おひさしぶりでございマス。
たいへんゴブサタしてしまい申し訳ありませんm(__)m
2020年~21年もあいかわらずイロイロドタバタして、遅くなってしまいマシタm(__)m


でも実は、目に見えるトコロや見えないトコロでちょっとイロイロ書いてたりもして…。
そのへんは別の記事で書かせてもらおうかと思ってマス(モッタイぶるネェ~)

さて、連日のアマリの暑さにスッカリトロケかけていた昨年の夏のボク。そんな8月のある日、ウダるような毎日を「ぶっとばすゾォ~!」「グッドですよォ~!!」(by両方とも仮面ノリダー)なニュースを知りマシタ!!ソレがコチラ!!

 


おめでたい!!!!!!(≧▽≦)\(^o^)/

まさに「しめすへん!」「あに!」『祝!!!』(byTIM)(←ナツカシイ)
 

90年代前半のアイドルを愛するヒトの多くが待ち望んでいた、スーパーアイドルの大復活!!
そして過去にテレビ(日テレ・TBS)で歌っていた映像も含めたスバラシイBOXが発売され、
それだけでなく10数年ぶりに歌番組(『MUSIC DAY 2020』)にもご出演!
今年(2021年)に入ってもyoutubeチャンネルの更新があり、武道館コンサートの発表もあり、
そしてこの4月にはご結婚も!!まさにHAPPYづくし!!(≧▽≦)

ってなワケでアイドルシングルベスト5・第7回は、※1「20世紀最後の正統派アイドル」とも呼ばれた高橋由美子サン(親しみをこめてこのあとはずっと、ニックネームの「Good-P」サンと呼ばせてもらいマス)でございます!!パフパフ~!!\(^o^)/

 

<※1:でも由美子サンがデビューした90年は、寺尾友美サン、田中陽子サン、宍戸留美サン、杉本理恵サン、西野妙子サン

グループだと東京パフォーマンスドール、Cotton、

あとメディアミックスアイドルの芳賀ゆいサン(あるイミVTuberのサキガケカモ?)にやまかつWinkに…と実はかなりの精鋭揃いで
んでもって翌91年も乙女塾から中嶋美智代サン、堀川早苗サン、Qlairといった精鋭が世に出て、

先に女優として活躍されていた方も入れれば観月ありさサン牧瀬里穂サンが名曲とともにCDデビューして、音楽界でも「3M」のソロイ踏み…と

ホントはゼンゼン「最後」じゃなかったりしマス(笑)(今あげたみなさん、それぞれ名曲をたくさん歌われてるのでぜひ聴いてみてクダサイ!)>


…とまあ、Good-Pサンの歌声のように元気にスタートをきったこの記事デスが、今この記事をお読みのアナタ!Good-Pサンのコトをどのぐらい知ってますか?
「スミマセン、あまり知らないです…」って方から、「てやんでいッ!ファンクラブも入ってたゼイっ!」(←イセイがイイ)な方までいらっしゃると思いマスが、多くのヒトは「えっと~、『南くんの恋人』とか『ショムニ』に出てた女優サンだよネ」みたいな認識ではナイでしょうか。
「女優・高橋由美子」のご活躍は多くの方がご存じだと思いマスが、「Good-Pサンの歌を知ってるヒトの数」となると、ザンネンながらだいぶん減っちゃうんじゃないカナ、とも思います。
また「歌も知ってるよ~」って方でも、先ほど書いた『南くんの恋人』(←言うまでもなく由美子サンの超代表作ですネ)の主題歌だった『友達でいいから』しか知らない、って方も多いんじゃないカナ、と思います。
実はこう書いてるボクも、一昨年まではまさにそんなヒトたちの中のひとりでした。
っていうか「南くんの恋人」は後半はリアルタイムで見てたのに(最終回はコドモ(小3)ながらに泣きましたネェ~。ほんとうに名作!!)『友達で~』は覚えてなかったぐらいなので、実はまったくエラそうに語る資格なんてナイのデスが、

でもそんなボクだからこそあえて、知らないみなさんにココで言わせていただきマス。
「スーパーアイドルGood-P知らないの?モッタイナイよね!!」
昔のテレビのCMのYAZAWAサン風(「ハイビジョンじゃナイの?モッタイナイよね!」)に読んでクダサイ(笑)

Good-Pサンが歌手活動をしていた90年代はいわゆる「アイドル冬の時代」で、なかなか歌番組にアイドルが出る機会がなかった(とくにCoCo解散からモー娘。結成のあたりまで)ので、

Good-Pサンが歌う姿は、リアルタイム世代の方でも、もしかしたらあまりご覧になられてナイんじゃないカナと思います。
(あの頃のアイドルの方は歌番組じゃなく、バラエティ番組のゲストで呼ばれて最後に歌う、みたいなパターンが多かったんですよネ)

バンドブーム、B-ingブーム、ドラマタイアップの大ヒットに小室フィーバー…
その一方でゴールデンタイムの歌番組から離れていったアイドルたち…(と演歌歌手のみなさん)
90年代半ばの記憶がリアルタイムである方ならわかっていただけるカモですが、Good-Pサン(や西田ひかるサン、森口博子サンあたり)がいらっしゃらなかったら、「アイドル」というジャンル自体が、なくなるコトはなくても、今とはかなりカタチが変わってしまっていたんじゃないかと思います。
―「アイドル」というジャンルを未来に繋いでいくために、エンターテイメントの神サマがGood-Pサンを世に送りだしたのかも…―
そんなコトを本気で考えてしまうほどに、Good-Pサンのアイドルとしてのパフォーマンスはほんとうにスバラシイんです。

「アイドル・高橋由美子」に今まで触れる機会がなかった方にはぜひ!

一度動画で、できれば先ほどから何度か触れているこのBOX

 

 

を買って、ぜひ歌うGood-Pサンのオスガタを見てホシイです。
元気で明るい曲を歌うときのハジケる笑顔、パワフルなエネルギー。

バラードを歌うときのシットリやさしい声、はかない表情。

ありとあらゆるジャンルの歌世界を、ときにやさしく、ときに力強く表現するそのボーカルは、まさに「圧巻!」のヒトコト。
そのパフォーマンスは過去から現在までの、どのトップアイドルにも劣らないスバラしさです。

 

↓コチラはCDのみのver.デス。

 

 

Good-Pサンの「20世紀最後の正統派アイドル」のキャッチコピー。

さっき「※1」で「最後」についてアッサリ否定しちゃいマシタが(笑)、
名付け親のフジテレビ・大多亮サン(93年のGood-Pサン主演ドラマ「お願いダーリン!」のプロデューサーさん)はきっと「こんなにルックスとパフォーマンス力を兼ね備えたコはあと7年(←20世紀が終わる2000年まで、ですネ)は出ない!」って思ったんでしょうし、そのキモチはちょっと分かる気はしマス。

Good-Pサンがファーストシングル『Fight!』(https://www.uta-net.com/song/5374/)で歌手デビューされたのが、「夜ヒット」「トップテン」が終わった1990年。
そしてGood-pサンの最後の(←あくまで今のトコロ)シングル『螺旋の月』(https://petitlyrics.com/lyrics/2943854)が発売されたのが、モーニング娘。が『LOVEマシーン』をリリースして国民的アイドルになって、アイドルシーンがふたたび活性化した1999年。
そこにもなにか、運命のようなモノを感じてしまうのはボクだけでしょうか?

その99年を最後に歌手活動を休止し、女優としての活動がメインになったGood-Pサン。
それでもミュージカルなどで、ずっと歌い続けてきたGood-Pサンの歌声はオトロエ知らず
BOXに収録された「新曲」でもそのあたりはバッチリ聴けるのデスが…そのあたりはまた記事の後半で、ネ(^.^)(←ジラすネェ~)

ソレではランキングの方に行ってみましょ~!!\(^o^)/



6位 だいすき(1992年)
作詞:さくらももこ 作曲:筒美京平


映画「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」の主題歌(と声優)にGood-Pサンがバッテキされて生まれたこの曲。

 

 

↓映画のあらすじはコチラです

 

 

 

平成のはじめの「ちびまる子ちゃん」は、ボクたち当時のコドモだけでなく、オトナたちも巻き込んで、まさに大社会現象を巻き起こしていたのデスが(もしかしたら今の「鬼滅」フィーバー以上カモ)

アニメの放送は92年まででいったん終わるコトになり、そのときに集大成として作られたのがこの映画でした。(←な~んてクワシそうに書いてマスが、まだ映画は見れてナイボクです…

ただCSの日本映画専門チャンネルで再放送されている(2021年5月現在)のを今知りマシタ!コレは見るっきゃナイ!!)
なのでその映画に起用されるというコトは、ある種「アイドル界の代表として認められる」意味合いがあるというか、Good-Pサンがまさに、名実ともにアイドル界のトップランナーになった瞬間なんじゃないカナ、と思います。

さていよいよこの曲の中身について語っていくのデスが、ヤッパリ作詞・作曲のおふたりに触れないワケにはいかないですよネェ~。
まずは作曲の筒美京平サン
…もうボクなんかがちょっとでも語るのさえオコガマシイ、まさに音楽史の大偉人ですが、
Good-Pサンとのタッグで生み出された曲たちは、筒美サンの歴史のなかでもトップクラスに入る名曲ばかりだと思います。


そして作詞者であり、なによりまる子ちゃんの生みの親でもある・さくらももこサン。
漫画家として、またエッセイストとしての才能・功績があまりにスゴすぎるためか
その2つの顔に比べて、語られる機会がやや少ない気もするのデスが
「作詞家・さくらももこ」もまさに天才!
なんせ最初に書いた歌詞が「♪ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパ~」『おどるポンポコリン』https://www.uta-net.com/song/1046/))次に書いた歌詞が「♪リンリン ランラン ソーセージ~」『走れ正直者』https://www.uta-net.com/song/547/))なんですよ!
いきなりこんなコトバを思いつけるセンス、そしてそのコトバを実際に歌詞として曲に乗せカタチにするドキョウ
そんなソフトバンク・千賀投手(←巨人ファンとしては大トラウマです…(泣))の必殺・オバケフォークもビックリの、曲がりの大きな変化球2球のあとに、
ど真ん中に投げこまれた160キロのストレートのようなこの一曲。
 

「♪あなたが 大好きなの ほんとに 大好きなの」
この映画のテーマでもある「いつかどこかへ行ってしまいそうな、たいせつな人への想い」を表現した、
何度もリフレインされる、ひたむきでまっすぐな愛のコトバ
由美子サンのやさしく、そしてどこまでも明るい歌声が、このシアワセな時間がいつかは過ぎ去ってしまうコトをよけいに強く感じさせて、(また作詞・作曲のおふたりが今はもう天国にいらっしゃるコトもオーバーラップして)
とてもせつなくて、でもとてもキラキラした、ほんとうにステキな一曲になっています。
 

ももこサンがこういうストレートな歌詞を書いたのは、映画のテーマもモチロンあるとは思いますが、
Good-Pサンのたぐいまれなるアイドル性が、このまっすぐな愛のメッセージを書かせたと言ってもイイような気がします。

あと先ほどご紹介したBOXの特典DVDには

この曲をTV(「うるとら7:00」「今夜も歌はナイト」)で歌ったときの映像も収録されているのデスがコレがもう!!
「カワイイ」を辞書で引いたら、このときのGood-Pサンの写真が載ってるんじゃないかというレベルのスバラシイ映像なので、たくさんの方に見てもらいたいデス(^.^)


5位 アチチッチ -fire version-(1992年)
作詞:秋元康 作曲:本島一弥


『だいすき』のイントロと同じように、この曲のはじまりもまたスバラシイです!
消防車のサイレン音が鳴りヒビくなか、「♪チャチャラッチャッチャチャラッチャ~」という元気いっぱいの音が流れだし、

とてつもないワクワク感にあふれる、まさに「粋な事件(こと) 起こりそうだぜ めッ!」(byラッツ&スター)ってカンジのイントロです(^o^)
ソコに「♪遅れた分はサービスしちゃうわ ウフフ」
「♪あなたは私をさらう すばやいルパンになあれ」
といった

遊びゴコロとオリジナリティーいっぱいの秋元サンの詞が乗っかって、

その詞とメロディーのイキオイをカタチにするGood-Pサンのパワー全開の歌声がバシッとハマって
サビの「アチチッチ~」まで、まさに元気モリモリいっちょアガリ!な名曲に仕上がってます(^^)
 

この当時のGood-Pサンのパワーが、100%ではオサマラナイほどにあふれまくっている名曲です!


