまた今度書けたら書くとして)




↓この時はまだ18時くらい。

16時から21時までなので、もっと遅い時間だとトワイライトタイムな感じになると思う。



早速、自由港書店のブースへ。



これは水晶の展示らしいのだけど、店内には力強い魅力に溢れる本(特に食べ物に関する出版物は一目見ただけで欲しくなるものばかりで)やパフォーマンスが繰り広げられていた。


不用意に出かけて良かった良かったにひひ



飲食のブースも日によって異なるお店が軒を並べていて、大人気。


自由港書店の店主におすすめ店を聞いて、腹ごしらえに繰り出してみた。



ここはワインとお肉が美味しいお店とのことで来てみたら、何十分もかかると言われ……


個性的な野菜のスープ仕立て?みたいな。




もうひとつのおすすめ店も長蛇の列。




なので、一見それほど待たずに済みそうな雰囲気の【魚焼】さんの春巻にしてみたら、何と春巻の中に鮎が丸ごと入っていて超美味!




↓真似したくなる美味しさ。



ゆったりとした夕方の時間を過ごせたのでした。

        *

台風のせいで、今朝起きたら(嵐の音で眠れなかった。猫は大興奮ねこへび黒猫あせる)この立派なアーティチョーク氏がばったり倒れていて、修復に大わらわ。



いやはや大変な毎日です。


皆さまもご安全に。


Bon Voyage★


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