おひさしぶりでございマス。
たいへんゴブサタしてしまい申し訳ありませんm(__)m
2020年~21年もあいかわらずイロイロドタバタして、遅くなってしまいマシタm(__)m


でも実は、目に見えるトコロや見えないトコロでちょっとイロイロ書いてたりもして…。
そのへんは別の記事で書かせてもらおうかと思ってマス(モッタイぶるネェ~)

さて、連日のアマリの暑さにスッカリトロケかけていた昨年の夏のボク。そんな8月のある日、ウダるような毎日を「ぶっとばすゾォ~!」「グッドですよォ~!!」(by両方とも仮面ノリダー)なニュースを知りマシタ!!ソレがコチラ!!

 


おめでたい!!!!!!(≧▽≦)\(^o^)/

まさに「しめすへん!」「あに!」『祝!!!』(byTIM)(←ナツカシイ)
 

90年代前半のアイドルを愛するヒトの多くが待ち望んでいた、スーパーアイドルの大復活!!
そして過去にテレビ(日テレ・TBS)で歌っていた映像も含めたスバラシイBOXが発売され、
それだけでなく10数年ぶりに歌番組(『MUSIC DAY 2020』)にもご出演!
今年(2021年)に入ってもyoutubeチャンネルの更新があり、武道館コンサートの発表もあり、
そしてこの4月にはご結婚も!!まさにHAPPYづくし!!(≧▽≦)

ってなワケでアイドルシングルベスト5・第7回は、※1「20世紀最後の正統派アイドル」とも呼ばれた高橋由美子サン(親しみをこめてこのあとはずっと、ニックネームの「Good-P」サンと呼ばせてもらいマス)でございます!!パフパフ~!!\(^o^)/

 

<※1:でも由美子サンがデビューした90年は、寺尾友美サン、田中陽子サン、宍戸留美サン、杉本理恵サン、西野妙子サン

グループだと東京パフォーマンスドール、Cotton、

あとメディアミックスアイドルの芳賀ゆいサン(あるイミVTuberのサキガケカモ?)にやまかつWinkに…と実はかなりの精鋭揃いで
んでもって翌91年も乙女塾から中嶋美智代サン、堀川早苗サン、Qlairといった精鋭が世に出て、

先に女優として活躍されていた方も入れれば観月ありさサン牧瀬里穂サンが名曲とともにCDデビューして、音楽界でも「3M」のソロイ踏み…と

ホントはゼンゼン「最後」じゃなかったりしマス(笑)(今あげたみなさん、それぞれ名曲をたくさん歌われてるのでぜひ聴いてみてクダサイ!)>


…とまあ、Good-Pサンの歌声のように元気にスタートをきったこの記事デスが、今この記事をお読みのアナタ!Good-Pサンのコトをどのぐらい知ってますか?
「スミマセン、あまり知らないです…」って方から、「てやんでいッ!ファンクラブも入ってたゼイっ!」(←イセイがイイ)な方までいらっしゃると思いマスが、多くのヒトは「えっと~、『南くんの恋人』とか『ショムニ』に出てた女優サンだよネ」みたいな認識ではナイでしょうか。
「女優・高橋由美子」のご活躍は多くの方がご存じだと思いマスが、「Good-Pサンの歌を知ってるヒトの数」となると、ザンネンながらだいぶん減っちゃうんじゃないカナ、とも思います。
また「歌も知ってるよ~」って方でも、先ほど書いた『南くんの恋人』(←言うまでもなく由美子サンの超代表作ですネ)の主題歌だった『友達でいいから』しか知らない、って方も多いんじゃないカナ、と思います。
実はこう書いてるボクも、一昨年まではまさにそんなヒトたちの中のひとりでした。
っていうか「南くんの恋人」は後半はリアルタイムで見てたのに(最終回はコドモ(小3)ながらに泣きましたネェ~。ほんとうに名作!!)『友達で~』は覚えてなかったぐらいなので、実はまったくエラそうに語る資格なんてナイのデスが、

