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行け、武蔵!

 日本サッカー協会はリオデジャネイロ五輪サッカー日本代表選手の登録変更を発表した。もちろん、FW久保が所属クラブの都合で参加できなくなったことに伴うものだ。

 代わって登録されたのはバックアップメンバーの鈴木武蔵だ。武蔵の所属クラブであるアルビレックス新潟もその旨発表した。

 それにしても、FIFAを筆頭に、世界のサッカー界からみれば、五輪は「たかが五輪」なのだろう。五輪にしか活路を見いだせない他のマイナーな競技とは違った、いわば贅沢な対応だ。

 五輪出場に敢えて最高年齢制限を設けるというのも、他とは違うし。

 まあ、私にしても、ワールドカップやユーロと比べれば、五輪にはそう関心ないし。

 とはいえ、武蔵には「久保がいれば・・・」とみんなに溜息をつかせることのないよう実力を発揮し、存在を示し、そして何よりFWとしての結果を伴う役割を果たしてほしい。

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相乗り

 名古屋郊外に通勤する私は今日は心持早めに職場を離れ帰宅の途についた。
 JRの駅へ着いたのが18時20分少し過ぎ。なんやら数十分遅れの電車が停まっていた。
 名古屋市内が大雨のため運転を見合わせているとのことだ。

 ようやく動き出したのが18時45分で、80分遅れの発車だそうだ。私は25分程度の待ち時間だったが、前の駅から乗っている人はまさに80分遅れだ。しかも、この電車、新快速なのに、各駅停車にすることになった。
 ということでとりあえず次の駅に来た。そこでまた停まった。否、止まった。

 「運転再開のめどがたっていない」のだそうだ。それでもみんな車内で辛抱強く待っていた。
 この駅で気分が悪くなったため降りる人もいた。

 私は珍しくバッグを荷物棚に置き、新聞を読んだ。そして、約1時間待った。

 時刻は20時。辛抱しきれなくなった私はその駅で降りて、タクシー乗り場へ向かった。
 
 しかし、うっ、列が・・・

 先頭の人に訊ねた。「どの位お待ちですか?」
 「1時間になります。」

 そうか。
 諦めて駅へ戻ろうとしたその時、空車がやってきた。

 最初の人が乗ろうとしている時、私は思い切り訊ねた。「どこまでですか?」
 「金山までです。」

 ここは、どうみても最年長の私が仕切るしかない。
 「じゃ、お願い。同じ方面の人、乗りましょうよ。金山方面の人。」

 あっという間に4人集まった。
 「4人、大丈夫ですよね、運転士さん。」(「No.」の返事はありえない。)
 
 乗り込んだ4人合議で、名古屋高速経由で名古屋市営地下鉄上前津駅まで行くことにした。多分、最も短時間で行ける最も近い地下鉄の駅だろう。金山まで2駅だし。

 そして着いた。1人当たり1,500円。決して高くはないとすべきだろ。

 ただ、1人のお兄さんはここから名古屋駅まで乗っていくことになり、追加分は自分が払うとうことで了解した。

 帰宅後すぐに見たローカルニュースによれば結構広範囲に雨が降ったらしい。

 今(21時50分)もまだ東海道本線運転見合わせのテロップが流れている。

 タクシーを1時間も待っていたお兄さん、相乗りさせていただいてありがとう。

 ちょっと強引だったかなという気がしないわけではないが、首都圏ならフツーのことだろう、タブン。

壮行試合を飾れず

第2ステージ第6節 ホーム FC東京戦

 

アルビレックス新潟 0-1 FC東京

 

 8月に入ると、五輪バックアップメンバーの鈴木武蔵野津田岳人はブラジルへ発つ。その意味では今日が彼らの壮行試合だ。久保の招集がかなわない場合には2人には正規メンバー入りの機会も生まれてくる。ここでよいパフォーマンスを見せておくことも必要だ。

 

 岳人は先発、武蔵はベンチスタートだった。

 

 この試合、FC東京の方が動きが良い。ボールもしっかりキープしている。

 ボールを奪うのもうまい。レオ・シルバが相手にいるみたいだ。

 前半は新潟がなんとか無失点で凌いだと言ってもよいだろう。

 

 後半、新潟が攻める。しかしFC東京はしっかり守るとカウンターに出て、新潟は後半3分に失点してしまった。

 

 こうなるとFC東京はジワジワと守備を固め、新潟はシュートを打たせてもらえない。

 

 結局、1点が重くのしかかった新潟が連勝を逃した。

 

