宗教とは、思想です!② | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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教団と現職国会議員168人の共依存を徹底追及!『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』 | 小学館 (shogakukan.co.jp)

 

 

宗教とは、思想です!②

 

お金持ちは、「もっと長生きするのだ」と思っているのです。どんなにお金を持っても、やがて死ぬのです。志村けんも、仲本工事も死んでしまったのです。いかりや長介も死んでしまったのです。永遠に生きている人などいません。生きている者は、みんな死ぬのです。

 我々は、生老病死から逃れることはできません。それが自然法です。それを覚悟して、生きればよいのです。生まれた者は自然に老いて、死んでいくのです。何が恐ろしいのでしょうか? それが自然の姿です。

 老けていくことも、病気になることも、死んでいくことも、自然の一環です。そのように考えれば、世の中で恐れるものは何もありません。それは、悟りの一種です。生老病死とは、お釈迦様の教えの根本そのものを説いているのです。

 ところが、生老病死はいくら説いても理解することはできません。何故かというと、若いうちは、「永遠に生きる」と思い込んでいるのです。或は、「悟りを開いて、不老長寿になるのだ」と考えているのです。そんなことはできません。それがわからないのです。

 いくら「長生きして、永遠に生きよう」と思っても、生老病死だから永遠に生きることはできません。生老病死の法則で生きていくことが、お釈迦様の言われた「自灯明」です。「俺は年を取らない」と言ってもダメなのです。「年をとらない」と言っても、年は取るのです。「俺は死にたくない」と言っても死ぬのです。

答えは、生老病死のままで生きていけばよいのです。その教えでは満足できなかった人達が空(くう)を悟り、中(ちゅう)を悟り、様々なことを説いたのです。たどり着いたのが、妙法蓮華経です。

 妙法蓮華経と生老病死は全く同じです。生老病死の生は、「生まれる」ということです。「生まれる」とは、妙法です。我々は、何処から来たのかわかりません。いつの間にか生まれていたのです。

 貴方はなぜ人間なのでしょうか? それすらわかっていません。生じる始めに暗く、死すべき終わりもわかっていません。何だかわからないで、「オギャー」と生まれて、世界が見えてきたのです。

 生ということは、妙法です。何故ならば、生まれた瞬間に死をもっているのです。それが、生死の二法です。この「生死の二法は一心の妙用」です。一心から出てきているのです。妙法で一心です。生だけで一心ではありません。

 生と死から出てくるものは、妙法です。これが同じことなのです。どうして私はそのような生を持っているのでしょうか? それは因果の理法です。なるほど。貴方がそのように咲いているのは蓮華の法によるのです。過去にやってきたことが、因となり果となって現れているのです。

 妙法蓮華経とは、生老病死と全く同じことだとわかります。妙法蓮華経は詳しく説いているのです。「何故お前なのか?」とは言っていません。全ての生命に共通するものが、生老病死です。「その出方は、このような因縁で、このような果を受けて生きている」というのが、妙法蓮華経です。

 そのようなことを教えていけば、抵抗できる人間などいません。そうは言っても、なかなか自分ではわからないから、体得していくのです。因果の理法、蓮華の法、根本は一心です。

 蓮華という華があり、その上に妙法という華が出てきます。蓮華は因果倶時です。「因果倶時とは、どのようなことなのか?」というと、自分でやったことを自分で摘み取ることです。

 そこに妙法が出てくるのです。それが妙法蓮華経という教えです。最後の「経とは何か?」というと、自らの境涯を読んでいるのが経です。犬は、「ワンワン」と鳴くのが経です。猫は、「ニャーニャー」という経を読んでいるのです。ライオンは、「ガオー」という経を読んでいるのです。

 それは、蓮華の法でつくりあげた自分の境涯です。境涯で現れたものは、声を発しているのです。ライオンは、「ガオー」、牛は、「モー」、馬は、「ヒヒーン」と鳴きます。馬は因果の理法が現れて、「ヒヒーン」という経を読んでいるのです。

 これを「声仏事を為す之を名けて経と為すと」(御義口伝)というのです。それがだんだんとわかってくると、世間が十界に見えてくるのです。「あそこに畜生がいる」「あそこに修羅界がいる」と見えてくるのです。「あそこに人間がいる」などとは、見えません。

 人間でも殺し合いをやっている連中は、畜生と同じです。「あそこにも畜生がいる」とわかるのです。畜生は、畜生に成りたくてやっているのです。人殺しがしたいのです。人殺しをすれば因果を背負い、人殺しの因果は永遠に終わりません。

 生まれた者は、自分の経を読むのです。自分の経を読んでいるのが、「声仏事を為す」ということです。あらゆる生命は、自分の声で境涯を表そうとしているのです。自分の本体は何だかわかりません。地獄へ堕ちてしまうとわかるはずがありません。でも、何かを感じるのです。

 ライオンは、「ガオー」と鳴いて、自分の経を読んでいるのです。そのような世界です。世界には十界しかありません。世界がそのように見えてくると、成仏は近いのです。

例えば、ヤクザという獣がいます。何故、ヤクザになったのか? どのような因縁があるのか? 何の縁でヤクザになって、ヤクザという顔を得たのでしょうか? ヤクザはヤクザとして完結しているのです。

 地獄にいるのも、戦争で殺されるのも、全て自分がつくってきた因果です。プログラムの通りにやっているのですから、嬉しいのです。戦争で人を殺した結果は、どうなるのでしょうか? まだ、その先に続きがあるです。

 Y組の親分が自動小銃で顔を撃たれて殺されて死んだ事件がありました。また、抗争の中に生まれてくるのです。「頃はよし」という頃にまた「バンバン」と撃たれて、死んでしまうのです。すると、地獄へ一直線です。すると、「待っていました。また、お帰りですね。フッフッフッ」と言われて叩きのめされて、殺されるのです。

 また生まれて、ヤクザの抗争に巻き込まれて死んで終わると、「待っていましたよ。こっちですよ」と手招きされるのです。「お前は誰だ?」と聞くと地獄の獄卒です。目が覚めても、また殺されるのです。それが何万年も続くのです。

 「解脱する」とは、そのような世界から解脱することです。そうならないために、殺し殺される因果を持たないようにしていくのです。生まれてくる度に畜生界のお仲間に囲まれていたら困るでしょう。宗教とは思想です。思想を知らないと、どんどん深みにはまってしまうのです。

 思想の判断基準は、国によって異なります。我が国では、「日本は悪魔の国である」と教える思想は悪い思想です。統一教会は悪い思想です。これをハッキリとわからなければいけません。

「思想とは何か?」というと、宗教です。日本人は、「悪い宗教」「良い宗教」を見分けられるように、宗教について知らなければいけません。

宗教とは、思想です。出鱈目な思想、淫祠邪教の思想、國體を破壊する思想を持っている宗教は、日本から排斥しなければいけません。以上!

 

※自分の因果が知りたければ、この本をお読みください。

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