町にお住まいの方はご存知かと思いますが、ここ数ヶ月
のうちに、電柱や施設に道標が設置されつつあります。
道標の目指す先は「指定緊急避難場所」です。
地点ごとに色分けがされているので、試しに道標の指す
方向へ進んでみることにします。
まずは赤色の道標。海抜は2m。
避難場所まで1,490mの距離があります。

設置場所はここ、荒島パークです。
まさしく海の目の前ですね。「津波危険」の文字が示す
通り、赤色は恐らく東日本大震災の津波の浸水域です。
こうして見ると、道標の設置位置がちょっと高いような
気もします。規則はあるのでしょうが、もう少し目線に
近い場所の方がいいような気もします。
※意見には個人差があります

530m進んだ場所に、次の道標がありました。
黄色の道標。海抜は23mです。
避難場所までは960mあります。

設置箇所はこちらの電柱です。
場所は、はまゆり大橋を上った先の交差点。
先程の赤色よりは目線に近い位置に掲げられています。
ここは先の津波の被害は免れた場所です。
「津波注意」と書かれているので、黄色は津波の被害は
受けていないが、まだまだ危険な高さであることを
示しているのでしょう。
目安は先の津波の平均高・16.5m前後でしょうか。

目的地である指定(緊急)避難場所には看板が設置され
ています。これは大きくてわかりやすいですね。
どの災害に対応しているかも明記されています。

サンオーレそではまの指定雛場所はベイサイドアリーナ
ということになります。震災直後、実際に避難所として
機能していた施設です。ここまで来たら安心!です。

ちなみに多くの観光客が訪れる「さんさん商店街」は
海抜10mなので、赤色の津波警戒区域です。
高台にあるから安心、と思わずに、有事の際は看板が
示す指定避難場所まで移動する必要があります。

さんさん商店街から最寄りの避難場所は2箇所。
商店街から少し距離はありますが、海抜10mを維持
しながら到達可能な志津川小学校の体育館。
あるいは距離は近いながらも、元々の町の高さである
低地部の移動が必要となる志津川高校の体育館です。

祈念公園から高校へ避難する場合、路面に「避難路」の
道標があるので、これを辿るのがお勧めです。

命を守る道標。
津波で甚大な被害を受けつつも、有り難いことに沢山の
観光客を受け入れる南三陸町らしい取り組みです。
※他の町も同様の措置はとられていると予想します
「自分が現在いる場所は安全か、あるいは危険なのか」
疑問に感じた際は、これら道標を探してみて下さい。
きっと命を守る手助けになることと思います。