◎ メンバー発表(前編)~E-1と パリのツアーが 丸カブり~
今日未明にE-1選手権に臨む日本代表メンバーが発表されるということで、先んじてなかしまジャパンのメンバーを発表してみましょう。
選考に関して「森保さんのマネしたな!」とか言われたくはないのでね。お先に。
今回は“国内組のみ”という縛りがあるということで、それに則って選出。
また日程がパリサンジェルマンの日本ツアーと丸カブりするという事情もありまして、対戦する川崎・浦和・G大阪からも選ばないというのがいろんな意味で良いのかなと思うんです。
森保さんはそんなことお構いなしにガンガン選んでくるでしょうけど、選手の気持ちや日本サッカー界全体のことを考えるとE-1ごときで強行招集するのはどうかなと。
そういうわけで、選んだメンバーがコチラ。
森保ジャパンは26名 呼ぶらしいですが、なかしまジャパンは23名。
E-1ごときで26人もいらんでしょ。
試合も3つしかしないのに。
さて今回は新顔が多いので、各ポジションごとに解説なんかしてみましょうか。
【キーパー】
なかしまジャパンとしては、権田・シュミットはW杯メンバー当確。
残りの1枠をどうしようかという段階でありまして。
どうせ起用チャンスのない3rdGK。
経験値やまとめ役などを考えて川島みたいな選手を入れるのも考え方としては勿論アリではあるのだけど、当確の二人が30オーバーだったりもするので 貴重な3枠を全員ベテランで固めるのはいかがなものかと。
なので3人目は、日本代表の未来を背負える人材を選びたいなと思うわけです。
その選考基準で挙がってきたのが、大迫・谷・ザイオン。
ちょうど3試合あるので一人1試合、それぞれ見てみるというのが このE-1選手権の適切な使い方なのかなと思うのです。
【右サイドバック】
なかしまジャパンでは酒井宏樹がW杯メンバー当確で、2番手を橋岡と菅原が争う構図となっております。
その他の選手はおそらくノーチャンス。
なのでここではカタールW杯以降に目を向けたメンバー選考をしてみました。
トータルバランスに優れた岩田と、粘り強いディフェンスが持ち味の常本。
有望な二人。
【センターバック】
菊池はなかしまジャパン主力メンバー。ただ今季は厳しいシーズンを送ってますね。
荒木は当落線上という状況。
奈良・関川はE-1限定というカンジではありますが、奈良は元々なかしまジャパンの常連で、関川は今回の初戦が鹿島開催ということで選んでみた次第。
【左サイドバック】
このポジションはなかしまジャパンでも混沌としてまして、冨安か三竿か伊藤洋輝か・・・というカンジでありまして。
カタールW杯に向けて、欲しいのはオプションとなり得る選手。
残り10分、リスクをかけて1点を獲りにいかなければいけない状況で変化を生み出せる選手。
残り10分、1点を守り切りたい状況でアツく激しく左サイドに鍵をかけられる選手。
前者は福森に、後者は長友に期待を込めて。
長友はアジアカップ以来、3年半ぶりの復帰となりました。
【センターハーフ】
なかしまジャパンにはワタルと守田がいるのでここも人は足りてる。
三竿はこの場所でも出来るしディフェンダーとしても計算が立つので、彼もまたW杯メンバーに入れたい選手。
…という状況で即戦力はいらないので、今回は将来を見据えて新進気鋭の藤田ジョエルチマを。
【サイドハーフ】
ここもなかしまジャパンは、森岡・原口・南野・鎌田と手一杯。
彼らがコンディションを崩したりした場合 誰が繰り上げで入ってくるかなーというところ。
今回選んだ4人は横一線で、その候補になり得る選手たち。
粘り強い守備と得点感覚に秀でた橋本。
守備力・走力・シュート力を兼ね備えた稲垣。
身体能力を活かした守備と、パワフルなシュートやフリーキックが魅力の塩谷。
守備力・走力・パスセンス・フリーキックなどなど、特徴がモドリッチと丸カブりな樋口。
もーみんなイイ!
