渡部昇一論 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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 僕は渡部昇一先生の書かれた本は大好きです。この大好きな先生には、正体があります。これは知らなかったのです。

 渡部昇一先生の歴史の本や、地政学の本を読みました。けれどもある日、渡部昇一先生は、「上智大学の一年生のときに、洗礼を受けている」と告白されました。ということは、渡部昇一先生は、クリスチャンということです。

 上智大学はイエズス会の学校です。在学中はキリスト教徒となり、信仰を深められたのに違いありません。

 しかし、渡部昇一先生が書かれている著書は、クリスチャンの立場から書かれているものではありません。ということは、「クリスチャンであることを隠しているのかな?」と思いました。これは、僕の『中杉弘のブログ』「人間の探究 1058 奥底の一念」http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55783517.html#comments)で説明したように、人間の奥底には宗教が沈んでいます。渡部昇一先生の場合は、クリスチャンが奥底の一念に沈んでいるのです。

 渡部昇一先生は、自分がクリスチャンであることは、あまり表には出しません。「クリスチャンだ」と言っても、本の内容はクリスチャンが全面的に出ている本はありません。これをどのように考えたらよいのでしょうか? 

 渡部昇一先生は若い頃、苦学をされました。これは本にも書かれています。テキヤの親分について、物を売って稼いでいた時期があります。「いつでも、私はテキヤに戻れる。今でも落ちぶれたら、テキヤの親分のところへ行って使ってもらう」と言っていたのです。

 大学の名誉教授になってもまだそんなことを言っていたのです。この人は、貧乏に怯えていたのです。お金に苦労しているから、「いつあの貧乏が襲ってくるか」と考えると、お金にすごく執着している面があります。ウワサでは、「渡部昇一先生の原稿料は高いですよ」と聞いたことがあります。原稿料をきちんと取っていたのです。

 そのようなことが前提条件にあるのかと思います。渡部昇一先生は、これは表に出さないようにして、「歴史に虹を見る」と言っていたのです。それは、「私が書いているものだけを読んでください。私の生活の問題点は見ないようにしてください。それは私が書いてあることとは関係ありません」という意味です。

 渡部昇一先生は、「歴史に虹を見る」と言っているのです。真実の歴史は虹かヘドロか知りません。遠くから見ると、いかなる歴史でもボンヤリと虹のように大きな流れが見えてくるのです。

 大陸の歴史は易姓革命です。秦ができて、隋ができて、唐ができて、元ができて、清ができてきます。実際はその時に、何千万人という人間が虐殺されてきたのです。そんなことを見ても仕方ありません。蒙古人は侵略した先で虐殺を繰り返していくのです。そんなことばかり見ていたら歴史など見えません。

 遠くから元帝国を見れば虐殺という部分は見えません。「元帝国が興きて来た」というだけです。その背後には約6千万人の虐殺があったのです。

 渡部昇一先生は愛国者ですから、どれを読んでも素晴らしい本です。頼山陽、山鹿素行のことも渡部昇一先生が教えてくれたのです。

 「天皇は素晴らしい。万世一系の天皇である」と言っています。しかし、キリスト教と万世一系の天皇は相いれないのです。自分を誤魔化さない限り、キリスト教が万世一系の天皇を受け入れることはできません。

 キリスト教は、神の国があるのです。この地上が天国だというのではありません。神の国があり、人間は死後裁きにあうのです。神の声を聞いた者は天国に行き、神の声を聞かない者は地獄に行くのです。「私は天国に行きたいから」という理由で、キリスト教の信仰を続けるのです。「日本の国は神である」という思想と、「天国に行く思想」と合致することはありません。根底は合わないのです。

 それをどのようにして整合性をとっていくのかというと、「自分の奥底の一念は見せない」ということです。表面の日本の歴史を見て「日本外史は素晴らしい」と言っているのです。渡部昇一先生は、そのような見方です。

 ところが、晩年はおかしなことになってきます。晩年は、「もし生活に困ったならば、私はテキヤをやる。親分に頼み込んでテキヤをやる。そうすれば生活に困らなくなる。」と言っていたのです。

 渡部昇一先生は「セゲイルボ(世界日報)」に原稿を書きだしたのです。「セゲイルボ」がどのような雑誌なのか知らないわけがありません。あれほど優れた人ですから知っています。世にも悪い邪教の雑誌「セゲイルボ」に渡部昇一先生の名前で原稿を何回も書いたのは、生活のためだったのです。

 「生活は汚い仕事でも、何でもやるぞ!」と決めていたのです。それは、下の部分です。「統一教会だろうと、お金をくれればどこに原稿を書こうと、いいじゃないか。私は統一教会のことなど書いていない。統一教会であろうと、何であろうと私の書いたものを読んでくれれば役に立つのだ。それでお金をもらうのだからいいのだ」という意識構造だったと思います。だから統一教会にも原稿を書いて、平気で統一教会にも顔出しをしたのではないかと思います。