でもそんなボクだからこそあえて、知らないみなさんにココで言わせていただきマス。
「スーパーアイドルGood-P知らないの?モッタイナイよね!!」
昔のテレビのCMのYAZAWAサン風(「ハイビジョンじゃナイの?モッタイナイよね!」)に読んでクダサイ(笑)

Good-Pサンが歌手活動をしていた90年代はいわゆる「アイドル冬の時代」で、なかなか歌番組にアイドルが出る機会がなかった(とくにCoCo解散からモー娘。結成のあたりまで)ので、

Good-Pサンが歌う姿は、リアルタイム世代の方でも、もしかしたらあまりご覧になられてナイんじゃないカナと思います。
(あの頃のアイドルの方は歌番組じゃなく、バラエティ番組のゲストで呼ばれて最後に歌う、みたいなパターンが多かったんですよネ)

バンドブーム、B-ingブーム、ドラマタイアップの大ヒットに小室フィーバー…
その一方でゴールデンタイムの歌番組から離れていったアイドルたち…(と演歌歌手のみなさん)
90年代半ばの記憶がリアルタイムである方ならわかっていただけるカモですが、Good-Pサン(や西田ひかるサン、森口博子サンあたり)がいらっしゃらなかったら、「アイドル」というジャンル自体が、なくなるコトはなくても、今とはかなりカタチが変わってしまっていたんじゃないかと思います。
―「アイドル」というジャンルを未来に繋いでいくために、エンターテイメントの神サマがGood-Pサンを世に送りだしたのかも…―
そんなコトを本気で考えてしまうほどに、Good-Pサンのアイドルとしてのパフォーマンスはほんとうにスバラシイんです。

「アイドル・高橋由美子」に今まで触れる機会がなかった方にはぜひ!

一度動画で、できれば先ほどから何度か触れているこのBOX

 

 

を買って、ぜひ歌うGood-Pサンのオスガタを見てホシイです。
元気で明るい曲を歌うときのハジケる笑顔、パワフルなエネルギー。

バラードを歌うときのシットリやさしい声、はかない表情。

ありとあらゆるジャンルの歌世界を、ときにやさしく、ときに力強く表現するそのボーカルは、まさに「圧巻!」のヒトコト。
そのパフォーマンスは過去から現在までの、どのトップアイドルにも劣らないスバラしさです。

 

↓コチラはCDのみのver.デス。

 

 

Good-Pサンの「20世紀最後の正統派アイドル」のキャッチコピー。

さっき「※1」で「最後」についてアッサリ否定しちゃいマシタが(笑)、
名付け親のフジテレビ・大多亮サン(93年のGood-Pサン主演ドラマ「お願いダーリン!」のプロデューサーさん)はきっと「こんなにルックスとパフォーマンス力を兼ね備えたコはあと7年(←20世紀が終わる2000年まで、ですネ)は出ない!」って思ったんでしょうし、そのキモチはちょっと分かる気はしマス。

Good-Pサンがファーストシングル『Fight!』(https://www.uta-net.com/song/5374/)で歌手デビューされたのが、「夜ヒット」「トップテン」が終わった1990年。
そしてGood-pサンの最後の(←あくまで今のトコロ)シングル『螺旋の月』(https://petitlyrics.com/lyrics/2943854)が発売されたのが、モーニング娘。が『LOVEマシーン』をリリースして国民的アイドルになって、アイドルシーンがふたたび活性化した1999年。
そこにもなにか、運命のようなモノを感じてしまうのはボクだけでしょうか?

その99年を最後に歌手活動を休止し、女優としての活動がメインになったGood-Pサン。
それでもミュージカルなどで、ずっと歌い続けてきたGood-Pサンの歌声はオトロエ知らず
BOXに収録された「新曲」でもそのあたりはバッチリ聴けるのデスが…そのあたりはまた記事の後半で、ネ(^.^)(←ジラすネェ~)

ソレではランキングの方に行ってみましょ~!!\(^o^)/



6位 だいすき(1992年)
作詞:さくらももこ 作曲:筒美京平


映画「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」の主題歌(と声優)にGood-Pサンがバッテキされて生まれたこの曲。

 

 

↓映画のあらすじはコチラです

 

 

 

