◎ メンバー発表（後編）～ディフェンダー 鬼の居ぬ間に 成り上がれ～
（『前編（なかしまジャパン編）』のつづき）
2026W杯に向けたアジア最終予選がいよいよ始まります。
9/5の中国戦を皮切りに9/10にはバーレーン戦。
これらに臨む日本代表メンバー27名が発表されました。
この中から試合ごとに23名がベンチ入りするという流れです。
【GK】大迫敬介・谷晃生・鈴木彩艶
【CB】谷口彰悟・板倉滉・町田浩樹・高井幸大
【SB】菅原由勢・中山雄太・長友佑都・望月ヘンリー海輝
【DH】遠藤航・守田英正・旗手怜央・田中碧
【OH】久保建英・南野拓実・鎌田大地
【Wg】伊東純也・堂安律・前田大然・中村敬斗・三笘薫
【CF】上田綺世・小川航基・浅野拓磨・細谷真大
おぉ！
望月ヘンリーが入ってる！！
前編で右サイドバック（以下、SB）の現状についてつらつらと書きましたが、そこで彼の名前もチョロっと出したとこだった。
ワタシは常本を選びましたが、森保さんは望月ヘンリーを選んだか。面白い。
森保さんも彼に可能性を見出してたか。。。
彼はパリ五輪世代にもかかわらず一度も五輪代表に引っかかったことすらない一般的には無名の選手だとは思いますが、彼を知ってる人なら気になってはいたんじゃなかろうか。
プロ1年目ながらJ1首位のチームで存在を見せつけ、何よりポテンシャルがエグい。
まだまだ荒削りながらも一目惚れする人は多くいるだろうと思います。
ワタシも森保さんも、その中の一人…と。
ただですね。
前編でも書きましたが、このタイミングで彼をA代表に呼んでしまうのは時期尚早のような気がしてますよ。
言うても彼が光っているのはここ数か月の話ですからね。
1シーズンめっちゃ活躍したのに結局すぐ消えた…なんて選手は過去に山ほどいますから。
ワタシも彼に惹かれている一人ではありますが、もうちょっと具合を見守った上で判断をした方がメリットとリスクのバランスはより保たれるだろうなと思います。
急いては事を仕損じる…かも知れない。
今回はどうやら選考基準に移籍直後の縛りというのは設けなかったようなので、菅原・毎熊も呼べる状況で右SBが不足するということにはならない。
そんな状況下で、しかも“新人”を使うチャンスが限定されてもいる最終予選で彼を今あえて呼ぶ必要性はあるのか？とちょっと思いますね。
メリットとリスクのバランス、推定確率の対比。
ここらへんの考え方は非常に重要だと思います。
・・・ってか毎熊選ばれてないんかーい！！
最近あんまり呼ばれてないし、意外と森保さんの評価は低いのかな？
アジアカップで彼をレギュラーに据えてベスト8に終わったことも関係してるのかも知れん。
彼自身のパフォーマンスは悪くなかったと思うが、森保さんは一番近くでネガティブな何かを感じとったのかな？
ちょっとそのへん興味深い・・・が、そこをつつくジャーナリストが一人もいないという現状が悲しすぎるな。
誰か質問せぇよ。
というわけで、今回移籍直後の縛りが無かったことで 毎熊の他にもザイオン・谷口・中山・菅原・鎌田・浅野らも順当に選ばれました。
前回ゴリゴリに結果を出した相馬は選外か。
純也・三笘が復帰したことでやむを得ない部分もあるが、もったいない気もするな。
まぁでもやっぱり勿論しょうがない。弱肉強食。
渡辺剛はなんで呼ばないんだろうなぁ？
冨安・伊藤洋輝が負傷中で板倉もケガがちっていうDF事情の中で、渡辺ほど安定して良いパフォーマンスを発揮してくれる選手はいないと思うんだがなぁ。
渡辺・町田のコンビが実は、諸々考えて最強のセンターバックだという噂。。。
それからパリ五輪世代では、巷で待望されてた小久保レオブラ・藤田ジョエルチマが選外となりましたね。
残念な部分もあるけど理解も出来る。
今のA代表はどこのポジションも層が厚すぎて若手が入り込む隙がほとんどないよねー。
彼らを呼ぶのなら、じゃぁ誰を外すのか…って考えると、なかなか難しい。
彼らはクラブチームでもうちょっと結果を出してから、ということでしょうね。
そういった意味では前述のように今回はDFが手薄なので、若手にとってはチャンス。
高井の選出はある意味 順当とも言えるかも知れません。
