11年目の祈りの場(戸倉) | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

旧・戸倉中学校(現・戸倉公民館)。

屋根には瓦が使われており、モダンな建物です。

駐車場には何年にも渡り消防団の自動車が保管されて

いましたが、気付けばテントごと無くなっていました。

 

 

 

さわやか公園モアイの跡地です。

地面にはその重みだけが残されています。

 

校庭には数年前まで仮設住宅が並んでいましたが、

今は全て解体撤去されています。

 

この3月、ここには新たに祈りの場が設けられました。

 

とても綺麗な、庭のようなスペースです。

 

モニュメントを通して海が見えます。

誰もいないせいもあり、とても落ち着く場所です。

眼下のさわやか公園は、ついに再生しませんでした。

跡地は駐車場として利用されています。

 

敷地の中心には「きぼうの桜」が植えられています。

この桜は宇宙旅行をした種から発芽したものです。

 

 

現在、歌津にも祈りの場が整えられつつあります。

工事に進捗があればお知らせしますね。