心の師とはなるとも、心を師とせざれ ③ | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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[徒歩行進・陸軍分列行進曲] 観閲式2018 陸上自衛隊

 

    この歌は西南戦争の政府軍の歌です。

 

      政府軍も西郷を恐れたのです。

 

        それは、西郷が捨て身だからです。

 

 仁徳天皇の「民のかまど」を思いだしてください。このような教育をしていかなければ立派な天皇陛下はできません。歴代の天皇はそうされてきたのです。だからこそ、今日があるのです。

 国民から見ると「天皇は皇居に住んでいて、立派な車に乗り、何でも買えていいな」と思っているのです。だから、「皇族に入りこもう」と朝鮮人が考えたのです。天皇とは、そのようなものではありません。何でも自由にできて、好きなものを食べて、金正恩のような天皇ではありません。

 天皇は私を抑えていくのです。贅沢はしません。ムダなお金は一銭も使いません。それはそうです。天皇には自分のお金などありません。お金があっても使う必要はありません。無駄な物は一切買いません。それでこそ、天皇の威厳があるのです。

 西洋の王女さまのようにティアラをつけているのは真似なのです。そんなものはどうでもよいことです。天皇の人格をつくっていくことが一番大事なことです。そして、心とはわがままなものです。そのわがままな心を抑えていかないと、ダメな人間になってしまうのです。

 大学中庸にいわく、「古(こ)の明徳(めいとく)を天下に明らかにせんと欲する者は、先ず其の国を治む。其の国を治めんと欲する者は、先ず其の家を斉(ととの)う。其の家を斉えんと欲する者は、先ず其の身を修む。」です。

 自分の心が乱れていたら家が治まるはずがありません。家が治まらないのに、天下が取れるわけがありません。民間で社長業をやっていて、「奥さんに逃げられた」という人がいます。おかしいでしょう。社長は、何百人も使っていく立場です。それが、奥さんの心一つつかめないのでしょうか?

 そのような人は何処かで挫折をするのです。奥さんを何人もクルクルと変えて、「3人目の奥さん」という人がいます。俳優などは、そのような人が多いのです。家も治められない人は、会社も治められないのです。

 まず、心を整えることを中国人でも教えているのです。孟子は中国人です。そのような古典を材料にして、日本人は教育をして立派な人間をつくってきたのです。

だから、「西郷隆盛は立派な人だ」と言われるのです。絶対に自分のわがままを言いません。西郷さんは偉い人です。勤王の僧月照が「負けました」と言うと、西郷さんは「そうか、では一緒に死のう」と言ったのです。

それで、二人で錦江湾にドボンと飛びこんだのです。凄い人です。普通は、そんなことで「一緒に死のう」などとは言いません。月照が言うから「俺も一緒に死んでやる」ということです。

西南戦争もそうです。みんな、西郷さんの心がわからないのです。「こんな無理をしたら全国の士族は怒るだろう。大久保どん、わからぬのか。これでは、反乱が起きるぞ。もっと、戦争で人が死なないとこの国は治まらないぞ!」というのが、西郷さんの腹です。人が大勢死ねばよいということではありません。

 明治になり、新政府は武士から身分、刀、録を取り上げたのですから、不満が残ります。そんなことをしたら、全国の不満士族が決起するのに決まっています。どうするのでしょうか?

 西南戦争は西郷さんが「俺の命を捨てる」ということです。偉い人です。「不平士族になり替わって俺が死ぬ。そうすれば国家は治まる」と考えて、西郷さんは死んだのです。誰が考えても、西南戦争で明治政府に勝てるわけがありません。

 そんなことは最初からわかっていたのです。西郷さんは「死んでやる」と思っていたのです。「東京に出てきて大久保と戦う」など、夢にも思っていません。「不平士族よ、もっと集まれ、みんな一緒に死のうではないか!」ということです。そうすれば、国家は立派になるのです。

 「不平士族が戦って死ねば、お前達の名誉も守れる」、西郷さんは、そのように考えたのです。

 それも教育から生まれたのです。教育をしなかったら、西郷さんのような立派な人間は生まれません。まして、お母ちゃんの腰にしがみついて「やられた」などというガキはダメなのです。

 大久保利通もそうです。自分が殺されることは知っていたのです。大久保は、一応拳銃は持っていましたが、武器は持っていなかったのです。「こんなことをやれば俺は殺される」とわかっていたのです。武士から身分を取り上げたのですから、全国の100万人の武士が怒ります。

 「テメーのおかげで俺は身分もなくなり、食いぶちもなくなった。大久保を殺してやる!」と、多くの武士から憎まれていたのです。だから、大久保利通は殺されたのです。大久保も「俺はやられるだろう。やられてやるよ」ということを覚悟していたのです。

 そのような人間をつくるのは教育です。天皇という仕事は、ヘッポコ宮さんができる仕事ではありません。単なる武士であっても、それくらいの覚悟はできるのです。天皇から見たら武士など、下の下の下の者です。

 それでも、それだけのことをやれるのです。それは、「人に上に立っている」という自覚があるからです。天皇は1億3千万人の上に立っているのです。その自覚ができていれば、下のものまでピシッとするのです。

 A宮のように天皇の自覚が無い者に天皇になってもらっては困るのです。だから僕が進言しているのです。以上!

 

 

 

※本物の皇族(11宮家)のお顔が見れます。本来の日本に返ろう!

 

■安西孝之さんとA宮は、瓜二つです!

  安西孝之さんは、美智子さんの妹の亭主です。

 

 

※M子ちゃんと、 矗昶(もり のぶてるも、瓜二つ。

 森 矗昶は、安西孝之さんの祖父です。

https://www.yoshiepen.net/entry/2021/03/01/224414

 

 

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