平成のはじめの「ちびまる子ちゃん」は、ボクたち当時のコドモだけでなく、オトナたちも巻き込んで、まさに大社会現象を巻き起こしていたのデスが(もしかしたら今の「鬼滅」フィーバー以上カモ)

アニメの放送は92年まででいったん終わるコトになり、そのときに集大成として作られたのがこの映画でした。(←な~んてクワシそうに書いてマスが、まだ映画は見れてナイボクです…

ただCSの日本映画専門チャンネルで再放送されている(2021年5月現在)のを今知りマシタ!コレは見るっきゃナイ!!)
なのでその映画に起用されるというコトは、ある種「アイドル界の代表として認められる」意味合いがあるというか、Good-Pサンがまさに、名実ともにアイドル界のトップランナーになった瞬間なんじゃないカナ、と思います。

さていよいよこの曲の中身について語っていくのデスが、ヤッパリ作詞・作曲のおふたりに触れないワケにはいかないですよネェ~。
まずは作曲の筒美京平サン
…もうボクなんかがちょっとでも語るのさえオコガマシイ、まさに音楽史の大偉人ですが、
Good-Pサンとのタッグで生み出された曲たちは、筒美サンの歴史のなかでもトップクラスに入る名曲ばかりだと思います。


そして作詞者であり、なによりまる子ちゃんの生みの親でもある・さくらももこサン。
漫画家として、またエッセイストとしての才能・功績があまりにスゴすぎるためか
その2つの顔に比べて、語られる機会がやや少ない気もするのデスが
「作詞家・さくらももこ」もまさに天才!
なんせ最初に書いた歌詞が「♪ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパ~」『おどるポンポコリン』https://www.uta-net.com/song/1046/))次に書いた歌詞が「♪リンリン ランラン ソーセージ~」『走れ正直者』https://www.uta-net.com/song/547/))なんですよ!
いきなりこんなコトバを思いつけるセンス、そしてそのコトバを実際に歌詞として曲に乗せカタチにするドキョウ
そんなソフトバンク・千賀投手(←巨人ファンとしては大トラウマです…(泣))の必殺・オバケフォークもビックリの、曲がりの大きな変化球2球のあとに、
ど真ん中に投げこまれた160キロのストレートのようなこの一曲。
 

「♪あなたが 大好きなの ほんとに 大好きなの」
この映画のテーマでもある「いつかどこかへ行ってしまいそうな、たいせつな人への想い」を表現した、
何度もリフレインされる、ひたむきでまっすぐな愛のコトバ
由美子サンのやさしく、そしてどこまでも明るい歌声が、このシアワセな時間がいつかは過ぎ去ってしまうコトをよけいに強く感じさせて、(また作詞・作曲のおふたりが今はもう天国にいらっしゃるコトもオーバーラップして)
とてもせつなくて、でもとてもキラキラした、ほんとうにステキな一曲になっています。
 

ももこサンがこういうストレートな歌詞を書いたのは、映画のテーマもモチロンあるとは思いますが、
Good-Pサンのたぐいまれなるアイドル性が、このまっすぐな愛のメッセージを書かせたと言ってもイイような気がします。

あと先ほどご紹介したBOXの特典DVDには

この曲をTV(「うるとら7:00」「今夜も歌はナイト」)で歌ったときの映像も収録されているのデスがコレがもう!!
「カワイイ」を辞書で引いたら、このときのGood-Pサンの写真が載ってるんじゃないかというレベルのスバラシイ映像なので、たくさんの方に見てもらいたいデス(^.^)


5位 アチチッチ -fire version-(1992年)
作詞:秋元康 作曲:本島一弥


『だいすき』のイントロと同じように、この曲のはじまりもまたスバラシイです!
消防車のサイレン音が鳴りヒビくなか、「♪チャチャラッチャッチャチャラッチャ~」という元気いっぱいの音が流れだし、

とてつもないワクワク感にあふれる、まさに「粋な事件(こと) 起こりそうだぜ めッ!」(byラッツ&スター)ってカンジのイントロです(^o^)
ソコに「♪遅れた分はサービスしちゃうわ ウフフ」
「♪あなたは私をさらう すばやいルパンになあれ」
といった

遊びゴコロとオリジナリティーいっぱいの秋元サンの詞が乗っかって、

その詞とメロディーのイキオイをカタチにするGood-Pサンのパワー全開の歌声がバシッとハマって
サビの「アチチッチ~」まで、まさに元気モリモリいっちょアガリ!な名曲に仕上がってます(^^)
 

この当時のGood-Pサンのパワーが、100%ではオサマラナイほどにあふれまくっている名曲です!


