◎ メンバー発表（前編）～ディフェンダー 鬼の居ぬ間に 成り上がれ～
今日未明、9月のW杯アジア予選に向けた日本代表のメンバーが発表されるっぽいです。今回は、例の騒動が一つの決着を見たことで伊東純也が復帰するのでは？と注目されております。
それからパリ五輪を戦い抜いた選手たちが、A代表にどれくらい引き上げられるのか？というのも見所の一つ。
現状 冨安・伊藤洋輝・川村・松木あたりは負傷中なので、普通に考えると今回は招集を見送られるでしょう。
加えて「直近で移籍をはたした選手には配慮をして招集しない」という“森保ルール”に則ると、ザイオン・小久保・谷口・中山・菅原・毎熊・伊藤敦樹・鎌田・相馬・浅野あたりの有力選手も外れる可能性があります。
まぁ最終予選という状況でもあるんで、この辺りは呼んでくるかもしれませんが。
そして佐野海舟は言わずもがな。
これらを総合して考えてみると、DF・ボランチがごっそり居なくなるんですよねー。
その辺をどうやりくりしてくるのか、森保さんの判断は一つ見もの。
長友はもちろん、宏樹・麻也さえも呼ぶかもしれん。
若手では高井・ジョエルチマあたりは呼ばれそうな気がしてますが、さぁ如何に？
一方のなかしまジャパンですが、今回はこうなりました。
↓↓↓
【GK】大迫敬介・谷晃生・西川周作
【CB】板倉滉・渡辺剛・藤井陽也・菊池流帆・高井幸大
【SB】常本佳吾・長友佑都・町田浩樹
【CH】遠藤航・守田英正
【SH】堂安律・久保建英・
【Wg】伊東純也・前田大然・中村敬斗・三笘薫
【CF】上田綺世・小川航基・鈴木優磨
上記の条件をそのまま当てはめて選んでみました。
やっぱサイドバックが心もとないなー。
逆にウインガー（ウイングバック）の候補は純也・三笘が復帰したことで選択肢が増えた。
…ということも踏まえ、3バックシステムも視野に入れた人選となっております。
GKは大迫と谷でもう充分だろうということで、第3GKには西川コーチを入れてみました。
川島コーチや権田コーチという線も考えましたが、今回の最終予選が浦和からスタートするということで地元民をチョイス。
また、長友コーチも選んでみましたよ。
なかしまジャパンでは毎回、どういう展開になったらどういう選手が必要か？というシミュレーションを大いにした上でメンバーを決めているのですが、今回は24人いれば全て事が足りるなと。
じゃ残りの2枠はどうしようか…と。
思案した末、西川・長友をチョイス。
試合で起用するイメージには至らないけれど、居てくれると何かと重宝する人材。
西川には 代表経験の浅いGK陣に自身の経験を伝えてあげて欲しいし、長友はフィジカルコーチ&メンタルコーチとしても可能性を感じる。
とはいえまだまだ彼らはJリーグでバリバリにやってますから、出場したらしたで充分なパフォーマンスも見せてくれるでしょう。
何かと心強い。
最近 森保さんも頻繁に長友を呼んだりしてるけど、こういう発想なんだろうなと思う。
本気でメンバー選考をしてみると、やっぱり長友に行きつく。
皆さんも興味があったら是非やってみてください。
「この選手が好きだからー」とかじゃなくて「自分が本当に日本代表監督だったら」という縛りの中でメンバーを考えるっていう遊びを。
ロマンを追い過ぎるとジーコやザックみたいになるから気をつけて。
今回のメンバー選考で特筆すべき選手としては、常本の選出でしょうか。
なかしまジャパンでは2年ぶりの選出となりますが、ずーっと追いかけていた選手であります。
ずーっと気になってはいたけれど、右サイドバックの層が厚くて。。。
この2年間を遡ると、酒井宏樹・山根・長友・菅原・毎熊・関根・濃野…そしてここに来て望月ヘンリー。。。
数年前は、半田の独壇場で織り成す未来を描いていたけど、なんだこれ？スーパー群雄割拠じゃないか！
常本を選び出すチャンスが正直ずっとなかったのですよ。
しかし今回は、ライバルと成りうる選手たちが軒並み微妙という状況に。
宏樹=老い
山根=老い
長友=老い
菅原=移籍
毎熊=移籍
関根=ケガ
濃野=時期尚早
望月=時期尚早
半田=ケガ
・・・ということで常本に白羽の矢を立てた次第であります。
ぶっちゃけ彼はプレミアでもやれると思います。
三笘を一人で止められるSBですから。
エムバペをも抑えることが出来る可能性を感じる日本人SBは、現状彼しかいない。
知らない人も多くいるでしょうが、エグいですよ？彼の守備は。
W杯でベスト8以上を目論むのならば、彼みたいなSBが最も必要なのかも知れないとも思うほど。
あとのメンバーは、なかしまジャパンとしては順当ですかね。
ジャーメイン・濃野・山田新・知念ら今季ブレイク組も興味深いですが、もうちょいデータが欲しいところ。
（『後編（森保ジャパン編）』につづく）
（敬称略m(_ _)m）