【ウイング】
なかしまジャパンのウイング事情は、伊東純也・三笘・堂安・大然らが当確で そこに奥川・中島あたりが滑り込んでくるか否かというアンバイ。
他に何かスペシャルな武器を持った選手がいるならば、秘密兵器的な役割で26人の枠にギリギリ入ってくる可能性も無くはない。
クロスの水沼・スピードの相馬・嗅覚の西村・ドリブルの新井、と面白そうな選手はいますねー。
ここは当初 本間をリストアップしてたのだけど、どうやらベルギー移籍が決まったようで。やむなく選外といたしました。
【センターFW】
優磨はなかしまジャパンの主力なのでE-1ごときで彼の力を借りるのは少々忍びないのですが人材不足なので仕方がない。
海外組は呼べない。川崎・浦和・G大阪からも呼ばない。・・・となると、なかなかいないのよねー。
上田綺世もベルギー移籍が決まったみたいですし。
かき集めて、かろうじて二人。
もう一人の小川航基はひょっとしたらカタール便に間に合う選手だと、ワタクシ密かに思っています。
100人中99人は「いやいや無理無理」って言うと思いますが、サッカー選手というのは能力とは別の次元で、クラブ・代表問わず“合う・合わない”が絶対的にあって。
例えばスペインで日々研鑽を積んでいたとしてもA代表で初ゴールを奪うまでに17試合もかかってしまうようなアタッカーは、おそらく日本代表チームには合わない。
一方 小川航基は、相手が弱かったとはいえA代表1試合のみの出場でハットトリックを記録している。
山中(2試合1得点)や武藤雄樹(2試合2得点)もしかりですが、こういった選手に次のチャンスを与えない監督というのは「やるべきことよりも やりたいことを優先している」のだと思えてしまう。
これはどんな仕事でも通づることですが、やるべきことをないがしろにしてやりたいことを優先し始めたら終わり。
身の周りにも沢山いますね。“やりたい”に捉われてあくせく動き「自分は仕事をやっている」と胸を張っている勘違い人間が。
レベルが低いぜ。
仕事とは何ぞや?ということが全く分かっていない。
趣味を楽しみたいなら金が発生しないところで一人で勝手にやっとけや…なーんて思うわけです。
さぁて森保監督はどんなメンバーを選んでくるでしょうかねー。
優磨は意地でも呼ばないに3000点(笑)
(『後編(森保ジャパン編)』につづく)
選考に関して「森保さんのマネしたな!」とか言われたくはないのでね。お先に。
今回は“国内組のみ”という縛りがあるということで、それに則って選出。
また日程がパリサンジェルマンの日本ツアーと丸カブりするという事情もありまして、対戦する川崎・浦和・G大阪からも選ばないというのがいろんな意味で良いのかなと思うんです。
森保さんはそんなことお構いなしにガンガン選んでくるでしょうけど、選手の気持ちや日本サッカー界全体のことを考えるとE-1ごときで強行招集するのはどうかなと。
そういうわけで、選んだメンバーがコチラ。
【キーパー】 大迫敬介・谷晃生・鈴木彩艶
【右サイドバック】 岩田智輝・常本佳吾
【センターバック】 菊池流帆・荒木隼人・奈良竜樹・関川郁万
【左サイドバック】 長友佑都・福森晃斗
【センターハーフ】 三竿健斗・藤田譲瑠チマ
【サイドハーフ】 樋口雄太・稲垣祥・橋本拳人・塩谷司
【ウイング】 水沼宏太・相馬勇紀・西村拓真・新井瑞希
【センターFW】 鈴木優磨・小川航基
森保ジャパンは26名 呼ぶらしいですが、なかしまジャパンは23名。
E-1ごときで26人もいらんでしょ。
試合も3つしかしないのに。
さて今回は新顔が多いので、各ポジションごとに解説なんかしてみましょうか。
【キーパー】
なかしまジャパンとしては、権田・シュミットはW杯メンバー当確。
残りの1枠をどうしようかという段階でありまして。
どうせ起用チャンスのない3rdGK。
経験値やまとめ役などを考えて川島みたいな選手を入れるのも考え方としては勿論アリではあるのだけど、当確の二人が30オーバーだったりもするので 貴重な3枠を全員ベテランで固めるのはいかがなものかと。
なので3人目は、日本代表の未来を背負える人材を選びたいなと思うわけです。
その選考基準で挙がってきたのが、大迫・谷・ザイオン。
ちょうど3試合あるので一人1試合、それぞれ見てみるというのが このE-1選手権の適切な使い方なのかなと思うのです。
【右サイドバック】