4位 友達でいいから(1994年)
作詞・作曲:TAM TAM


先ほどにもチョコっとだけ触れた「南くんの恋人」の主題歌であり、Good-Pサンの全曲の中でマチガイなくイチバン有名なこの曲。

 

 

…もうボク個人としてはですネェ、

のりPサン『Love Letter』(https://www.uta-net.com/song/2221/)とか

河田純子サン『シ・ン・ユ・ウ』(https://petitlyrics.com/lyrics/256338 )とか
オトコのコがオンナのコを愛してるけど、いや愛してるからこそ、
自分の想いは胸に秘めて、そっと彼女に寄り添う…

みたいな歌がめっちゃめちゃ大スキなんですよオオォ!!!(←オチツけ)
コレぞまさにオトコのカタルシス

♪心に~もどかしい~カタルシスぅ~(from『一番偉い人へ』byとんねるず)くうぅ~…!!
 

歌詞のストーリー自体は、ドラマの内容とはあまり重なってはいないのデスが、

ちよみチャンのはかなさと南クンのやさしさを表現するのに、この曲以上の曲が思いつかない

まさに歴史に残る名曲で、またEvergreen(←なんでイミありげにこの文字を目立たせてるかというと…コタエは次の記事で!)な純愛ソングだと思います。

この曲で印象に残るフレーズといえばサビの歌詞「プレパレイション」日本語で「準備、用意」「下調べ」みたいなイミだそうです)。
スゴく耳ゴコチも良くて、メロディーにも乗りやすいフレーズなので、もっとイロイロな歌で使えばイイのにナァ~、なんてつねづね思ってマス。
このブログをご覧のシンガーソングライター、作詞家のみなさん、ぜひ次の曲あたりでどうでしょう?(←ココ見てる音楽関係者はたぶんいない)


3位 Good Love(1993年)
作詞:柚木美祐 作曲:本島一弥


コチラも先ほどちょっと触れたドラマ『お願いダーリン!』(相手役は森脇健児サン(※2))の主題歌。約19万枚を売り上げたヒット曲でもあります。

<※2:今はオールスター感謝祭のマラソンボクシング熱血オジさんとしてオナジミ(←?)の森脇健児サンですが…当時はほんとうにイケメンでサワヤカなお兄サンで、コドモながらにアコガレてましたネェ~。「ギャッツビーつけて~カッコつけて~」


Good-Pサンの曲の特長として、「一音目から聴くヒトをグググーッと惹きつけるイントロ」があるとボクは思うのデスが(今までにあげた曲のイントロも、どれもステキですよネ)
この曲もまた、最初の一音目から恋するヨロコビがいっぱいにあふれているメロディーと、
甘さとパワフルさを合わせ持ったGood-Pサンの歌声(歌いだしの「♪もう はなさない はなさない」のスバラシさ!)に、

ハートを♪どきゅーん!ずきゅーん!(by 『ごきげんだぜっ!』 from DA PUMP)とウチぬかれちゃうヒトも多いんじゃないでしょうか?(モチロンボクもそのひとりデス(^^))

そんなメロディーに加えてこの曲の大きなミリョクになっているのが、みごとに時間とココロの動きを同時に切り取った、柚木サンの歌詞にあると思います。
まずカレに早く逢いたい!というキモチでいっぱい曲はじめのサビ
バタバタとデートの準備をするAメロ(ずっとアワテてるのがカワイイ)、
あらためて早く逢いたいキモチの表現と、ちょっと前にカレとケンカをしてたコトがわかる1番のサビときての、
2番のAメロがスバラシイんです!