4位 友達でいいから(1994年)
作詞・作曲:TAM TAM


先ほどにもチョコっとだけ触れた「南くんの恋人」の主題歌であり、Good-Pサンの全曲の中でマチガイなくイチバン有名なこの曲。

 

 

…もうボク個人としてはですネェ、

のりPサン『Love Letter』(https://www.uta-net.com/song/2221/)とか

河田純子サン『シ・ン・ユ・ウ』(https://petitlyrics.com/lyrics/256338 )とか
オトコのコがオンナのコを愛してるけど、いや愛してるからこそ、
自分の想いは胸に秘めて、そっと彼女に寄り添う…

みたいな歌がめっちゃめちゃ大スキなんですよオオォ!!!(←オチツけ)
コレぞまさにオトコのカタルシス

♪心に~もどかしい~カタルシスぅ~(from『一番偉い人へ』byとんねるず)くうぅ~…!!
 

歌詞のストーリー自体は、ドラマの内容とはあまり重なってはいないのデスが、

ちよみチャンのはかなさと南クンのやさしさを表現するのに、この曲以上の曲が思いつかない

まさに歴史に残る名曲で、またEvergreen(←なんでイミありげにこの文字を目立たせてるかというと…コタエは次の記事で!)な純愛ソングだと思います。

この曲で印象に残るフレーズといえばサビの歌詞「プレパレイション」日本語で「準備、用意」「下調べ」みたいなイミだそうです)。
スゴく耳ゴコチも良くて、メロディーにも乗りやすいフレーズなので、もっとイロイロな歌で使えばイイのにナァ~、なんてつねづね思ってマス。
このブログをご覧のシンガーソングライター、作詞家のみなさん、ぜひ次の曲あたりでどうでしょう?(←ココ見てる音楽関係者はたぶんいない)


3位 Good Love(1993年)
作詞:柚木美祐 作曲:本島一弥


コチラも先ほどちょっと触れたドラマ『お願いダーリン!』(相手役は森脇健児サン(※2))の主題歌。約19万枚を売り上げたヒット曲でもあります。

<※2:今はオールスター感謝祭のマラソンボクシング熱血オジさんとしてオナジミ(←?)の森脇健児サンですが…当時はほんとうにイケメンでサワヤカなお兄サンで、コドモながらにアコガレてましたネェ~。「ギャッツビーつけて~カッコつけて~」


Good-Pサンの曲の特長として、「一音目から聴くヒトをグググーッと惹きつけるイントロ」があるとボクは思うのデスが(今までにあげた曲のイントロも、どれもステキですよネ)
この曲もまた、最初の一音目から恋するヨロコビがいっぱいにあふれているメロディーと、
甘さとパワフルさを合わせ持ったGood-Pサンの歌声(歌いだしの「♪もう はなさない はなさない」のスバラシさ!)に、

ハートを♪どきゅーん!ずきゅーん!(by 『ごきげんだぜっ!』 from DA PUMP)とウチぬかれちゃうヒトも多いんじゃないでしょうか?(モチロンボクもそのひとりデス(^^))

そんなメロディーに加えてこの曲の大きなミリョクになっているのが、みごとに時間とココロの動きを同時に切り取った、柚木サンの歌詞にあると思います。
まずカレに早く逢いたい!というキモチでいっぱい曲はじめのサビ
バタバタとデートの準備をするAメロ(ずっとアワテてるのがカワイイ)、
あらためて早く逢いたいキモチの表現と、ちょっと前にカレとケンカをしてたコトがわかる1番のサビときての、
2番のAメロがスバラシイんです!


「♪スカートも構わずに 自転車とばす
ドキドキする胸は 坂道のせいだわ」

まずこの2行!「せいかな」じゃなく、あえて「せいだわ」って言いきっちゃうコトによって
主人公のコのちょっと意地を張ってるカンジ、勝ち気だケドケナゲにカレのコトを愛してるのが伝わってきて、
「またぁ~、ホントはそのドキドキ、坂道のせいじゃナイのわかってるクセにぃ~(^.^)」
と、いわばドリフのコントの「志村うしろ!」的なキモチにさせる←…きっともっとイイタトエがあったハズです(^^;)名フレーズ。

さらにそのあとの
「♪甘い顔を見せるのは クヤシイ気もするけど
次の信号 青になれ!!」

「早く会いたい」みたいな直接的なフレーズをタクミに省略して、
女のコの止まらない想いをイッキに推進させる、この2行のスバラしさ!!
(余談デスが「歌ネット」の歌詞は「甘い」が「甘し」になっちゃってるんですよネェ。
なんかちょっと「すゑひろがりず」のネタみたいですネ(笑))
そして最後にやさしく
「♪素直に言える 『好き』~」
 

ココまでカワイさとスピード感にあふれるラブソングは、音楽の歴史のなかでもなかなかナイと思います。

最高ッ!!(*^O^*)


2位 負けてもいいよ(1996年)
作詞:康珍化 作曲:松本俊明

浅香唯サン『セシル』(https://www.uta-net.com/song/2809/)

中嶋美智代サン『思われている』(https://j-lyric.net/artist/a000d94/l00b482.html)

のりPサンYouTubeチャンネル開設おめでとうございマス!)の『あなたに天使が見える時』(https://www.uta-net.com/song/296/)etc…と一緒に、この曲はゼッタイに入れたいです。
 

この文章を書くために、この曲を何度も歌詞読みながら聴いていたのデスが、そのたびにウルウルきてしまって、なかなか冷静に文としてまとめられなかったボクです…。
「不幸」というにはオコガマシイですが、これまでわりとしんどい人生を送ってきて、

夢は見つかったけれど、叶えるまでにはまだまだ時間がかかりそうで、

そのためにやりたくナイコトをやり続けてきて、またこれからもソレをある程度続けていかないとイケナイ、

今の自分には歌詞が胸にささってシカタなくて…。
 

『♪でもねぇ いつか放課後の屋上で
話してくれた あの未来を
言い訳だけ ふえる手帳にね
綴じちゃ ダメだよ』
『♪負けてもいいよ 休んでいいよ
夢と逢うのは もっと遠くだよ
追い越してゆく 誰かの背中にね
地図が 見えるかも』
(書きながらちょっと泣いてマス…)
そして最後の
『♪負けてもいいよ 大丈夫だよ
心配ないよ きっとうまくいくよ
負けてもいいよ あなたのことずっと
見ててあげるから』


この曲をご存じなかったみなさんも、毎日の生活に疲れたときや、信じていた夢への想いが揺らいでしまいそうなときにはぜひ、
聴くモノをやさしく包み込む、この曲の歌詞、メロディー、そしてGood-Pサンの歌声に身をゆだねてみてはいかがでしょうか?
 

ココロを暗く覆っていた雲が、きっとフッと消えていくハズ…。


1位 元気!元気!元気!(1991年)
作詞:秋元康  作曲:筒美京平

 


そして『負けてもいいよ』で癒されたあとは!
Good-Pサン×秋元康サン×筒美京平サンの超最強タッグによって生み出された、この曲でパワー全開になっちゃってクダサイ!!(≧▽≦)

6位で触れた筒美サン同様、秋元サンもまた今さらボクなんかがエラそうに語るまでもナイ、エンターテイメント界の大偉人ですが
(とか言いつつ秋元サンの詞に何度も人生の示唆をいただいたり救われたりしているモノとしては、いつかこのブログでもジックリ、あくまでもケンキョに(笑)語らせていただきたいのデスが)
Good-Pサンとのタッグによって生み出された作品は、筒美サンと同じように、秋元サンのキャリアの中でも印象に強く残る作品が多いんじゃないかと思います。
ソレはおふたりの生み出した作品がGood-Pサンの表現力を200%引き出したコトの現れでもあり、

また逆にGood-Pサンのアイドルとしてのポテンシャルの高さが、おふたりのイマジネーションを強くシゲキした証でもあるのカナ、とも思います。

そんな3つの偉大な才能がはじめて出会ったのが、91年リリースの、Good-Pサン5枚目のシングルであるこの曲。
先ほども書いたGood-Pサンのイントロマジックが最大限に発揮され、そこから3分20秒(曲の時間)ずっと、日本の音楽史に残るレベルのキラキラをいっぱいに詰め込んだ筒美サンのメロディー。
そしてGood-Pサンのミリョクを世の中に知らしめると同時に、聴いているボクたちに「人生」を教えてくれる秋元サンの歌詞。


それぞれ語りたいコトはツキナイですが、この記事もだいぶん長く書いちゃった(しこの後ももうちょい書いちゃう)ので、

ココは2番のAメロの歌詞だけをピックアップして紹介させていただきマス。それがコチラ。
「♪誰かが 落ち込んでいる時は そっと
やさしい言葉を かけるより」

はじめてこの曲を聴いたとき、ボクは最後の『より』の部分にまず「ええッ!?」「オッタマゲ~!」(by平野ノラさん)状態になってしまいました。
 

「落ち込んでいるヒトが近くにいたら、やさしいコトバをかけてあげる」
COWCOWサンの「あたりまえ体操」のネタになってもオカシくないぐらいの、世の中のジョーシキと言うべきこの行為をGood-Pサン(秋元サン)は否定している!
スッカリオドロいたボクですが、その後に続く
「♪なんだか また やる気が出てくるような
素敵な 笑顔を 見せなさい」

この2行に「…おぉ~!なるほどぉ!!」目からウロコをポロポロさせてしまいました。

 

――世の中にはコトバを超えるほど、ヒトに大きな勇気を与えるモノがある――
声をかけてはげますという「正解」を一度否定したうえで、アザヤカに示されたこの「別解」
そしてその「証明」としてのGood-Pスマイル。
サビの名フレーズ「♪女になるには 10年早い!」「♪元気なくすには 10年早い!」(それぞれ1,2番)

まで含めて、この歌詞をはじめて読んだときの衝撃と感動は今もまだ色アセナイです。
 

まさに最強の美少女戦士・Good-Pサン秋元サン・筒美サンという最強の風神雷神をシタガえて、

「アイドル冬の時代」にナグリ込みをかけると同時に、元気をなくしたオトナたちにカツを入れてくれるようなツウカイな一曲です!