なかしまジャパンでは酒井宏樹がW杯メンバー当確で、2番手を橋岡と菅原が争う構図となっております。
その他の選手はおそらくノーチャンス。
なのでここではカタールW杯以降に目を向けたメンバー選考をしてみました。
トータルバランスに優れた岩田と、粘り強いディフェンスが持ち味の常本。
有望な二人。
【センターバック】
菊池はなかしまジャパン主力メンバー。ただ今季は厳しいシーズンを送ってますね。
荒木は当落線上という状況。
奈良・関川はE-1限定というカンジではありますが、奈良は元々なかしまジャパンの常連で、関川は今回の初戦が鹿島開催ということで選んでみた次第。
【左サイドバック】
このポジションはなかしまジャパンでも混沌としてまして、冨安か三竿か伊藤洋輝か・・・というカンジでありまして。
カタールW杯に向けて、欲しいのはオプションとなり得る選手。
残り10分、リスクをかけて1点を獲りにいかなければいけない状況で変化を生み出せる選手。
残り10分、1点を守り切りたい状況でアツく激しく左サイドに鍵をかけられる選手。
前者は福森に、後者は長友に期待を込めて。
長友はアジアカップ以来、3年半ぶりの復帰となりました。
【センターハーフ】
なかしまジャパンにはワタルと守田がいるのでここも人は足りてる。
三竿はこの場所でも出来るしディフェンダーとしても計算が立つので、彼もまたW杯メンバーに入れたい選手。
…という状況で即戦力はいらないので、今回は将来を見据えて新進気鋭の藤田ジョエルチマを。
【サイドハーフ】
ここもなかしまジャパンは、森岡・原口・南野・鎌田と手一杯。
彼らがコンディションを崩したりした場合 誰が繰り上げで入ってくるかなーというところ。
今回選んだ4人は横一線で、その候補になり得る選手たち。
粘り強い守備と得点感覚に秀でた橋本。
守備力・走力・シュート力を兼ね備えた稲垣。
身体能力を活かした守備と、パワフルなシュートやフリーキックが魅力の塩谷。
守備力・走力・パスセンス・フリーキックなどなど、特徴がモドリッチと丸カブりな樋口。
もーみんなイイ!
【ウイング】
なかしまジャパンのウイング事情は、伊東純也・三笘・堂安・大然らが当確で そこに奥川・中島あたりが滑り込んでくるか否かというアンバイ。
他に何かスペシャルな武器を持った選手がいるならば、秘密兵器的な役割で26人の枠にギリギリ入ってくる可能性も無くはない。
クロスの水沼・スピードの相馬・嗅覚の西村・ドリブルの新井、と面白そうな選手はいますねー。
ここは当初 本間をリストアップしてたのだけど、どうやらベルギー移籍が決まったようで。やむなく選外といたしました。
【センターFW】
優磨はなかしまジャパンの主力なのでE-1ごときで彼の力を借りるのは少々忍びないのですが人材不足なので仕方がない。
海外組は呼べない。川崎・浦和・G大阪からも呼ばない。・・・となると、なかなかいないのよねー。
上田綺世もベルギー移籍が決まったみたいですし。
かき集めて、かろうじて二人。
もう一人の小川航基はひょっとしたらカタール便に間に合う選手だと、ワタクシ密かに思っています。
100人中99人は「いやいや無理無理」って言うと思いますが、サッカー選手というのは能力とは別の次元で、クラブ・代表問わず“合う・合わない”が絶対的にあって。
例えばスペインで日々研鑽を積んでいたとしてもA代表で初ゴールを奪うまでに17試合もかかってしまうようなアタッカーは、おそらく日本代表チームには合わない。
一方 小川航基は、相手が弱かったとはいえA代表1試合のみの出場でハットトリックを記録している。
山中(2試合1得点)や武藤雄樹(2試合2得点)もしかりですが、こういった選手に次のチャンスを与えない監督というのは「やるべきことよりも やりたいことを優先している」のだと思えてしまう。
これはどんな仕事でも通づることですが、やるべきことをないがしろにしてやりたいことを優先し始めたら終わり。
身の周りにも沢山いますね。“やりたい”に捉われてあくせく動き「自分は仕事をやっている」と胸を張っている勘違い人間が。
レベルが低いぜ。
仕事とは何ぞや?ということが全く分かっていない。
趣味を楽しみたいなら金が発生しないところで一人で勝手にやっとけや…なーんて思うわけです。
さぁて森保監督はどんなメンバーを選んでくるでしょうかねー。
優磨は意地でも呼ばないに3000点(笑)
(『後編(森保ジャパン編)』につづく)
(敬称略m(_ _)m)