ロシアのウクライナ侵攻は、第三次世界大戦の始まりか? ① | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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※「家へおいでよ」 うめ吉 Umekichi 2004

 

    カモナマイハウス、ゼレンスキー大統領!

 

      カモナマイハウス、日本を見習って!

 

         カモナマイハウス、平和は日本から始まる!

 

 

 

 

 

 ロシアのウクライナ侵攻により、世界が油断できない状況になってきました。恐ろしい話をしましょう。アメリカはこのように言っています。「もし、日本が核攻撃をされたならば、アメリカは助けない」と、ハッキリ言っています。

 何故かというと、ICBMという大陸間弾道弾は、一発でニューヨークが吹っ飛んでしまいます。ワシントンも一発で吹っ飛んでしまいます。もの凄い威力です。広島、長崎に落とされた原爆の3~4倍(戦術核兵器)の威力があります。戦略核兵器(ICNM)は、千倍の威力があります。

 それは、戦術兵器です。使える兵器です。使えない兵器を戦略兵器と言います。戦略兵器はアメリカが吹っ飛んでしまいます。もの凄いものです。日本が核攻撃をされた場合は、「日本を助けない」とハッキリと言っているのです。

 ロシアでも、中国でも攻撃すると、戦略核兵器がすっ飛んでくるのです。アメリカが日本を助けようとして敵国に核兵器を打ち込むと、すぐに反撃できるようになっていますから、両方共に終わってしまうのです。

 世界が終わってしまうような危ない武器を使う人はいないでしょう。ところが、狂人が出てくるのです。人間の歴史の中では頭の狂った人が出てくるのです。狂った人間が頭の中で粗末な計算をして、「人命は軽い。100万人、200万人死んでも、どうってことはないのだ。国家の体制のほうが大事だ」と考えるのです。

 プーチンは演説してそのように言ったのです。「100年先のことまで考えて、私は行動する」と言ったのです。「今の人間はどうでもよい」ということです。ロシアは、「100年先のことをやる」と言っているのです。

 昨日、ウクライナのゼレンスキーが国会で演説したのです。なかなか演説は上手です。どのように演説をするのかというと、「アメリカの皆さん、パールハーバーを思いだしてください!」と言うのです。日本の演説では、さすがにパールハーバーの話はしませんでした。

 外国の演説では、このように言ったのです。すると、米軍の軍人の頭の中に「リメンバー、パールハーバー」が思いだされてくるのです。そこで、「こんなことがあってよいのですか!」と思うのです。アメリカ人の中に「パールハーバーをやったジャップは汚い野郎だ」という感情がこみあげてくるのです。

 「日本人が汚い」と言っているのではありません。「パールハーバーを思いだせ!」と言っているのです。「それが今のウクライナなのですよ」とゼレンスキーは言っているのです。

アメリカ人は、「真珠湾攻撃と同じようなことをウクライナではやられているのだな」と思うのです。ゼレンスキーは、演説が上手いのです。俳優だから、人々の感情を高める手法は美味いです。

 「9.11の時にビルが崩壊したときに、悔しかったでしょう。あれと同じことが行われているのです」と言うのです。アメリカ人がやられた記憶にかぶせてくるのです。すると、ストーンとカラッポの頭の中に入ってしまうのです。これは新しい技法です。心理的に人々の記憶とだぶらせる手法をとっているのです。

ゼレンスキーは演説が上手いのです。それは、世界中の人々が褒めています。あれだけウクライナが攻撃されても、たじろいでいません。凄い大統領だと評価が高まっています。普通は恐怖で大統領が先に逃げてしまいます。ゼレンスキーは逃げません。「最後まで、ウクライナの国民を守る」と宣言しています。

「みんなやろう」とウクライナの国民に呼びかけているので、「大統領がやろうと言っているのだから、やってやるぜ!」と団結しているのです。非常に優れたリーダーです。

 ただ、「パールハーバーを思い出せ」などと余計なことを言ったから、日本人には眉唾です。日本での演説ではそれは言いませんでした。日本の演説では、非常に親日的なことを言っていました。

 ロシアのプーチンは、暗殺されるかもしれせん。逃げまくっているのです。山の奥に逃げ込んでいるのです。そこには宮殿が造ってあり、そこを拠点にして、500キロの範囲でトンネルが掘ってあるのです。

 東京から熱海までは、約100キロです。東京から伊勢神宮までがだいたい500キロです。500キロのトンネルを掘っているから、プーチンがどこにいるのかもわかりません。絶対に姿を現しません。姿を現すと暗殺される心配があるので、そこまで神経を尖らせているのです。

 プーチンもロシア国民から熱狂的な支持を集めています。「私はロシアの100年先を心配しているのだ。100年先までも安定したロシアをつくっていかなければいけません。私はそれを深く決意をしています」と言うのです。

 このような演説を見ると、プーチンは正常です。狂人と正常な人間は紙一重です。一歩外すと狂人になってしまうのです。プーチンはウクライナの攻撃をして市民を殺しても、確固たる正義感を持っているのです。「俺はロシアのためにやっているのだから悪くない」と思っているのです。

 それを傍から見ると狂人です。もうウクライナでは、ロシアの攻撃により、何千人も死んでいるのです。ウクライナを滅茶苦茶に破壊しているのですから、それは許されることではありません。狂人は「正義のため」という理屈をつけて人々を殺すのです。だから「自分は悪くない」と思い込むのです。

 戦争とは、多かれ、少なかれ、そのようなものです。ヒトラーにしても「自分は悪くない」と言っていたのです。ヒトラーがしたことは、ヨーロッパ諸国に対する完全な侵略です。そのようにして、独裁者は自分のやっていることを正当化するのです。

 このままでいくと、戦争は拡大して、大変なことになります。第三次世界大戦に発展するのでしょうか? 

まず、日本人が覚えておかなければいけないことは、「アメリカは日本が核攻撃をされた場合は助けない」と言っています。有名なキッシンジャー博士も「日本を守れない」と言ったのです。「その場合、どうすればよいのか?」というと、意見が分かれています。百田尚樹さんは、「核兵器を持つべきだ」と言っています。

 門田隆将さんは、「日本人は核アレルギーがあって、核兵器は持てないから、核シェアリングをする」と言っています。

 核シェアリングとは、アメリカと分散して核を持つのです。難しい議論があるのです。アメリカは「核を日本に使わせる場合は、運搬はアメリカがやる」と言っているのです。ボタンを日本が押しても発射しません。核を発射する自由は日本に与えません。

 アメリカは日本の核武装は絶対に反対です。核攻撃にさらされた場合、核兵器を持つことが唯一日本を守る方法です。ところが、日本の核武装はもう出来ているのです。百田尚樹さんもこれは言っていません。

 日本の核武装は、「One night over(ワンナイトオーバー)」で、出来るのです。核兵器は、組み立てれば出来てしまうのです。プルトニウムをロケットに積めば核兵器が出来てしまうのです。実は、日本は核大国だったのです。それは絶対に言えませんから、自衛隊も絶対に言いません。

 このような危機的な状況を自衛隊の将官は常に考えているのです。日本は核兵器を持っているとは言えません。核兵器に代わる兵器はありません。核兵器に対抗できるのは、核兵器しかありません。(②に続く)

 

 

 

 

 

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