ん?「風神雷神」?「少女」?
そうです!最後にプラスワンで、昨年リリースされたばかりのこの「新曲」をご紹介させていただきマス!!

<今回の「アルバムからこの一曲!」>

風神雷神ガール(2020年)<ベストアルバム「最上級 GOOD SONGS」より>
作詞:森雪之丞 作曲:本島一弥

https://www.uta-net.com/song/292856/

 

というコトでなぁんと!!

BOXの最後に収録された、Good-Pサン21年ぶりの新曲デス!!
 

イヤぁ~、1996年すら最近と思っているこのボクが、

まさか2020年の曲をこのブログで紹介するコトになるなんて!

まさにぴえん超えてぱおん!!
…だってあの『うっせぇわ』(https://www.uta-net.com/song/292534/)とリリース年は同じなんですよ!?

そりゃあボクもイミもなく現代の最新ワード(←なのカナ?)を使っちゃうってなモンです。

世の中にヘンなウイルスがハヤっても、いろんな楽しいコトが中止や延期になっても、

会議や飲み会もzoomやリモートになってヒトと触れ合う機会が減っても、なのにネット上でのヒトとヒトのノノシリ合いは増えても、

やっと野球が見れるようになったと思ったら巨人がソフトバンクにメタメタにやられても(←また涙)
Good-Pサンにはそんなショボクれた毎日なんておかまいナシ!

さっきも書いた『Good Love』『アチチッチ』などなど、Good-Pサンに数多の名曲を提供してきた

相性バッチリのタッグパートナー・本島一弥サン作曲のワクワク感あふれるメロディーに、
逆にキャリア・作風から考えて、今までGood-Pサンに曲を提供していなかったのが信じられないほど、

コチラも相性バッチリの、天才・森雪之丞サンの歌詞がバシッとハマり
そしてなんと言っても明るさ、パワー、のびやかさすべて30年前からなにひとつ変わっていないGood-Pサンの歌声が
聴いているボクたちを、「♪悲壮な現実(リアル)をブッ潰す」ステキな「♪宝島(ワンダーランド)」に音楽のチカラで連れて行ってくれる、最高の一曲に仕上がっています。

そしてこの曲に関しては、ゼヒ!なんとしても!
youtubeの公式MV(https://www.youtube.com/watch?v=8Qvym3UkeQI )を見てホシイです!!
 

4:3の画面、シンプルなセットに原色の照明。
ソレはまるであのころ、「スーパーJOCKEY」「ドリフ大爆笑」のゲストに呼ばれたGood-Pサンが
番組の最後に歌うシーンを見ているかのようで。
楽しい番組のエンディングは歌でシメるという、序盤にもチラっと書いた

バラエティ番組のひとつの様式美がまだ息づいていた90年代を思い出すつくりになっていて。

最初にボクは「Good-Pサンのアイドル復活」と書いてしまいましたが、
今回の記事を作っていき、最後にこの曲をあらためて聴いたときに
ほんとうは今回のプロジェクトは、Good-Pサンの「アイドル復帰」じゃなくて、
たまたまお芝居の仕事が続いていて、出すヒマがなかった
21年ぶりの「新曲」をベストアルバムといっしょにリリースした、ただそれだけのコトだったんじゃないだろうか

と思うようになりました。
 

――「アイドル・高橋由美子」の時計は、あの頃から1秒だって止まっていない――
そんな風にスタッフさんが思ってくださっている
ような気がして、なんだか胸がアツくなってしまいました。

Good-Pサンは「20世紀最後のアイドル」じゃなくて、「全世紀永遠不滅のアイドル」なんだと証明してくれる、最高の一曲です!


いかがだったでしょうか?
Good-Pサンの名曲の数々を、ボクのツタナイ感想つきで紹介してきましたが、
今回は最後に、ぜひ読んでホシイモノがあるんです。



↑画像悪くてスミマセンm(__)m

コレは記事でも何度も書いた『最上級GOOD SONGS』のDVDつきBOXに寄せられた、収録曲へのファンのリクエスト(そのリクエストが曲選びにも反映されていました)に
載せていただいたボクの文章(ちなみに今回1位の『元気!元気!元気!』に投票しまシタ)です。
たくさんのファンのみなさまの投稿から採用していただいてウレシイかぎりです!(^o^)ヤッピー!v(^o^)v

…ってセッカク長く読んでいただいたのに、最後がボクのジマンじゃあシマりませんよネ(^^;(笑)スミマセンm(__)m

ほんとうにご紹介したかったのは1991年の「別冊 アップトゥボーイ No.2」に載っていた、Good-Pサンのインタビューです。
ぜひ↓をご覧クダサイませ。

 



 

 

いかがだったでしょうか?
Good-Pサンにどういうイメージを持っていらっしゃっても、あるいはくわしく知らなかったという方も、
「アイドル」にアツい想いを抱き、冬の時代にその文化を守り抜いた、Good-Pサンの軌跡と功績は、
多くのヒトに、現在進行形でアイドルを応援されている方にはとくに、知ってもらいたいと強く思っているボクです。

ひさびさの記事デシタが、読んでいただきありがとうございましたm(__)m

さてココで次回の予告、になるトコロなのデスが…
このブログもこのシリーズも、じんわりと長く続けていく予定なのデスが、
ワタクシ実は去年から、ちょっとココの別館とも言うべき場所を開いてまして、
そこともリンクさせてイロイロやっていこうカナ、と思っていたりするのです。


(ボクのツイッター(https://twitter.com/nakachan87205)をフォローしてくださってる方の中には、もう見たコトがあるというキトクな方もいらっしゃるカモですが)


なので近いうち(数日ぐらい)に次の記事を書いて説明したいと思うので、チョッピシお待ちくださいませ(^^)

 
 

いよいよ梅雨も明け夏本番の8月、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
コロナでなかなかスキなように外出するコトができないこの数ヶ月ですが、そんな時に通勤電車の中から見る緑や、家の窓から吹き込む風にココロを和まされた方も多いのではないでしょうか?
春夏秋冬、移り変わるさまざまな景色。そんな風景を歌わせたらピカイチ!のスーパーアイドルを、今回はご紹介したいと思います。


ぬわぁ~んてガラにもなくシットリとはじめちゃいマシタが、

どぉ~もぉ!!なかちゃんどうぇ~す!!(≧▽≦)(←急にフワちゃんばりのテンションに)ツメかわいい(^.^)(←ネイルしてナイ)
てなワケで第6回の、今回は現在(2020年8月)「半沢直樹」にも出演中の

南野陽子サン、ナンノさんでございます~。ドンドン、パフパフ~!(^^)

ナンノさんの声の特長、そして魅力をヒトコトで言うと「ピアノのような歌声」じゃないカナ、と思います。
「ピアノのよう」とはどういうコトかと言いますと、
ボク自身の音楽のバックボーンとして、コドモの頃に7年ほど、バイエルなどのドイツの教本で学んだピアノがありまして、いまだにどちらかといえばギターのコードではなく、ピアノ的な感覚で音を捉えるコトが多いんですね。
解説:ボクは小さいころに7年ほどピアノやってたのデスが、初心者向けの教科書をヤットコスットコ終えたレベルで、中学のときに音楽の授業でやったギターなんてチンプンカンプンだったのデスが、いちおうピアノの楽譜はほんのすこ~し読めマス
で、そんなピアノに造詣のあるボク(←シツコイ)が思うに、ナンノさんの歌い方ってピアノの楽譜でいうスタッカート(はねる音)スラー(のばす音)クレッシェンド(音を強くする)デクレッシェンド(音を弱くする)の使い方がとってもお上手だナァ~、と聴くたびいつも感動するんですよネ。
えてして世間のみなさんの「歌唱力」のイメージって
「♪ああ~あぁ~きみはあぁ~かわあぁたあああぁ~」

「♪いぃ~まぁ~ああぁいぃ~たいぃい~」

「♪かぎりないよろこびを~うぁなぁたにぃいいい~」のように、
声量のスゴさと声の太さ「だけ」が基準になったりするのデスが、(ちなみにそれぞれ布施明サン(『君は薔薇より美しい』、MISIAサン『逢いたくていま』、松崎しげるサン『愛のメモリー』です(笑)
ナンノさんみたいなやわらかさリズム感息使い、そして歌の世界を表現するチカラなんかももっと評価されるべきじゃないカナ、とつねづね思っているボクです。(さっき名前をあげたみなさんも、その歌の世界を表現するために声を張り上げていらっしゃるワケですし)
そしてそんなナンノさんの声を活かす、歌詞・メロディーともに上質な、スバラシイ曲の数々。


6回目となる「アイドルシングル・ベスト5(+α)」デスが、ナンノさんの場合、リリースされた枚数も多いし、ソレ以上になによりも質が高い曲がほんとうに多くて、「コレも選びたい、アレも切るにはオシイ、ああぁ~っ!」というコトで、
アノ伝説の番組のCS再放送も記念して!今回はこの企画でははじめての!!
ナンノさんシングル、ザ・ベストテ~ン!!!
(ナンノさんの曲のイントロが流れると、たまにアタマの中で「ベストテン」で司会してたTBS松下アナのナレーションが浮かぶのはボクだけでしょうか?)
この企画6回目にして初の!10曲ランキングで発表させていただきたいと思いマス、
それでは10位から1位までぇ~(顔クルクル)、カウントダウン!(←ソレは別の番組)

10位 吐息でネット(1988年)
作詞:田口俊 作曲:柴矢俊彦
https://www.uta-net.com/song/3167/
この超メジャー曲が10位?とオドロキの方もいらっしゃるかと思います。っていうかボク自身がオドロいてマス(笑)
ただナンノさんはシングルが多い&そのドレもコレもが名曲すぎて、一曲ずつランキングとして並べるとこの順位になっちゃったんですよネェ。(やる前は5位ぐらいカナ?と思ってマシタ)
それでもこの曲で「ココがちょっとザンネンだナァ…」なんて部分はまったくなくて、一音目からワクワク感あふれるイントロ、さっきも書いたナンノさんのスタッカート、スラーのウマさ「そつぎょう『しぃ~』きに)とか「がく『っ、せいぃ~』たち」とか)がキワ立っていて
ナンノさんの「おキャンで明るい」部分がたくさん出た、100点満点の名曲だと思います。
…なのでコレ以降の曲はボクの中では満点を超えてマス(笑)イヤ、ほんとに名曲ばかりなんですよネェ~。

ちなみにはじめてこの曲を知ったころが2003年(当時は高校生でした)ぐらいで、ちょうど『おさかな天国』https://www.uta-net.com/song/15349/)がスーパーで流れまくってたころだったので、
「『おさかな天国』作ったヒト(柴矢俊彦サン)が作曲してたんだ!」ミョーにビックリしたのを覚えてマス(笑)

同率10位 あなたを愛したい(1988年)
作詞:田口俊 作曲:萩田光雄
https://www.uta-net.com/song/317/
…初のベストテンにしたにもかかわらず、実は決めきれなくて同率10位まで入れちゃいマシタ(^^;(第2回の唯サンのときと同じパターン)なのでラインナップは11曲です。「トリニクイレブン」です(笑)(←「トリニク」ってクイズ番組ご存知ですかネ?令和の「年の差なんて」みたいな番組デス。NMBの渋谷凪咲チャンがカワイイ)


