こんばんは、塾代表の大西です
6月2日(日)の塾レポートをお届けします。
出席は、1年生3人、2年生4人、3年生9人の計16人でした。
全員マンツーマンで、テスト勉強を2時間半。
この日はフランス留学中のサポーターSさんが急遽一時帰国しており、塾に来てくれました。
そんな噂を聞きつけて、卒業生の高校生も集まってきました。
この春卒業して高校の陸上部で頑張っているRも、テスト直前で「古文がわからない」ということで卒業後はじめて塾に来てくれて勉強。古文の参考書を2冊貸しましたが、たぶん今日あたりが試験だな……、大丈夫だっただろうか。。。
嬉しい報告をしてくれた高3女子もいました。中学生の頃から苦手だった英語で、ついに80点!満面の笑みでサポーターたちに答案を見せてくれました
また、この日は塾の前に中3女子3人は15時から塾部屋(3年生が使える塾専用の小部屋=我が家の一室)に来て勉強していました。
今週は一昨日と今日、男子たちも来てテスト勉強しています。
みんなしっかり気合いが入ってて、サポーターのほうが驚いちゃうような具合。
20時半から残りの30分は、キャンプの段取りを行いました。
中野よもぎ塾では、2015年から毎年、夏休みにキャンプを行っています。
これはいつもご支援くださっているK様からのスペシャルプレゼント。
2泊3日、自然の中で思い切り遊んで、勉強するイベントです。
毎年、スケジュールづくりや予算管理、食事の準備など、すべて子どもたちが行います。
3日間何をして過ごすか? ゴハンは何を作るか? みんなが楽しめるようにレクでは何をやるか? 安全に過ごすためにどんなものを用意しておいたらいいか? それにはいくらかかるのか、予算内にどうやって収めるか?
これらをすべて、子どもたちに準備してもらいます。
今回は、全体のリーダー決めと班分けを行いました。
今年のリーダーは、3年生の女の子と男の子が一人ずつ、2人で協力してみんなをまとめることに。
班は下記に分かれます。
・リーダー班
・食事班
・食材備品班
・美化保険班
・レク班
・記録編集班
・会計班
それぞれの班でやるべきことをこなしながら、他の班とも調整をして準備を進めていきます。
小さな会社のような状態です。
1、2年生を3年生ができるだけ引っ張るような形で、またキャンプを経験した卒業生たちにも手伝ってもらいながら。
よもぎ塾のキャンプは、この準備期間にどうふるまうかというのもひとつ成長のステップとなっています。
ちょうど今、日本では教育改革が進められているところですが、偏差値が良ければそれで良い、良い学歴で良い会社へ…という考え方はすでに旧型の考え方であることは、今もうジワジワと社会全体が実感し始めているところだと思います。
すでに「良い会社」というゴールが、幻のようなものになっていることは、21世紀に働く大人たちはもう知っていますしね。
そんな中、社会で活躍できる能力、必要とされる能力は、じゃあ何だろう?
そんなことを、サポーターたちは日々考えています。
無料塾の中で、子どもたちが持っている良さ、能力を最大限に引き出すために、よもぎ塾はいろいろなしかけを作っているわけです。
今年も充実した夏になるよう、サポーターたちも裏で準備を頑張ってくれています。
……でもその前に中学生たちは、まずテストね!
目標をしっかり定めて、それには何が必要か、テストまでの日数で何をしなければならないか、しっかりタスク管理しながら頑張っていきましょう!
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次回はスマイルなかのにて!
Sさんもみんなが頑張ってるの見て喜んでたよ〜。