 統一教会を認めていたというわけではありません。渡部昇一先生は、イエズス会の信仰がしっかりと入っているから、統一教会を認めていたわけではありません。統一教会を見ると馬鹿馬鹿しい教えです。渡部昇一先生の本は日本的なよいことが書いてあります。それを統一教会は利用しているのです。

 統一教会は最近では「日本は素晴らしい国だ。この素晴らしい国の日本がなぜ朝鮮を理解しないのだ。西方礼拝をしないのだ」と言っているのです。

 母の国である素晴らしい国日本が、世界にお金を配って、文鮮明の言う通り実現しているのが安倍晋三です。「世界を豊かにして朝鮮人とモンゴル人を崇めるならば、日本は完成する」というのです。

 何故、モンゴル人が崇拝の対象になっているのかというと、「騎馬民族征服説」が入ってくるのです。「日本は騎馬民族が来て、統一してつくった王朝が天皇だ」と言いたいのです。このようなことです。「日本の王朝を造った源は朝鮮とモンゴルだろう。それを崇めろ」ということです。

 「日本は天皇によって征服されている。天皇もキリストである文鮮明には頭が上がらないのだ。結論的に言うと文鮮明を世界の大王として崇めるならば、天皇には小さな島国の地位が与えられるであろう」このような考え方です。

 これは、粉砕しなければいけない思想です。日本人はこんなものを絶対に許してはいけません。今では「騎馬民族征服説」など、全てウソであるということがわかり、学問的に否定されているのです。

 そしてDNAの研究からも否定されてしまいました。日本はモンゴル人や朝鮮人が入ってきて造った国ではありません。それを弥生時代と言っていたのです。「縄文人を殺して、外部から征服王朝がやってきて、それが天皇家につながる」と考えられていたのです。それは全くのウソだったのです。

 そのような断絶は、遺伝子的に見てもないのだということが遺伝子の研究により証明されているのです。騎馬民族の征服はなかったのです。これが渡部昇一先生の正体でした。

 

 

■文鮮明の日本乗っ取り計画

 『日本のあきれて情けない反対するチョッパリども(※豚の足=日本人の蔑称)!。しっかり考えなさい。君逹より千倍、万倍、恨を持って、待っていた人々です。』
(「文鮮明み言葉選集」364巻より)



『だから韓国人たちは「日本人たち」と呼びません。日本人を「倭奴(왜놈)」と言いながら「奴」の文字を付けます。』
(「文鮮明み言葉選集」336巻より)

 

『気持ち悪いでしょう。日本人。倭奴たち! 倭奴と言います。日本人たちのことを。韓国人は(日本人が)倭奴だから「主人奴」だよ。いつも(韓国人は)そんな思想を持っています。韓国人は(日本人には)やられない(負けない)ということです。』
(「文鮮明み言葉選集」419巻より)

 

日本という国は母の国であるため、嫁に行かなければならないので、持っているお金や土地をすべて世界の息子娘のために投入しなければなりません。血と骨と肉を全部息子に投入しなければならないというのです。日本銀行にお金を預金したあとは、これから不渡りになるようになれば紙切れになります。今、(日本人の総貯金額は)1200兆ほど預金されているといいますが、たった一日で、夕方には紙くずになるのです。不渡りになれば(※日本が破綻すれば)。
文総裁の言うことを聞けばアフリカにも住むことができるし, 南北アメリカを買っても余るくらいのお金です。それで(日本は)母として堕落したために神様の所有を全部破綻させたことを捜して捧げなければならない責任があるというのを知らなければならないのです。』
(「文鮮明み言葉選集」334巻より)

https://ameblo.jp/chanu1/entry-11956364107.html

 

昔は韓国が(日本の天皇に向かって)東方遥拝をした。しかし、今はあなた達は、父母様のいらっしゃる韓国に対して西方遥拝をしなければならない。日本人に対して気持ち悪いことを言うけれど、蕩減復帰の立場から、一八〇度反対の道を行かなければならない。』
(完成と解放 1992411日)


日本人たちは東方遥拝ではなく、西方遥拝をするようになります。そうしないと日本がペチャンコになって、太平洋の底に沈むことになります。』
(「文鮮明先生御言選集」355巻より)

 

『沖縄と北海道、頭と尾が韓国から分かれて行ったのです。日本の国の起源はどこですか? 日本の国の先祖は誰ですか?(「韓国です」)韓国、モンゴル族(蒙古族)です。モンゴル族と韓国をこれからは絶対崇拝しなければいけません。崇拝する道ができます。皆さんがここに来て先生(※文教祖)の言葉に絶対服従しなければなりませんか、しなくてもいいですか? 小山田! のり子! 周藤!(「はい」)』
(「文鮮明御言選集」475巻より)

https://ameblo.jp/chanu1/entry-12099814055.html

 

 

 

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