ナンノさんの歌といえば先ほど『吐息でネット』で書いた「おキャンで明るい」イメージが強い方も多いかと思いマスが、
シングル全体(セルフカバーを除くと21曲)を通してみると、ヤッパリ苦しくなるほどのまっすぐな愛情、せつない想いがナンノさんの曲の特長、「らしさ」じゃないカナ、と思います。
この曲の主人公の女のコも、まさにそんなナンノさんの歌世界の住人で、
愛するヒトと、たくさんのツラい想いやデキゴト(具体的には書いてナイですが)の末に結ばれて、何があってもふたりでコレから生きていく、そんなケナゲで強い女のコの姿が浮かび上がってくる、ステキな一曲です。

9位 はいからさんが通る(1987年)
作詞:小倉めぐみ 作曲:国安わたる
https://www.uta-net.com/song/3592/
ナンノさんの歌ではきっと『吐息でネット』と同じぐらい有名なこの曲。(知名度だと2TOPカモ?)
「おキャンで明るい」路線のはじまり(シングルでは)とも言える一曲カナ、と思います。
スーッとはじまるイントロ、和風情緒と楽しさがあふれる歌詞(「♪じぇらしぃで たまに取り乱します 私」がスキです(笑))、
そしてなんと言ってもナンノさんの和服姿!
歌声を聴く、歌詞を楽しむ、歌う姿に見惚れる、とたくさんの楽しみ方ができる曲だと思います。


実はボクは「はいからさんが通る」の原作も映画(←実は阿部寛サンのデビュー作だったり)も見てナイのデスが、
さっき書いたイロイロな要素がナンノさんのカラっと明るいおヒトガラ(そしてきっと主人公のキャラクターにも)にピッタリハマっていて、ステキだナァ~、と思いマス。
サビの最後の歌詞みたいに、晴れた空のようなキモチになれる名曲です。

8位 パンドラの恋人(1987年)
作詞:田口俊 作曲:亀井登志夫
https://www.uta-net.com/song/3743/
なんといっても歌詞のスバラしさ!
メロディーがなくても一篇の「詩」として読めるほど、美しく綴られています。
ただ「メロディーがなくても」とは言いマシタが、亀井サンの美しいメロディーが歌詞の魅力を何倍にもして
まるで一枚の絵画のような、静ひつで清らかな世界を作っている一曲だと思います。
7月に発売された夏の曲なのデスが、真夏の空と海の抜けるような青ではなく紺や藍色をイメージさせる避暑地の夏といったような、

夏の歌としてはあまり他にナイ、独自の世界を築いた一曲じゃないカナ、と思います。


あとさっき書いたナンノさんのスタッカートが味わえるのもこの曲の魅力で、
出だしの「♪と~めて『っ』 時間(とき)を『っ』」のトコロのハネる音が
女のコの振り絞った勇気とカレへのまっすぐな想いを伝える役割を果たしている、そんな気がします。

7位 トラブル・メーカー(1989年)
作詞:南野陽子 作曲:木戸泰弘
https://www.uta-net.com/song/6376/
ナンノさんが初めて作詞されたシングルであるこの曲。
この頃にはココロないウワサを書き立てられるコトも少なくなかったナンノさんですが、ソレをオチョクるような、楽しむようなタイトルをつける遊びゴコロ、ツウカイさは、
当時「時間ですよ」の特番や「みなさんのおかげです」などでナンノさんとも共演する機会が多かった、とんねるずのお2人(その名も「悪い噂」なんてアルバムを出されてたり)にもちょっと通ずるセンスを感じたりします。
(ちなみにタカさんが初めてナンノさんとすれ違った(「スケバン刑事」のころにフジテレビ局内で)とき、そのあまりの美しさにモノスゴい衝撃を受けたそうデス)


そしてそのあたりのバックストーリー抜きに、ナンノさんの書いた歌詞がほんとうにスバラシイ!
女のコの愛情のビミョーなキビをカワイく描いたという点では、だいぶん後の西野カナさんの一連の作品にも通ずるモノがあるかもしれません。
また「♪”行ってもいいよ”って それじゃ寂しい
“行っちゃダメだよ”って 信じてないの?」

のあたりは、この曲の7年後(1996年)にリリースされた古内東子サンの『誰より好きなのに』(https://www.uta-net.com/song/9412/)の
「♪やさしくされると 切なくなる
冷たくされると 泣きたくなる」

明るいバージョン(←?)とも言ってもイイ気もしマス(←そうカナ?)

「おキャンで明るい」路線ではイチバンスキな曲です。

6位 秋のIndication(1987年)
作詞:許瑛子 作曲:萩田光雄
https://www.uta-net.com/song/208/
そのピアノ的なやわらかさからか、記事の最初にも書いたように、ナンノさんの歌声には花の色や風の香りといった、風景を伝えるチカラがあって、そのためか春夏秋冬、四季おりおりに名曲があるのデスが、
その中でもボクにとってはとくにイメージが強いのが「秋」なんですよネ。
もともと四季の中では秋の歌ってイチバン少なくて、しかも90年代後半以降はかなり減った(ような気がする)ので、なおさらナンノさん=「秋」の印象はボクの中で強いです。


そんなナンノさんの秋ソングの歴史のはじまり(シングルでは)と言ってもイイのが、この曲ではないかと思います。
穏やかな秋の木陰、そのなかにひとりの美しい少女がたたずみ、終わった恋を惜しみつつ、その痛みを乗り越えようと決意している…。
そんな情景が許サンの詞、萩田サンのメロディー、ナンノさんの歌声によって表現されている
すべてがやわらかい、まさに秋風のような一曲だと思います。

5位 涙はどこへ行ったの(1989年)
作詞:康珍化 作曲:柴矢俊彦
https://www.uta-net.com/song/3476/
ココロが離れてしまった恋人を想う、女のコのモノローグ。
この曲の歌詞の構成をヒトコトでいうとそうなるのですが、
1、2番ともカレの過去のセリフからはじまるのが、この曲の大きな特長じゃないかと思います。
カレが過去に語ったコトバと、そのコトバを思い出しながらつづる女のコの現在の想い。
男女のセリフの長さは違うのですが、ちょっと『木綿のハンカチーフ』https://www.uta-net.com/song/4548/)とも通ずるモノがあるような気も。
そしてこの歌詞の作りによって、過去のシアワセな日々、そして今でもカレを想う女のコのせつない想いがスゴく伝わるんですよネェ。
(悲しみを強調しすぎないメロディーがヨケイにその効果を強めてる気がします)
ほんとうに名曲だと思います。

4位 楽園のDoor(1987年)
作詞:小倉めぐみ 作曲:来生たかお
https://www.uta-net.com/song/4787/
「そうね 世界中が 他人事(ひとごと)なら
傷つかずに 過ごせるけど」

もし誰とも深く関わらずに人生を送れたら。すべての責任から自由になって生きていけたら。
そうするともしかしたら、悩みゴトのほとんどが消えてしまうのかもしれない
世界中のヒトたちの暮らし方がいっぺんに変わってしまった2020年の春今までのようなカタチでは職場に、学校に通えなくなる、また通っても今までのような過ごし方ができなくなってしまった方も多いかと思いますが、
そのコトで逆に、イロイロな悩みから解放されてラクになった方も実は多いのカモ?と思います。
「ひきこもり」とヒトコトで言うのも失礼かもしれませんが、外に出ずにずっと家の中、部屋の中で暮らす選択をされた方って、きっとそのコトをコロナの前から、何かのキッカケで知った方じゃないカナ、と思うんです。
そしてソレはまったく悪いコトではナイと思うし、ボク自身も正直なハナシ、家にいた期間はふだんの職場での日常よりはるかに楽しかったし、人間らしい暮らしをしている実感がありました
でも生活のため、あるいは自分の目標・夢を叶えるためどうしても外の世界に出て行かなければいけなくなったとき
この曲は外に出るための勇気を与えてくれるハズ、なんて思ったりします。

また逆に、コロナなどによる環境の変化、その他自分のやりたいコトとの出会いによって、
会社や学校などの、居心地のイイ環境、安定感のある環境から、離れてひとりで生きて行かなくてはいけなくなったときにも、
小倉サンの歌詞が、来生サンのメロディーが、ナンノさんの歌声が、
きっと踏み出すチカラを与えてくれる、そんな気がします。
ボク自身コレから先どうなるかが分からないなか、今ひとりで飛び立つための準備をしているので、今まで以上にこの曲がココロに響いています。
「心ごと 生きてゆきたくて
楽園の Doorから…ひとり」


3位 接近(アプローチ)(1986年)
作詞:森田記 作曲:亀井登志夫
https://www.uta-net.com/song/24608/
名曲揃いのナンノさんですが、ココからのTOP3はボクの中では「100点満点で150点超え」です!まさに金字塔というべき3曲です。

この曲の登場人物は主人公の女のコ、主人公の親友の女のコ、彼女が想いを寄せる男の子の3人。
手編みのセーターをプレゼントできるぐらいの関係の、親友の女のコと男の子はもしかしたら恋人同士なのかもしれないし、そうじゃなくてもフツウのトモダチよりはちょっと深い関係になっている。
それでも、カレへの想いはどうしても止められない…。

歌詞のストーリーだけ追うと、主人公のコの行動ってちょっと小悪魔っぽかったりもするのデスが、あまりそういう風に映らないのは、
カレへの想いも、親友への想いも、きっとどちらも「本気」だからなんだと思います。
この愛が3人の今までの関係をコワすかもしれないコトも、3人とも深く傷つくかもしれないコトも知っている。
それでも、どうしても、自分のキモチにウソはつけない…。
このあたりの覚悟、そして胸の苦しみが、カレに文字通り「接近(アプローチ)」していくなかに、歌詞の端々にフッと出てくる不安げなモノローグ「見ぬかれてるかな」「胸が痛くなる」「せつなくなるの」)と、決意と不安を交互に織り交ぜて表現するナンノさんの歌声で伝わってくるんですよネ。
「甘酸っぱい」というコトバではちょっと足りないような、深いセツナさをたたえた美しい一曲だと思います。

2位 秋からも、そばにいて(1988年)
作詞:小倉めぐみ 作曲:伊藤玉城
https://www.uta-net.com/song/205/
「ナンノさん=秋」についてはさっき『秋のIndication』でも書きましたが、
この曲はまさにその最高峰と言ってもイイ曲じゃないかな、と思いマス。
まずなんといってもイントロ、そしてAメロ前の間奏で流れるオルガンの響きの荘厳さ
アイドルソング、そしてその他のポップスや歌謡曲でも、ココまで厳かな曲は他にほとんどナイんじゃないカナ、という気がします。
そしてソレと対をなすような、曲の最初と最後のサビの、メロディー部分のやさしくしぼった音色
まるでひとつの名画を鑑賞したような気分になれる一曲です。(←な~んて書きつつ美術館もほとんど行ったコトナイボクなのデスが)
 

そしてその絵の中心に描かれている、主人公の女のコ。
――この夏の恋を、今のふたりを、「ひと夏の想い出」なんかにしたくない、ずっと一緒にいたい…。
彼女のセツナく強い愛情が、美しいメロディーと、ナンノさんのまっすぐな歌声によって聴いているヒトの胸に迫る、
『接近』ともども、「淡い」というより「締め付けられる」ような想いが伝わる名曲だと思います。