加えてこうやって彼の元にしっかりチャンスが巡ってくるというのは、運を持ってるなとも思う。
最終予選だからなかなか難しい部分もあるかも知れんが、良きタイミングで積極的に起用してみて欲しいですね。
一方、鈴木唯人は漏れたかー。
前回結果を出せなかったことが響いたか。
まぁ2列目の層も厚いしなー、しょうがない。
で、なんで細谷が選ばれてるの！？って話よ！！
パリ五輪の貢献度っていうところでいうとまぁまずまずだったとは思うけども、今季のJ1そしてアジアカップでの出来はどうかねぇ？？
望月ヘンリーみたいにポテンシャルお化けっていうわけでもないし。。。
ゆくゆくA代表の絶対的ストライカーになるようなイメージも湧かない。。。
FWの人員も充実してるしねぇ。
いま必要かしらね？？
ところで。
長谷部コーチの就任はサプライズでしたねー。
これは素晴らしい展開。
どうやら森保さんの提案が発端でこうなったようですが、良い仕事をしたなと思います。
長谷部がコーチとして機能するかどうかはわからないけれど、トライとしてはこれ以上ない。
現役引退から間もないこのタイミングで招聘できたのは大金星で、先々を見据えると日本代表にとって大きな転機となり得る可能性を秘めている。
半年前にアジアカップの総括として書き記した“森保政権の利”が正に出ましたね。
監督自身に足りない部分があっても人脈や政治を利用してどんどん補強していけばいい。
一般的には[監督の力量=首脳陣のMAX値]であって、監督がダメだともうどうしようもないわけだけど、森保監督政権にはこういった強みがある。
監督にプライドがない分、いくらでもパワーアップが出来る。
オレは実力が足りない。だから装備で補おう。剣を買って、鎧を買って、楯を買って。パーティーを充実させて、さぁボスを倒しに行こう。
この発想が出来て、そして素直に体現できる人はなかなか強いですよ。
普通はプライドが邪魔して出来ないから。
長谷部の招聘に成功したことで、他の現職コーチへの障壁もなくなりましたね。
次は俊輔をセットプレーコーチとして引っ張ってきて欲しい。
純也復帰おめ。
2026W杯に向けたアジア最終予選がいよいよ始まります。
9/5の中国戦を皮切りに9/10にはバーレーン戦。
これらに臨む日本代表メンバー27名が発表されました。
この中から試合ごとに23名がベンチ入りするという流れです。
【GK】大迫敬介・谷晃生・鈴木彩艶
【CB】谷口彰悟・板倉滉・町田浩樹・高井幸大
【SB】菅原由勢・中山雄太・長友佑都・望月ヘンリー海輝
【DH】遠藤航・守田英正・旗手怜央・田中碧
【OH】久保建英・南野拓実・鎌田大地
【Wg】伊東純也・堂安律・前田大然・中村敬斗・三笘薫
【CF】上田綺世・小川航基・浅野拓磨・細谷真大
おぉ！
望月ヘンリーが入ってる！！
前編で右サイドバック（以下、SB）の現状についてつらつらと書きましたが、そこで彼の名前もチョロっと出したとこだった。
ワタシは常本を選びましたが、森保さんは望月ヘンリーを選んだか。面白い。
森保さんも彼に可能性を見出してたか。。。
彼はパリ五輪世代にもかかわらず一度も五輪代表に引っかかったことすらない一般的には無名の選手だとは思いますが、彼を知ってる人なら気になってはいたんじゃなかろうか。
プロ1年目ながらJ1首位のチームで存在を見せつけ、何よりポテンシャルがエグい。
まだまだ荒削りながらも一目惚れする人は多くいるだろうと思います。
ワタシも森保さんも、その中の一人…と。
ただですね。
前編でも書きましたが、このタイミングで彼をA代表に呼んでしまうのは時期尚早のような気がしてますよ。
言うても彼が光っているのはここ数か月の話ですからね。
1シーズンめっちゃ活躍したのに結局すぐ消えた…なんて選手は過去に山ほどいますから。
ワタシも彼に惹かれている一人ではありますが、もうちょっと具合を見守った上で判断をした方がメリットとリスクのバランスはより保たれるだろうなと思います。
急いては事を仕損じる…かも知れない。
今回はどうやら選考基準に移籍直後の縛りというのは設けなかったようなので、菅原・毎熊も呼べる状況で右SBが不足するということにはならない。