「♪スカートも構わずに 自転車とばす
ドキドキする胸は 坂道のせいだわ」

まずこの2行!「せいかな」じゃなく、あえて「せいだわ」って言いきっちゃうコトによって
主人公のコのちょっと意地を張ってるカンジ、勝ち気だケドケナゲにカレのコトを愛してるのが伝わってきて、
「またぁ~、ホントはそのドキドキ、坂道のせいじゃナイのわかってるクセにぃ~(^.^)」
と、いわばドリフのコントの「志村うしろ!」的なキモチにさせる←…きっともっとイイタトエがあったハズです(^^;)名フレーズ。

さらにそのあとの
「♪甘い顔を見せるのは クヤシイ気もするけど
次の信号 青になれ!!」

「早く会いたい」みたいな直接的なフレーズをタクミに省略して、
女のコの止まらない想いをイッキに推進させる、この2行のスバラしさ!!
(余談デスが「歌ネット」の歌詞は「甘い」が「甘し」になっちゃってるんですよネェ。
なんかちょっと「すゑひろがりず」のネタみたいですネ(笑))
そして最後にやさしく
「♪素直に言える 『好き』~」
 

ココまでカワイさとスピード感にあふれるラブソングは、音楽の歴史のなかでもなかなかナイと思います。

最高ッ!!(*^O^*)


2位 負けてもいいよ(1996年)
作詞:康珍化 作曲:松本俊明

浅香唯サン『セシル』(https://www.uta-net.com/song/2809/)

中嶋美智代サン『思われている』(https://j-lyric.net/artist/a000d94/l00b482.html)

のりPサンYouTubeチャンネル開設おめでとうございマス!)の『あなたに天使が見える時』(https://www.uta-net.com/song/296/)etc…と一緒に、この曲はゼッタイに入れたいです。
 

この文章を書くために、この曲を何度も歌詞読みながら聴いていたのデスが、そのたびにウルウルきてしまって、なかなか冷静に文としてまとめられなかったボクです…。
「不幸」というにはオコガマシイですが、これまでわりとしんどい人生を送ってきて、

夢は見つかったけれど、叶えるまでにはまだまだ時間がかかりそうで、

そのためにやりたくナイコトをやり続けてきて、またこれからもソレをある程度続けていかないとイケナイ、

今の自分には歌詞が胸にささってシカタなくて…。
 

『♪でもねぇ いつか放課後の屋上で
話してくれた あの未来を
言い訳だけ ふえる手帳にね
綴じちゃ ダメだよ』
『♪負けてもいいよ 休んでいいよ
夢と逢うのは もっと遠くだよ
追い越してゆく 誰かの背中にね
地図が 見えるかも』
(書きながらちょっと泣いてマス…)
そして最後の
『♪負けてもいいよ 大丈夫だよ
心配ないよ きっとうまくいくよ
負けてもいいよ あなたのことずっと
見ててあげるから』


この曲をご存じなかったみなさんも、毎日の生活に疲れたときや、信じていた夢への想いが揺らいでしまいそうなときにはぜひ、
聴くモノをやさしく包み込む、この曲の歌詞、メロディー、そしてGood-Pサンの歌声に身をゆだねてみてはいかがでしょうか?
 

ココロを暗く覆っていた雲が、きっとフッと消えていくハズ…。


1位 元気!元気!元気!(1991年)
作詞:秋元康  作曲:筒美京平

 


そして『負けてもいいよ』で癒されたあとは!
Good-Pサン×秋元康サン×筒美京平サンの超最強タッグによって生み出された、この曲でパワー全開になっちゃってクダサイ!!(≧▽≦)

6位で触れた筒美サン同様、秋元サンもまた今さらボクなんかがエラそうに語るまでもナイ、エンターテイメント界の大偉人ですが
(とか言いつつ秋元サンの詞に何度も人生の示唆をいただいたり救われたりしているモノとしては、いつかこのブログでもジックリ、あくまでもケンキョに(笑)語らせていただきたいのデスが)
Good-Pサンとのタッグによって生み出された作品は、筒美サンと同じように、秋元サンのキャリアの中でも印象に強く残る作品が多いんじゃないかと思います。
ソレはおふたりの生み出した作品がGood-Pサンの表現力を200%引き出したコトの現れでもあり、