1位 話しかけたかった(1987年)
作詞:戸沢暢美 作曲:岸正之
https://www.uta-net.com/song/3654/
そしてダントツの1位はこの超名曲です!!
ナンノさんでは『はいからさん~』『吐息で~』の次ぐらいに有名(たぶん)なこの曲デスが、失恋ソングとしては他にあまり例がナイような、とてもフシギな曲で、そしてソレがこの曲の最大の魅力じゃないカナと思っています。

どういうコトか説明する前に、この曲のストーリーをカンタンにまとめると
「主人公の女のコには、ずっとアコガレている男の子がいた。
でも話しかける勇気もなくて、遠くからカレの姿を見ているだけだった。
そんな日々が続いていたある日、雨やどりに駆けこんだ本屋の前で
カレとポニーテールの女のコが歩いているのを見てしまった。
カレのそばにはもう、ステキなカノジョがいた――」

と、かなりせつないおハナシなのです。
だけどやさしくやわらかいメロディー(ハネるようなイントロの音色のスバラしさ!)も、明るさあふれるナンノさんの歌声も(先ほど挙げた『接近』『秋からも、そばにいて』のようなせつなさとは対極にあるような歌声です)、あとはテレビで歌うときの、長い髪をはね上げるフリ付けや真っ白の衣装(もうコレはぜひ!動画を見てクダサイ。この曲を歌うナンノさんはまさに!純白の妖精としか言えないデス)も、ずっと「恋する楽しさ・ヨロコビ」でいっぱいなんですよネェ。

この曲と同じ87年のリリースで、ストーリーとしてはわりと近いモノがある、
小川範子サンのデビュー曲『涙をたばねて』https://www.uta-net.com/song/152376/)と聴き比べると、(コレもまた範子サンの中学生(当時)離れした表現力が光る超名曲なので、ぜひ聴いてみてクダサイ)かなりハッキリ違いがわかるカナ、と思います。

 

 

でもそんな楽しさにあふれた曲だからこそ、2番のサビの後の


「雨やどり 本屋の前
通りすぎた 彼と ポニーテール

駆け寄って 話しかけたかった
でも出来なかった 今日までいちども
遠くで 思うだけだった
心で時間を 止めてたの」

 

この最後の6行で、なんとも言えない、セツナい余韻が風の様にココロを通り過ぎるんですネェ。
「明るい曲」とも「悲しい曲」ともヒトコトでは言い切れない、とってもフシギなこの曲ですが、
ただひとつハッキリしているのは、「ナンノさん以外の誰にも歌えない、永遠に色あせない名曲」というコトだと思います。

<今回の「アルバムからこの一曲!」>


リバイバル・シネマに気をつけて(1987年)<3rdアルバム「BLOOM」より>
作詞:小倉めぐみ 作曲:木戸泰弘
https://petitlyrics.com/lyrics/1120535
神戸っ子としては、80年代の神戸の空気を後の世代まで伝えてくれている『春景色』https://petitlyrics.com/lyrics/286307)とかを紹介しようカナ、とも思ったのデスが
でもヤッパリこの曲の持つせつなさとナツカシさを、ぜひ知らない方にも感じてほしくて、今回紹介させていただきました。

ボクが80~90年代はじめのエンターテイメントを愛する大きな理由として、最初の記事(https://ameblo.jp/nakapyon21/entry-12446066592.html)にも書いたように
「小さい頃に見たキラキラした景色(テレビに限らず、活き活きしていた街並みもヒトたちも)をもう一度見たい」という想いがあります。
ちょっとオオゲサでベタな表現かもデスが、言わばあの頃にタイムトラベルするために当時のエンターテイメントに触れているトコロがあるので、

逆に言うと当時の歌を聴いて、ボク自身の10代~ハタチあたりの頃を思い出すコトってあまりなかったりします。

ただこの『リバイバル・シネマに気をつけて』を聴くたびに、いつもボクの目の前には
中学校の帰りにいつも1人で立ち読みをしてた、近所のショッピングセンターの小さな本屋や、
高校のトモダチみんなと、いつも一緒に昼休みを過ごしてた学食の2階や、
ハッキリ恋とも呼べないほどの、淡い想いをはじめて抱いた中2の同じクラスの女のコや…

自分の「青春の入り口」の記憶のトビラが開いて、ナツカシイ風景やヒトがたくさん浮かんできて、いつも胸の奥がツーンとするんですよネ…。
1987年の曲を聴くコトによってよみがえる、90年代後半~00年代はじめのボクの記憶。
ソレはやっぱり、ナンノさんの歌声が持つ、並外れた「情景を浮かばせるチカラ」がなせるワザなんだと思います。
聴いたコトのナイ方はぜひ、この曲が収録されているアルバム『BLOOM』『ナンノ・シングルス3+マイ・フェイバリット』あたりを手に入れて、一度聴いてみてクダサイ。
もしかしたらアナタの記憶のトビラが開いて、たいせつな風景やヒトたちに逢えるかも…。

てなワケでベストテンは終わりデスが、
まぁ、このぐらい紹介できればそれでイイだろう…とも言い切れナイ!ぺこぱ・松陰寺サン風に読んでネ)ぐらい、ナンノさんは名曲ぞろいなんですよネェ~。
『風のマドリガル』『KISSしてロンリネス』もカッコいいし、『夏のおバカさん』の叙情的なフンイキもイイし、『フィルムの向こう側』のメッセージ性も捨てがたいし、荒木とよひさサン・三木たかしサンの世界観とナンノさんの世界観がミゴトに溶け合った『ダブルゲーム』も名曲だし…とシングルだけでもまだまだあるし、コレにアルバムまで入れたらタイヘンなコトになりマス(笑)

(ちなみにアルバムだとオススメは『BLOOM』です。ナンノさんの世界がイチバン味わえる一枚だと思いマス。ジャケ写(麦わら帽子のナンノさん)もスバラシイです)

なかなかスキな時にスキな場所でスキなコトをしづらいこの夏、風景をあざやかに浮かび上がらせるナンノさんの歌声を聴いて、
自然のなか、海辺、ナツカシイ風景に「Go To」してみるのも(←5~6年後ぐらいに見るとナンノ、もとい何のコトか忘れてるカモなネタ)イイのではないでしょうか?

 

 

 

 

 


さて次回は、今年(2020年)CDデビュー30周年を迎えて、記念プロジェクトが進行中の、
「20世紀最後の正統派アイドル」なんてキャッチコピーも当時生まれた『元気!元気!元気!』なステージでオナジミのアノ方でございマス。
ちょっとでも「Good」な記事が書けるように「P」ower全開でガンバりマス!(…う~ん、あまりウマくナイ(^^;(笑))

そしてこのブログ…いや、ゲンミツにはこのブログではなかったり(←?)するのデスが近々新展開がありマス!
発表までしばしお待ちくださいませm(__)m

(モロモロがイロイロパワーアップするカモ?期待しすぎず(←ココ大事デス(笑))にお待ちくださいネ(^^))

ってなワケでいよいよ前回結果発表ぉ~!!「キングオブコント」のダウンタウン浜田サン「ものまね王座」の所サン、研ナオコさんあたりをイメージして読んでもらえるとウレシイです)

予定より遅くなっちゃいマシタが、答え合わせです。

赤文字になってる番号が正解デス。

 

【12回】

Q1:アイドルグループ「おとこぐみ」を漢字で書くと?

①男組 ②男頭故組 ③男闘呼組 

※②の当て字がなんかゼツミョーでスキですネェ~。

新しくデビューするアイドルのグループ名に「故」はあまりエンギが良くナイような…(笑)

 

Q2:映画『青い山脈`88』の主演は?

①工藤夕貴 ②斉藤由貴 ③兵藤ゆき

※由貴サンでもゆき姉でもなくて夕貴サンでした。

共演に舘ひろしサンと柏原芳恵サン。ちなみに舘サンが歌われた主題歌はコチラ。低音とアレンジがシブいッ。

 

Q3:キャラクターグッズの店「ゆっちくらぶ」を開いたのは?

①浅香唯 ②大西結花 ③中村由真

※この問題は名作だと思いマス!風間三姉妹がみんな「ゆ〇」って名前だからこそできた一問。

 

Q4:アイドル歌手・中山美穂のあだ名は?

①ミポリン ②ミホッチ ③ミホミホ 

※今となってはスーパー常識問題デスが、当時はちょうどニックネームが定着してきたぐらいの頃ですかネ?

 

Q5:安田成美のファンは?

①ナルイズム ②ナルミスト ③ナルシスト

※ファンの方のこういう呼び名ってイイですよネェ(^^)

姫乃樹リカさんの「リカ`s騎士」とか。

 

Q6:浅香唯のヒット曲は?

①A-Girl ②B-Girl ③C-Girl

※コレはもう義務教育にするべき国民のジョーシキですネ!

マチガエた方はコチラで復習してくださいネ(笑)

 

Q7:出身地が東京でないのは?

①中森明菜 ②中山美穂 ③斉藤由貴

※由貴サンは神奈川県(横浜市)のご出身。

明菜サンは大田区、ミポリンは小金井市のご出身(生まれは長野県)だそうデス。

 

【13回】

Q8:歌手・南野陽子の「ほくろ」はアゴのどのへんにある?

①向かって右側 ②向かって左側 ③真ん中

※この問題は昔やったTOMYのウルトラクイズのゲーム(ゲームボーイ版だったカナ?)でも出てきて覚えてマシタ(笑)

正解はぜひコチラでご確認を。…う~ん、カワイイっ…。

 

Q9:南沙織の『17才』をリメイクして歌ったのは?

①Wink ②斉藤由貴 ③森高千里

※80年代後半~90年代はじめはアイドルのリメイクブームが来たんですよネ。

由貴サンはこの年(89年)に井上陽水サンの『夢の中へ』をヒットさせましたし

Winkはデビュー曲『Sugar Baby Love』などなど洋楽カバー曲をたくさんシングルでリリースしています。

 

Q10:現役の大学助教授が著した本は?

①山口百恵論 ②松田聖子論 ③中森明菜論

※著者はタレントさんと心理学の本をたくさん書かれている、心理学者の小倉千加子サン。1989年に発売されました。

 

Q11:「世界デザイン博」で行った酒井法子の人形劇は?

①のりピーのマンモスばばピー ②のりピーの街冒険通り ③のりピーのハッピー通り

※コレネットで情報がまったくナイんですよネェ…。のりPの出てる「世界デザイン博」のCMの動画はあるのデスが。

ご存じの方いらっしゃったら教えてくださいませm(_ _)m

そしてスバラシイのが①!その前の年の第12回に、「アイドル・酒井法子の『のりピー語』でジャイアント馬場からとった『ばばピー』とはどういう意味?」という問題で、ウルトラクイズファンにはオナジミの、大江サンの伝説の誤答「…キタナイっ!(正解は「大きい」)」が生まれマシタ(笑)

 

Q12:宮沢りえの父親は?

①スペイン人 ②イギリス人 ③オランダ人

※ちなみにボクは数年前、映画(『紙の月』)撮影中のりえサンにたまたま遭遇したコトがありマス(←ただのジマン)

キレイだしカワイかったしオーラありましたネェ~(^^)

 

【14回】

Q13:アメリカデビューを果たした松田聖子のアルバムタイトルは?