そんな状況下で、しかも“新人”を使うチャンスが限定されてもいる最終予選で彼を今あえて呼ぶ必要性はあるのか？とちょっと思いますね。
メリットとリスクのバランス、推定確率の対比。
ここらへんの考え方は非常に重要だと思います。
・・・ってか毎熊選ばれてないんかーい！！
最近あんまり呼ばれてないし、意外と森保さんの評価は低いのかな？
アジアカップで彼をレギュラーに据えてベスト8に終わったことも関係してるのかも知れん。
彼自身のパフォーマンスは悪くなかったと思うが、森保さんは一番近くでネガティブな何かを感じとったのかな？
ちょっとそのへん興味深い・・・が、そこをつつくジャーナリストが一人もいないという現状が悲しすぎるな。
誰か質問せぇよ。
というわけで、今回移籍直後の縛りが無かったことで 毎熊の他にもザイオン・谷口・中山・菅原・鎌田・浅野らも順当に選ばれました。
前回ゴリゴリに結果を出した相馬は選外か。
純也・三笘が復帰したことでやむを得ない部分もあるが、もったいない気もするな。
まぁでもやっぱり勿論しょうがない。弱肉強食。
渡辺剛はなんで呼ばないんだろうなぁ？
冨安・伊藤洋輝が負傷中で板倉もケガがちっていうDF事情の中で、渡辺ほど安定して良いパフォーマンスを発揮してくれる選手はいないと思うんだがなぁ。
渡辺・町田のコンビが実は、諸々考えて最強のセンターバックだという噂。。。
それからパリ五輪世代では、巷で待望されてた小久保レオブラ・藤田ジョエルチマが選外となりましたね。
残念な部分もあるけど理解も出来る。
今のA代表はどこのポジションも層が厚すぎて若手が入り込む隙がほとんどないよねー。
彼らを呼ぶのなら、じゃぁ誰を外すのか…って考えると、なかなか難しい。
彼らはクラブチームでもうちょっと結果を出してから、ということでしょうね。
そういった意味では前述のように今回はDFが手薄なので、若手にとってはチャンス。
高井の選出はある意味 順当とも言えるかも知れません。
加えてこうやって彼の元にしっかりチャンスが巡ってくるというのは、運を持ってるなとも思う。
最終予選だからなかなか難しい部分もあるかも知れんが、良きタイミングで積極的に起用してみて欲しいですね。
一方、鈴木唯人は漏れたかー。
前回結果を出せなかったことが響いたか。
まぁ2列目の層も厚いしなー、しょうがない。
で、なんで細谷が選ばれてるの！？って話よ！！
パリ五輪の貢献度っていうところでいうとまぁまずまずだったとは思うけども、今季のJ1そしてアジアカップでの出来はどうかねぇ？？
望月ヘンリーみたいにポテンシャルお化けっていうわけでもないし。。。
ゆくゆくA代表の絶対的ストライカーになるようなイメージも湧かない。。。
FWの人員も充実してるしねぇ。
いま必要かしらね？？
ところで。
長谷部コーチの就任はサプライズでしたねー。
これは素晴らしい展開。
どうやら森保さんの提案が発端でこうなったようですが、良い仕事をしたなと思います。
長谷部がコーチとして機能するかどうかはわからないけれど、トライとしてはこれ以上ない。
現役引退から間もないこのタイミングで招聘できたのは大金星で、先々を見据えると日本代表にとって大きな転機となり得る可能性を秘めている。
半年前にアジアカップの総括として書き記した“森保政権の利”が正に出ましたね。
監督自身に足りない部分があっても人脈や政治を利用してどんどん補強していけばいい。
一般的には[監督の力量=首脳陣のMAX値]であって、監督がダメだともうどうしようもないわけだけど、森保監督政権にはこういった強みがある。
監督にプライドがない分、いくらでもパワーアップが出来る。
オレは実力が足りない。だから装備で補おう。剣を買って、鎧を買って、楯を買って。パーティーを充実させて、さぁボスを倒しに行こう。
この発想が出来て、そして素直に体現できる人はなかなか強いですよ。
普通はプライドが邪魔して出来ないから。
長谷部の招聘に成功したことで、他の現職コーチへの障壁もなくなりましたね。
次は俊輔をセットプレーコーチとして引っ張ってきて欲しい。
純也復帰おめ。
（敬称略m(_ _)m）