また逆にGood-Pサンのアイドルとしてのポテンシャルの高さが、おふたりのイマジネーションを強くシゲキした証でもあるのカナ、とも思います。

そんな3つの偉大な才能がはじめて出会ったのが、91年リリースの、Good-Pサン5枚目のシングルであるこの曲。
先ほども書いたGood-Pサンのイントロマジックが最大限に発揮され、そこから3分20秒(曲の時間)ずっと、日本の音楽史に残るレベルのキラキラをいっぱいに詰め込んだ筒美サンのメロディー。
そしてGood-Pサンのミリョクを世の中に知らしめると同時に、聴いているボクたちに「人生」を教えてくれる秋元サンの歌詞。


それぞれ語りたいコトはツキナイですが、この記事もだいぶん長く書いちゃった(しこの後ももうちょい書いちゃう)ので、

ココは2番のAメロの歌詞だけをピックアップして紹介させていただきマス。それがコチラ。
「♪誰かが 落ち込んでいる時は そっと
やさしい言葉を かけるより」

はじめてこの曲を聴いたとき、ボクは最後の『より』の部分にまず「ええッ!?」「オッタマゲ~!」(by平野ノラさん)状態になってしまいました。
 

「落ち込んでいるヒトが近くにいたら、やさしいコトバをかけてあげる」
COWCOWサンの「あたりまえ体操」のネタになってもオカシくないぐらいの、世の中のジョーシキと言うべきこの行為をGood-Pサン(秋元サン)は否定している!
スッカリオドロいたボクですが、その後に続く
「♪なんだか また やる気が出てくるような
素敵な 笑顔を 見せなさい」

この2行に「…おぉ~!なるほどぉ!!」目からウロコをポロポロさせてしまいました。

 

――世の中にはコトバを超えるほど、ヒトに大きな勇気を与えるモノがある――
声をかけてはげますという「正解」を一度否定したうえで、アザヤカに示されたこの「別解」
そしてその「証明」としてのGood-Pスマイル。
サビの名フレーズ「♪女になるには 10年早い!」「♪元気なくすには 10年早い!」(それぞれ1,2番)

まで含めて、この歌詞をはじめて読んだときの衝撃と感動は今もまだ色アセナイです。
 

まさに最強の美少女戦士・Good-Pサン秋元サン・筒美サンという最強の風神雷神をシタガえて、

「アイドル冬の時代」にナグリ込みをかけると同時に、元気をなくしたオトナたちにカツを入れてくれるようなツウカイな一曲です!

ん?「風神雷神」?「少女」?
そうです!最後にプラスワンで、昨年リリースされたばかりのこの「新曲」をご紹介させていただきマス!!

<今回の「アルバムからこの一曲!」>

風神雷神ガール(2020年)<ベストアルバム「最上級 GOOD SONGS」より>
作詞:森雪之丞 作曲:本島一弥

https://www.uta-net.com/song/292856/

 

というコトでなぁんと!!

BOXの最後に収録された、Good-Pサン21年ぶりの新曲デス!!
 

イヤぁ~、1996年すら最近と思っているこのボクが、

まさか2020年の曲をこのブログで紹介するコトになるなんて!

まさにぴえん超えてぱおん!!
…だってあの『うっせぇわ』(https://www.uta-net.com/song/292534/)とリリース年は同じなんですよ!?

そりゃあボクもイミもなく現代の最新ワード(←なのカナ?)を使っちゃうってなモンです。

世の中にヘンなウイルスがハヤっても、いろんな楽しいコトが中止や延期になっても、

会議や飲み会もzoomやリモートになってヒトと触れ合う機会が減っても、なのにネット上でのヒトとヒトのノノシリ合いは増えても、

やっと野球が見れるようになったと思ったら巨人がソフトバンクにメタメタにやられても(←また涙)
Good-Pサンにはそんなショボクれた毎日なんておかまいナシ!