①SEIKO ②No Comment ③Flawless Seiko

1990年発売の17枚目のアルバム

問題文に書かれているように海外でも発売され、売上は日本で30万枚、北米・欧州などで15万枚、東南アジアで7万枚(Wikipediaより)だったとか。ヤッパリスゴいナァ~。

 

Q14:亜細亜大学の「一芸一能入試」で合格できなかった人は誰?

①けん玉日本一 ②巨人軍私設応援団員 ③元おニャン子クラブ

※ゲンミツにはアイドルっていうか亜細亜大についての問題な気もしますが、まぁ選択肢に「おニャン子」があるのでお許しクダサイ(笑)

ちなみにコチラで合格されたのは会員番号50番の杉浦美雪(現・未幸)サン。(今でもおキレイ!)

https://www.pre21.jp/model/miyuki-sugiura

「ヤヌスの鏡」杉浦幸サンとは同姓同名ですが別人デス。

…ジャイアンツファンとしては②の方も入れてあげてホシかったナァ~(^^;

 

Q15:上智大学に進学が決まったバイリンギャルは?

①西田ひかる ②宮沢りえ ③芳賀ゆい

※スバラシすぎるのが③!

架空のアイドル(←「伊集院光のオールナイトニッポン」の企画で誕生)なのに上智大に入っちゃったら大ビックリにもホドがありマス(笑)

 

Q16:『ローリングストーンズは来なかった』という曲を歌ったのは?

①堺正章 ②沢田研二 ③西郷輝彦

60~70年代アイドルの問題も出てました!

ちょうどこの年(1990年)はローリングストーンズが初来日した年だったのデスが、実はその17年前(1973年)に来日する予定があったものの、

メンバーの過去の大麻所持が理由で中止になってしまい

ソレをモチーフに西郷輝彦サンが曲をリリースされました。ちなみに曲はコチラ。 

 

【15回】

Q17:宮沢りえが、東京・代官山に出したブティックの名前は?

①ゴールデン・ピアス ②ダイヤモンド・リング ③エメラルド・ネックレス

※コレもQ11と同じくネットに情報がナイんですよネェ…。

 

Q18:アイドル歌手、中山忍と石田ひかりが在籍しているのは?

①乙女塾 ②堀越学園 ③亜細亜大学

※この年(1991年)に出たウルトラクイズ対策ムック本「絶対ニューヨークへ行きたーいッ!」にも載っていた問題。

本では「中山忍は経済学部に、石田ひかりは法学部に。それぞれが今年入学した大学とはどこ?」と早押し用の問題で載ってました。

(読書家の忍サン(「BOMB」で本を紹介する連載を2年間されてマシタ)なので文学部カナ?なんて思ってマシタ)

①だとCoCo、ribbon、Qlair、中嶋美智代サン、堀川早苗サン、花島優子サンひかりサンと忍サンが加わって…強力すぎマス!!

 

Q19:牧瀬里穂のデビューCMは?

①ハイシー ②JR東海 ③郵政省

※1989年に起用されたCM。動画はコチラです。カワイイ~(*^^*)

②のクリスマスエクスプレスは今後100年は語り継がれる不朽の名作ですよネェ~。個人的には88年の深津絵里サンのと92年の吉本多香美サンのもスキです。シリーズまとめはコチラ

そして「みなさんのおかげです」のパロディーコントも不朽の名作(https://www.youtube.com/watch?v=9-2JlwPZMCQ )デス(笑)

 

Q20:観月ありさの主演映画のタイトルは?

①美少女YOUKO ②超少女REIKO ③霊少女TOMOKO

※1991年公開の、サイキック・ホラー映画です。

当時のアイドルだと島崎和歌子サン井上麻美サンも出て、kyon2サン、佐藤浩市サン、菅井きんサン、ブレイク直前の筒井道隆サンなども名を連ねる豪華キャスト陣だったのデスが

Wikipediaによれば興行収入的にはなかなかキビシかったとか…(^^;

 

Q21:次のうち、レコード大賞を2年連続で受賞した人は?

①光GENJI ②近藤真彦 ③中森明菜

※1985年の『ミ・アモーレ』、86年の『DESIRE』で連覇されています。

マッチさんは1987年に『愚か者』で、

光GENJIは1988年に『パラダイス銀河』で受賞しています。

 

【16回】

Q22:今年(1992年)、ジャイアンツの東京ドーム開幕式で、始球式を行ったのは?

①牧瀬里穂 ②宮沢りえ ③観月ありさ

※この年のりえサンの始球式をキッカケに、2003年の優香サンまで、

巨人の開幕戦の始球式はその年の「旬」な女性有名人がつとめるようになりマス(2004年以降はだいたいアスリートの方がやるようになりました。

歴代はコチラを参照してクダサイ)

ちなみに「アイドルの始球式」その前年(1991年)の4月にGood-P・高橋由美子サンがロッテVS日本ハム戦で行ったのが最初とも言われております。

りえサンはかなりの巨人ファンとして有名で、川相選手のファンシブいッ!)でした。

 

Q23:今年登場した「5代目リカちゃん人形」の、イメージモデルとなっているのは?

①牧瀬里穂 ②観月ありさ(?) ③宮沢りえ

「『?』ってナニ?」ですよネ?

実は番組本(日テレ公式)に載ってたコタエは②なのデスが、ネットで調べると里穂サンという説もありまして

さらにこの5代目リカちゃん人形が、あまり人気が出なくて1年で発売が終わってしまった(タカラ公式HPにも載ってナイ!)マボロシの存在なので、

確かめようがなかったんですよネ…。

なので前回解いていただいた方、でも正解とカウントしていただいてOKデス(笑)(りえサン説はなかったので③は違いそう

 

ちなみにその次の問題が、

その5代目リカちゃんが、設定上憧れているミュージシャンは?

①B`zの稲葉 ②XのYOSHIKI ③聖飢魔Ⅱのデーモン小暮」

で、正解はでした。

FNSクイズ王ファンとしては閣下じゃナイのはザンネンですネェ~。そんなコトを言うリカちゃんは蝋人形にしてやろうかぁ~!?←もう人形だってば

 

Q24:今春、亜細亜大学に入学した、光GENJIのメンバーは誰?

①大沢樹生 ②諸星和己 ③赤坂晃

※この年に亜細亜大の経営学部に入学されてマス。

赤坂サンといえば光GENJIもさるコトながら、高嶋政伸サン「申~し訳ございませんッ!」でオナジミの「HOTEL」スキでよく見てましたネェ~(この番組と「元気が出るテレビ」を見てたモノで、ボクのコドモの頃の理想の上司は松方弘樹サンでした)

 

で、前回お気づきになった方もおられるカモですが、

平成のウルトラクイズって、ナゼかいつも機内で亜細亜大学の問題が出るんデス!(笑)

アイドル関連じゃナイので今回のクイズには出さなかったですが、

13回の機内ペーパーにも「亜細亜大学のキャッチフレーズは『偏差値より何』?」という問題が出てまして(正解は「個性値」)なんと出題率は100%!

(スポーツ問題でも14回「今春の箱根駅伝で、たすきを忘れてスタートした大学は?」なんて問題で出てマス(笑))

「今世紀最後」は機内3択の代わりに「フィッシュorチキン」クイズになっちゃったので出てませんが、ウルトラが平成5年以降も通常通りのカタチで続いてたらどうなったのか気になりマス(笑)

 

というカンジでした。みなさんどうでしたか?

みごと合格ライン(13点)突破ブーブーゲートをくぐり抜けてグァムに上陸!…した気分になれたでしょうか?

自由にイロイロなトコロを行き来できるコトのスバらしさ、旅行したいという強い想いを日本中のみなさんがきっとあらためて感じている今、

コロナのイロイロが落ち着いたら、ぜひ!!ウルトラクイズ復活期待したいデス。

ボクもそのアカツキには東京ドームの○×でグラウンドを駆け回りたいデス!(その前に落ちそうな気もしちゃいマスが(笑))

 

 

~P.S.~

実は今回出してない問題がありまして、第13回の問281(番組本での番号デス)と第14回の問312

ちょっとダークな問題とくに14回の方)なのでカットしちゃいマシタ。

どう~しても気になるって方は…番組の公式本(お持ちでナイ方はネットで買ってみて)で確認してみてクダサイ(^^;

 

 

 

 

 

 

どうもデス。

職場にわりと近い病院でコロナが出たので、なんと5月6日までお休みになってしまった(←ホントです)なかちゃんでございマス。

急に「めっちゃホリデイ」になってしまいましたが、とても「Yeah!」なんて言える状況でも心境でもナイ毎日…。(←モチロンあややサンあの曲です)

一日も早く、みんなで手と手を取り合って、楽しく安心して笑える日が来ますように!!

 

そして日本以上にタイヘンな状況なのがニューヨーク。映像を見るたびにココロが痛みます…。

ウルトラクイズを見てたモノとして、あのアコガレの地があんな状況になってしまっているのは、ほんとうに胸が痛いです…(>.<)

 

でも、それでも、

ニューヨークは、日本も、そして世界も、

コロナなんかにゼッタイに負けナイ!!

いつかすべてがおさまって、

日本から安心して、ニューヨークへ飛び立てるその日を願って、

そしてその象徴として、あの番組が復活してくれるコトを願って、

ひさびさのクイズネタはこの企画!!

「アメリカ横断ウルトラクイズ 機内24問『アイドル』3択ペーパーテスト from『ほぼ』平成」デス!!

 

どういう企画かと言いマスと、

今までにウルトラクイズの、成田→グアムの400問機内ペーパーテストで出題された問題のなかから、

このブログらしく「アイドル」に関する問題をピックアップして、みなさんにご紹介しよう、と思っております。

 

そしてこのブログのテーマのひとつが「平成のクイズブーム!」(←ってほぼ1年やってナイですが)なので、

全17回の中から平成元年~4年のウルトラクイズから出題を…と思ったのデスが

12回(昭和63年)の機内クイズのアイドル問題が、質・量ともかなりイイカンジだったので、

その後の平成ウルトラでずっと続いていく、東京ドームとプリンセス号(決勝)の初めての回でもあるこの回も含めて

12~16回の、「ほぼ」平成のウルトラクイズ機内ペーパーテストの問題をご紹介いたしマス!!

 

ではココでアレを一発。

ニューヨークへ行きたいかぁ~!!!(トメさん)

自由の女神にジャストミィ~ト!!!(福澤サン)

 

というワケであらためて

「アメリカ横断ウルトラクイズ 機内24問『アイドル』3択ペーパーテスト from『ほぼ』平成」

スタートです!!ぱふぱふ~(o^^o)

 

 

 

 

今回は女性アイドルだけでなく、男性アイドルやアイドル的なポジションの女優サンの問題も入ってマス。

 

問題総数24問。考える時間は1問につき、約6秒です。

ハイみなさん、深~く息を吸ってください!ハイ、吐いてください。

これが、6秒です。

(↑この3行は15回の福澤サンのクイズ前の進行の丸パクリです)

 

それでは合わせて24問、制限時間は2分24秒(←なんて中途ハンパな!)。

合格ラインは…5割超えの13点でいってみましょう!(←って13点以上取ったトコロでドコにも上陸できないのデスが)

それでは、よ~い、はじめっ!