さっきも書いた『Good Love』『アチチッチ』などなど、Good-Pサンに数多の名曲を提供してきた

相性バッチリのタッグパートナー・本島一弥サン作曲のワクワク感あふれるメロディーに、
逆にキャリア・作風から考えて、今までGood-Pサンに曲を提供していなかったのが信じられないほど、

コチラも相性バッチリの、天才・森雪之丞サンの歌詞がバシッとハマり
そしてなんと言っても明るさ、パワー、のびやかさすべて30年前からなにひとつ変わっていないGood-Pサンの歌声が
聴いているボクたちを、「♪悲壮な現実(リアル)をブッ潰す」ステキな「♪宝島(ワンダーランド)」に音楽のチカラで連れて行ってくれる、最高の一曲に仕上がっています。

そしてこの曲に関しては、ゼヒ!なんとしても!
youtubeの公式MV(https://www.youtube.com/watch?v=8Qvym3UkeQI )を見てホシイです!!
 

4:3の画面、シンプルなセットに原色の照明。
ソレはまるであのころ、「スーパーJOCKEY」「ドリフ大爆笑」のゲストに呼ばれたGood-Pサンが
番組の最後に歌うシーンを見ているかのようで。
楽しい番組のエンディングは歌でシメるという、序盤にもチラっと書いた

バラエティ番組のひとつの様式美がまだ息づいていた90年代を思い出すつくりになっていて。

最初にボクは「Good-Pサンのアイドル復活」と書いてしまいましたが、
今回の記事を作っていき、最後にこの曲をあらためて聴いたときに
ほんとうは今回のプロジェクトは、Good-Pサンの「アイドル復帰」じゃなくて、
たまたまお芝居の仕事が続いていて、出すヒマがなかった
21年ぶりの「新曲」をベストアルバムといっしょにリリースした、ただそれだけのコトだったんじゃないだろうか

と思うようになりました。
 

――「アイドル・高橋由美子」の時計は、あの頃から1秒だって止まっていない――
そんな風にスタッフさんが思ってくださっている
ような気がして、なんだか胸がアツくなってしまいました。

Good-Pサンは「20世紀最後のアイドル」じゃなくて、「全世紀永遠不滅のアイドル」なんだと証明してくれる、最高の一曲です!


いかがだったでしょうか?
Good-Pサンの名曲の数々を、ボクのツタナイ感想つきで紹介してきましたが、
今回は最後に、ぜひ読んでホシイモノがあるんです。



↑画像悪くてスミマセンm(__)m

コレは記事でも何度も書いた『最上級GOOD SONGS』のDVDつきBOXに寄せられた、収録曲へのファンのリクエスト(そのリクエストが曲選びにも反映されていました)に
載せていただいたボクの文章(ちなみに今回1位の『元気!元気!元気!』に投票しまシタ)です。
たくさんのファンのみなさまの投稿から採用していただいてウレシイかぎりです!(^o^)ヤッピー!v(^o^)v

…ってセッカク長く読んでいただいたのに、最後がボクのジマンじゃあシマりませんよネ(^^;(笑)スミマセンm(__)m

ほんとうにご紹介したかったのは1991年の「別冊 アップトゥボーイ No.2」に載っていた、Good-Pサンのインタビューです。
ぜひ↓をご覧クダサイませ。

 



 

 

いかがだったでしょうか?
Good-Pサンにどういうイメージを持っていらっしゃっても、あるいはくわしく知らなかったという方も、
「アイドル」にアツい想いを抱き、冬の時代にその文化を守り抜いた、Good-Pサンの軌跡と功績は、
多くのヒトに、現在進行形でアイドルを応援されている方にはとくに、知ってもらいたいと強く思っているボクです。

ひさびさの記事デシタが、読んでいただきありがとうございましたm(__)m

さてココで次回の予告、になるトコロなのデスが…
このブログもこのシリーズも、じんわりと長く続けていく予定なのデスが、
ワタクシ実は去年から、ちょっとココの別館とも言うべき場所を開いてまして、
そこともリンクさせてイロイロやっていこうカナ、と思っていたりするのです。


(ボクのツイッター(https://twitter.com/nakachan87205)をフォローしてくださってる方の中には、もう見たコトがあるというキトクな方もいらっしゃるカモですが)


なので近いうち(数日ぐらい)に次の記事を書いて説明したいと思うので、チョッピシお待ちくださいませ(^^)