 

(解くときにはこの曲を流して、アタマの中でトメさん、福澤サンの声を再生する

きっとより臨場感を楽しめる&イイカンジにアセれると思いマス(笑))

 

【12回】

Q1:アイドルグループ「おとこぐみ」を漢字で書くと?

①男組 ②男頭故組 ③男闘呼組 

 

Q2:映画『青い山脈`88』の主演は?

①工藤夕貴 ②斉藤由貴 ③兵藤ゆき 

 

Q3:キャラクターグッズの店「ゆっちくらぶ」を開いたのは?

①浅香唯 ②大西結花 ③中村由真 

 

Q4:アイドル歌手・中山美穂のあだ名は?

①ミポリン ②ミホッチ ③ミホミホ 

 

Q5:安田成美のファンは?

①ナルイズム ②ナルミスト ③ナルシスト

 

Q6:浅香唯のヒット曲は?

①A-Girl ②B-Girl ③C-Girl

 

Q7:出身地が東京でないのは?

①中森明菜 ②中山美穂 ③斉藤由貴 

 

【13回】

Q8:歌手・南野陽子の「ほくろ」はアゴのどのへんにある?

①向かって右側 ②向かって左側 ③真ん中 

 

Q9:南沙織の『17才』をリメイクして歌ったのは?

①Wink ②斉藤由貴 ③森高千里

 

Q10:現役の大学助教授が著した本は?

①山口百恵論 ②松田聖子論 ③中森明菜論

 

Q11:「世界デザイン博」で行った酒井法子の人形劇は?

①のりピーのマンモスばばピー ②のりピーの街冒険通り ③のりピーのハッピー通り 

 

Q12:宮沢りえの父親は?

①スペイン人 ②イギリス人 ③オランダ人 

 

【14回】

Q13:アメリカデビューを果たした松田聖子のアルバムタイトルは?

①SEIKO ②No Comment ③Flawless Seiko

 

Q14:亜細亜大学の「一芸一能入試」で合格できなかった人は誰?

①けん玉日本一 ②巨人軍私設応援団員 ③元おニャン子クラブ 

 

Q15:上智大学に進学が決まったバイリンギャルは?

①西田ひかる ②宮沢りえ ③芳賀ゆい 

 

Q16:『ローリングストーンズは来なかった』という曲を歌ったのは?

①堺正章 ②沢田研二 ③西郷輝彦 

 

【15回】

Q17:宮沢りえが、東京・代官山に出したブティックの名前は?

①ゴールデン・ピアス ②ダイヤモンド・リング ③エメラルド・ネックレス 

 

Q18:アイドル歌手、中山忍と石田ひかりが在籍しているのは?

①乙女塾 ②堀越学園 ③亜細亜大学 

 

Q19:牧瀬里穂のデビューCMは?

①ハイシー ②JR東海 ③郵政省

 

Q20:観月ありさの主演映画のタイトルは?

①美少女YOUKO ②超少女REIKO ③霊少女TOMOKO

 

Q21:次のうち、レコード大賞を2年連続で受賞した人は?

①光GENJI ②近藤真彦 ③中森明菜

 

【16回】

Q22:今年(1992年)、ジャイアンツの東京ドーム開幕式で、始球式を行ったのは?

①牧瀬里穂 ②宮沢りえ ③観月ありさ

 

Q23:今年登場した「5代目リカちゃん人形」の、イメージモデルとなっているのは?

①牧瀬里穂 ②観月ありさ ③宮沢りえ

 

Q24:今春、亜細亜大学に入学した、光GENJIのメンバーは誰?

①大沢樹生 ②諸星和己 ③赤坂晃

 

 

いかがだったでしょうか?

超サービス問題(Q4、Q6とか)からリアルタイム世代のみなさんも「マイッタっ!」なモノまであったかと思いマスが、

数日後の結果発表を楽しみにしてくださいマセ~(^^)

 

いやぁ~、ソロソロ夏も終わりますネェ~。

…って書き始めるハズだったんデス!!当初(去年の夏)の予定では…。

でもイロイロと疲れ果ててる(前回記事参照)間に年をまたぎ、街の風景は『秋のIndication』ナンノさん)を越え『冬のウインド』増田未亜サン)が通り過ぎ、スッカリ『ほらね、春が来た』うしろ髪ひかれ隊)な3月末に!

ただイイんです!(開き直るワタシ)今回取り上げるグループは夏も似合うケド春も似合うんデス!コロナなんてフットバして(←2020年3月の文章デス)

「春はCoCoから」!!

ってコトで今回は春のあたたかさと夏の陽ざしを連れてきてくれる5人組、のちの数々のアイドルグループにも大きな影響と財産を残した乙女塾の一番星CoCoでございマス!!(ちなみに「春は~」は毎年恒例のコンサートのタイトル)

 

CoCoの魅力はたくさんありすぎて書くのがムズカシイのデスが、まずはやっぱり5人のハーモニーだと思います。

ボクは女性グループ(アイドル以外も)のハーモニーって2つのパターンがあるような気がするんです。

ひとつはもともと声質の近いヒト同士で組んで、全員の声が揃う部分を重視する(歌い方も曲のつくりも)パターン。CoCoと乙女塾仲間であるribbon、Qlair(名曲ぞろい)とかがこのタイプかな、と思いマス。

もうひとつは声を揃えるよりも、とにかく1人1人の声の個性をフルに出すコトを重視するパターン。歌う人数も2人だけだしオーソドックスな「アイドル」とはちょっと違うかもしれませんが、SPEEDとかはこのタイプかなぁ、と。

90年代を代表する冬の名曲である『Virgin Snow』https://www.uta-net.com/song/188464/)と

『White Love』https://www.uta-net.com/song/10091/)を聴くと、この2タイプの違いがハッキリわかるような気がします。

…ってまぁゼンゼン専門的な知識もナイクセにエラそうに語っちゃってマスが(^^;(笑)

CoCoってこの2つのタイプの、どちらとも少し違うような気がするんですよネ。

 

パワーとオーラあふれる歌声の元祖「あっちゃん」(←AKB前田サン、オリラジ中田サンよりも10数年先!)あづさサン

ナマ歌だと音程とリズムがたまに「…んっ?」ってときもある(←スミマセン)けれど、カワイくて明るい、名字どおり「はね」るような歌声「はねちゃん」恵里香サン

グループの末っ子だけど、オトナの色気とツヤに満ちた声を、力強くぶつける「みっきー」幹代サン

明るく元気なキャラクターだけど、ソッと控えめでやさしい歌声「まきボー」真樹サン

そして聴くモノすべてがトロケる、説明いらずのキャットボイス理恵子サン

(今のオトナセクシーな理恵子サンのイメージしかナイ方には、ぜひ当時のスーパーアイドル「りえチャン」を見て「…ああぁ~!!(≧▽≦)」ってなって「クロールクロールして~(from『水平線でつかまえてhttps://www.uta-net.com/song/5413/ )ホシイです!

このまったく違う、「クセが強ぉ~い!」(千鳥ノブさん)5人の歌声が、なぜかみんなで歌うパートになるとピタッとそろう。

まさに『はんぶ』…イヤスッゴく不思議なグループなんですよネェ~。

 

次に放課後感

CoCoの曲ってドラマティックなデキゴトが起こるというより、ふつうの高校生や10代のカップルの日常をさりげなく描いたモノが多いんですよネ、

モチロンそれまでにもそういう曲はたくさんあったのデスが、日常を描くちょっとした小道具のディテールだったり、

ヤキモチを焼いてスネちゃうケド、ほんとうはずっとスキ!みたいな女のコのココロの中だったり、そういった細かい部分を掘り下げて描いた曲が多いというか。

そのイミでは今だと西野カナさんあたりにもちょっと通ずるモノがあったりするカモ?なんて思ったりもします。

あと曲とは別に5人でワチャワチャ盛り上がるおしゃべりも、なんか女子高の放課後を感じさせてホホエマシイです(^^)

(ぜひ動画サイトで「CoCoまでやるかミッドナイトシアター」「CoCoだけの話」を検索してみてクダサイ!…ラジオコントはホントに必聴デス(笑))

 

このメンバー同士で楽しく盛り上がるフンイキは、後の女性、そして男性アイドルにもかなり影響を与えている(特にラジオやネット配信の空気感とか)んじゃないかと思っています。

それこそとかも、ボク的にはけっこうCoCoっぽさを感じたりするんですよネ。

別に同じ5人組で「大野」クンがいるから、ってワケではなく(笑)

リズミカルな5人の会話の楽しさだったり、グループの進む道を自分たちで決める姿勢だったりとけっこう通ずるモノがあるんじゃないカナ、と思ったりします。

(CoCoはあっちゃんが抜けたあと、新メンバーを募集する予定だったのが、残った4人が涙ながらに反対して、立ち消えになったそうです)

 

そして最後が、曲にあふれる平成のはじまりの空気

けっきょくコレが、ボクがCoCoをスキなイチバンの理由なのかもしれません。

さっき挙げた日常や女のコのキモチの描写以外の、CoCoの曲の詞の特長として、

時代のキーワード、ハヤりモノが歌詞にポンっと出てくる(特にシングル曲で)トコロが挙げられると思います。

たとえば衛星放送がはじまって間もない頃の「ハートのパラボラ」とか「サテライトウェイブ」とか(『Live Version』

『恋のジャンクション』に出てくる「鳴らないポケベル」だったり(国武万里サンあの曲https://www.uta-net.com/song/4157/)が生まれた1993年に発売されてマス)

デジタルな技術の進歩から、新しいモノが生まれる!という期待感と、まだ色濃く残っていた、アナログであたたかいヒトとヒトとのつながり

その2つが合わさって生まれた、ワクワクするけれどココロ安らぐ、平成のはじまりのあのステキな空気

当時幼稚園から小学校低学年だったボクも、オサナイながらにカラダ全体でそんな空気を感じていたような気がしマス。

あの頃街や学校の行き返りですれ違ったOLや高校生のお姉サンたち、みんなステキだったナァ~。

(って書くとクレヨンしんちゃんみたいに女のヒトしか見てナイコドモっぽいデスが(^^;(笑)モチロンお兄サンたちもステキでした!)

アイドル、クイズ、音楽、お笑い、野球…イロイロスキなモノのあるボクですが、

今あげたジャンルの中でも平成元年~6年あたりのモノってだいたい例外なく大スキなので、きっと広いイミで、「平成のはじまり」のファンでもあるんだと思います。

そしてたくさんのアイドルやミュージシャンのなかで、CoCoの歌がイチバンその時代の空気を詰めこんでいるような気がするんですよネ。

 

そんなCoCoのスキな曲ランキング!!

…ほんとうにシングル全曲スキなのでエラぶのめちゃめちゃ苦労したのデスが、

それでも厳選したTOP6をどうぞ!

 

6位 夏の友達(1990年)

作詞:和泉ゆかり 作曲:山口美央子

https://www.uta-net.com/song/7514/

さっき書いた「平成のはじまり」感が最も感じられるのがこの曲じゃないカナ、と個人的には思いマス。

 

「空も風も夢も元気」「ビルも街も恋も元気」

街並みも空も木々や花も、すべてがキラめいていた1990年の風景と、

「空に呼ばれた ひまわりのように

ただのびやかに 生きてゆきたい」

5つのツボミがスクスク育って、今まさに美しく花開いていく瞬間を同時に切り取った、

30年経ってもずっと新鮮さを失わない、永遠に色あせない名曲だと思います。

 

5位 はんぶん不思議(1989年)

作詞:及川眠子 作曲:岩田雅之

https://www.uta-net.com/song/3748/

『夏の友達』が「平成のはじまり」ならコチラは2つめの「放課後」感カナ、と。

イントロに鳴り響くチャイムの澄んだ音。

「草野球」「図書館」という、主人公のカップルのサワヤカさ、初々しさを印象付ける風景のディテールの描き方のウマさ。

 

そしてそんなコマカイ分析なんてど~でもよくなっちゃうような

聴くモノすべてをトロケさせる理恵子サンの「あなたイジワルぅ~」の破壊力!!(笑)

もともとはこの曲はアルバム用に作られたモノだったそうですが、

このフレーズと理恵子サンの声があまりにもハマりすぎたために、急きょシングル曲になったのだとか。

 

ちなみに理恵子サンはこの曲のリリース以降街なかで、

「あぁ~、『あなたイジワルぅ~』のコだ!!」と言われるようになったらしいデス(笑)

 

4位 だから涙と呼ばないで(1992年)

作詞:森本抄夜子 作曲:羽田一郎

https://www.uta-net.com/song/7564/

あづさサンの卒業シングルであるこの曲。

アイドルグループのメンバーの卒業ソングとしては、それまでにもフジテレビ出身アイドルのセンパイ、おニャン子クラブ『じゃあね』(

https://www.uta-net.com/song/2458)とかはありましたが、

グループの中心的なメンバーが、次の大きな夢に向け、卒業するにあたっての曲という意味では、それ以降のグループ(現在に至るまで)にも大きな影響を与えた一曲じゃないカナ、と思っています。

 

大きな夢に向けて、キズつくコトを覚悟しながら飛び立っていくひとりの女のコ。

そんな彼女の姿を、見送る仲間たちの側から描くコトによって、

夢に向かって旅立っていく少女の、不安と強い決意がよりアザヤカに浮かび上がっていく。

旅立つ側と見送る側の想いを約4分で両方描き切る詞が、ほんとうに美しい一曲です。

 

「夢を見るコトは傷つくコトと隣りあわせ。

けれど夢に向かって進んでいくコトは、人生の他のなによりも価値があって美しい」

森本サンがCoCoに贈ったシングル曲は、一貫してこのテーマで描かれていて、

今聴いても胸にササる名曲ばかりです。

 

とくに2番の

「鳥は遥か 遠い国へ飛ぶ

傷ついても 生きるために飛ぶ

ねえ 悲しくないなんて 嘘

翼のついた Gジャン 震えてる」

トリハダが立つほど美しいこの4行!

 

そしてその詞のスバラシさを際立たせる、女のコの凛とした強さ、飛び立つ空の果てしない広さと包み込む優しさを表現した羽田サンのメロディー(←恵理香サンじゃなくて一郎サンの方デス。ちなみにコチラは「はねだ」じゃなくて「はだ」サンです)もまたイイんですよネェ。

 

3位 Newsな未来(1991年)

作詞: 及川眠子 作曲: 羽田一郎

https://www.uta-net.com/song/7513/

先ほど書いた時代のキーワードの表現、という点ではこの曲がイチバンだと思います。

 

「悲しい報道(しらせ)聞いた あの夜に

ちいさな 誓いたてた」

この曲が発売されたのは1991年の4月、ちょうど湾岸戦争が起こったばかりの頃でした。

世の中を覆う不安な陰、そんなときだからこそ、ひとりの女のコは誓います。

 

「背中を抱く力と 同じだけ

あなたに 愛をつたえたいと」

いちばん近くにいる大切なヒトと、手を取り合ってまっすぐ前を向いて歩いていきたい。

 

若いふたりの、そんなまっすぐな想いが

「古びた壁」をいつか壊して(この曲が生まれる前年には東西ドイツの統一もありました)、新しい、希望に満ちたキラキラした世界をきっと作っていく、そんな想いを込めて…。

 

この曲から約29年経った2020年の3月

世界がひとつになる日は遠いままで、コロナウイルスの猛威でオリンピックは延期になり、日常生活を送るのさえ精一杯…。

そんな毎日に、この曲のメッセージは時を超えて届くと思います。

この苦しさの果てに、よりキレイな世界が生まれる日を信じて…。

 

2位 横浜Boy Style(1992年)

作詞:及川眠子 作曲:後藤次利

https://www.uta-net.com/song/159683/

…イヤぁ~、イイですネ!!

このブログをはじめるにあたって、ボクの中で『ささやかな誘惑』…じゃなかったささやかな決めゴトをいくつか作ったのですが、

だれかを否定するコトは基本的に書かない、ゴシップ的なウワサをあまり取り上げない、当時のコトを知ったかぶりして書かない「(基本的にはインタビューとか、裏づけの取れるコトを中心に書いてマス)etc…)

その中のひとつとして「メロディーについてはあまりくわしく触れない」っていうのもあるんです。

 

理由としてはミュージシャンや曲を紹介する文章って、メロディーを中心に書かれている場合が圧倒的に多いので、歌詞をけっこう重視して聴くタイプのボクとしては、あえてソチラで攻めたいと思ったコトと

マキタスポーツさんやスージー鈴木サン(from「カセットテープミュージック」の10000分の1も知識がナイボクが知ったかぶりしたトコロでそんな、ってなワケで、

「いい」とか「風景が浮かぶ」みたいに、あくまでボクがメロディーを聴いて感じたコトしか書かないようにしてる(っていうか書けナイ)のデスが、

ソレでもこの曲のイントロはスゴいと思うんです!

 

「チャッチャチャッ、チャッチャチャッ!」最初の音から高さも長さも同じ(たぶん)音がずっと続くのに、どの音を聴いてもまったく飽きるコトなく、曲の世界に引きこまれていくカンジが…

う~ん、なんともシロートすぎる感想…(^^;

ただとにかくイントロの惹きつけるチカラ、ひとつひとつの音に感じられる「表情」のようなモノは

ボクぐらいの知識しかナイモノが聴いても、ほんとうにスゴいと思います。

 

イントロから全体まで、他のCoCoの曲とはフンイキがちょっと違うのに、

ソレでもCoCoのシングル曲として違和感がナイのがまたスゴいというか、後藤サンのタクエツした手腕とともに、

応援歌の力強さをベースにしつつ、CoCoらしいやわらかみを添えた、『EQUALロマンス』からCoCoを出掛ける及川サンの詞と、

約4年にわたってアイドル界の最前線でたくさんの場数を踏み、どんな曲でも自分たちの世界に消化できるまでになった4人のパフォーマンスのスバラしさをあらためて感じられる、名曲だと思います。

 

ちなみにこの曲は4人のソロ部分がハッキリ分かれているので、CoCo初心者が声を覚えるのにも役立つ一曲デス(笑)

聴き分け方は序盤のメンバー紹介で書いたのを参考にしてみてくださいネ(慣れるまでは真樹サンと幹代サンがちょっとムズかしいカモ?コトバを「置く」のがまきボーサンで「ぶつける」のがミッキーさんです(←ボク個人の感想デス))

慣れないウチは理恵子サンの声を聴き分けられただけでも自信をつけてクダサイ(笑)(←つくカナ?)

 

1位 無敵のOnly you(1991年)

作詞:及川眠子 作曲:羽田一郎

https://www.uta-net.com/song/5367/

もうコレはダントツでスキです!!

夏のキラキラを詰め込んだ、ワクワクするイントロ。

1991年のトレンドフレーズがイキナリ出てくる

「あなたの瞳は ちょっとFuzzy(ファジー)すぎる」という歌いだし。

(当時幼稚園児だったボクでも、エアコンのCMで「ファジー」はめちゃめちゃ耳にしてましたネェ~。

中学ぐらいまでほんとうに「ちょうどイイ風」っていう意味だと思ってマシタ(笑))

そしてソロで個性をフルに出して、ハーモニーではピッタリ合わせる、アブラの乗り切った5人の歌声。

イントロのイキオイそのままに走っていくメロディー(2番のサビから間奏ナシに最後のサビに行くあたりの疾走感!)に、やわらかくもパワーがハジケる5人の歌声

その声と曲のパワーを「もっとこの恋に力をこめて」「太陽な人でいて」など及川サンの力強いフレーズがさらに増幅させて、

サビの最後の歴史に残る名フレーズ「Goody Island」!!

 

まさに当時のCoCoの5人、作詞の及川サン、作曲の羽田サンのパワーが3分27秒(曲の長さ)にミゴトに結集した、

まさに「無敵」の一曲!だと思います。

 

<今回のアルバムからこの1曲!>

なぜ?(1991年)<3rdアルバム「STRAIGHT」より>

作詞:和泉ゆかり 作曲:亀田誠治

https://www.uta-net.com/song/159694/

 

いかがだったでしょうか?

コロナウイルスの猛威に日本も世界も振り回されている今(2020年3月)ですが、

それ以前からドコか、昔よりちょっとずつギスギスしているようにも思えたこの世界

 

そんな今だから、CoCoの歌で描かれている、華やかにキラめきながら、でもソボクであたたかい、平成のはじめの風景に想いを馳せて、

令和もいつかそういうステキな時代になってくれればイイなぁ、と希望を抱きながら、今日も5人のハーモニーを味わうボクです。

みなさんもぜひ、こんなときだからこそ『CoCoがくれた宝石(ジュエル)』(←『キミがくれた宝石』って歌があるんデス)でHappyなキモチになりましょう(^^)

 

ほんとうにランキング外の曲も泣く泣くハズした曲ばかりなんですよォ~(^^;

特に『EQUALロマンス』入ってナイのはイロイロな方から「ええっ!?」って言われちゃいそうですネ(^^;(笑)

『Live Version』『夢だけ見てる』とかも入れたかった~。

 

 

 

 

 

さて次回は、第2回の唯サン以来、ひさびさに「四天王」からの登場!

テープ芸と下ネタといえばこの方、清水アキラさん…って「モノマネ」じゃナイっ!

仮面をつけてて金網から「ヒョ~ッ!」って言って襲い掛かって来る…ってそりゃ「ストⅡ」の四天王バルログだってば!!なんで急にゲームキャラやねんっ!

(ちなみにまきボーサン春麗ステージの曲を歌ってたり『夢へのポジション』 https://www.uta-net.com/song/626/)しマス)

モチロンアイドル四天王からの登場でございマス。

 

この方の曲のイメージから考えると、ホントは秋・冬あたりに取り上げるべきカナ?とも思うのデスが、

名曲が多すぎるのと、ヤッパリ神戸に住んでるモノとしては早く紹介したいのと

4月から「半沢直樹」にも出られるとのコトで、このタイミングでご紹介しても「ナンノ」問題もナイハズ…ってあああッ!!(←この茶番がスキすぎるワタシ)

っていうコトでお楽しみにしてくださいませ~(^^)

…そして第6回の前にはアイドルとクイズを合わせた記事を書く予定なのと、アイドルランキングの特別編的な企画も構想中なので

ソチラもお楽しみにしてクダサイませ(^^)

来月半ばにはアップできるハズです!

でもね……たぶん……きっと~(from薬師丸ひろ子サン『探偵物語』https://www.uta-net.com/song/3027/