 武蔵は後半13分にピッチ入りしたが見せ場を作ることができなかった。

 

 監督を更迭したチームがその初戦で勝利か。状況的にはウチが有利だと思ったのだが・・・

 

 応援の皆さん、お疲れさまでした。

 

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なごやんのBCL史(29)スイレン見下ろすアショーカの獅子

 先日チョット予告した通り、このテーマの記事の掲載を少し急ぎます。多分、近日中にアルビネタが試合以外にも降ってくるでしょうし。

 「ヨーロッパ→アジア→ヨーロッパ→その他→ヨーロッパ→アジア→ヨーロッパ→その他→ヨーロッパというぐあいにアップします。」とは言ったものの、私のBCL 経験の大部分がヨーロッパ局なので、他の地域の放送局の話題を探すのが実はとっても大変です。

 そんな中で、今回はアジアの大国、インドの話です。

【インドという国】
 インドというと、仏教徒の多い日本にとっては「釈迦の生誕地」ということで馴染みがありますし、無抵抗主義のマハトマ・ガンディーや初代首相のジャワハラル・ネール(ネルーとも)が有名ですが、インダス文明に流れを発する「歴史の国」でもあります。

 古代インドにおいて仏教を守護したアショーカ王はアショーカの尖塔と呼ばれる塔の先端に四方を向いた獅子の柱頭を建てたとされますが、それがそのままインドの国章に用いられています。高い場所からインドの国花、スイレンを見下ろしているかのようです。

              アショーカの獅子とスイレン

 インドは15世紀から18世紀にかけてポルトガル、デンマーク、オランダ、英国などヨーロッパ諸国の覇権争いの場となり、1877年、英国領としてインド帝国が成立しました。当時のインド帝国には、現在のパキスタン、バングラデシュも含まれていました。

 第二次世界大戦後、インドでは以前から内在していた独立機運が高まり、1947年8月15日、パキスタン(バングラデシュは当時東パキスタン)と分離する形で独立を果たしました。
 独立当初は英連邦内の「インド連邦(元首は英国王)」でしたが、1950年1月に共和国になり、今日に至ります。

 とは言え、特に北部の国境付近ではまだゴタゴタが残っています。

    1958年発行の地図と1957年発行のインド切手(カシミールに加え、ブータンまでもがインド領にみえます。)

【This is All India Radio】
 インドにはAll India Radio(AIR)(全インド放送)という公共放送があります。この外国向け放送はもともと第二次世界大戦中に当時インドを支配していた英国のアフガニスタン向け対ナチス放送として始められたものです。最初はプシュト語による放送のみでしたが、すぐに日本語を含む多言語(インド各地の言語を含め20言語以上)で放送されるようになりました。

 1947年にインドが独立すると、文字通りインドの放送局となり、国内放送の充実とともに、外国向け放送も整理されました。ただ、私がBCLを始めた頃には日本語放送はなく、私は英語放送を聴いていました。
 民俗楽器で奏でられるインドの民俗音楽(曲名不詳)がインターバルシグナルに使われ、「This is All India Radio.」と続きました。

【AIRの英語】
 ところで、私が中学校で習った英語では「時間」を表わすのは「hour(s)」、「時刻」を表わすのは「o'clock」で、たとえば、11時なら eleven o'clockでした。
 ところが、AIRでは、「Eleven hundred hours Greenwhich Mean Time(グリニッジ標準時で11時)」のように言うのです。決して「1100時間」ではありません。
 確かに、11:20なら、twenty minutes past eleven でもよいでしょうし、eleven twenty とも言います。また、単純に数値の1,120なら、one thousand one hundred and twentyでも eleven hundred (and) twenty でも eleven twenty でもよいと思います。
 多分、時刻の11:00=1,100=eleven hundred ということなのでしょう。

 この表現法は私にとっては初めてのことでしたが、後で他の放送局でも同様の言い方をしていることがわかりました。「なるほどなぁ。」と思ったものです。

 インド人の英語には英国や米国にはない特色というか訛りがあります。AIRのアナウンサーの英語にもその傾向はあり、基本的にはKing's English(Queen's English)ですが、やや巻き舌で硬く、日本人にとってはむしろ聴き取り易いと思いました。

【受信証(QSL カード)】
 私はインドにそれほど関心を持っているわけではないので頻繁に聴いたわけではありませんが、たまには受信報告を送りました。
AIRのログ

 受信証は風景写真で、その裏に記録が手書きされていました。
上のログに対する受信証

 いつもそんな感じの受信証でした。
AIRのベリカード例

【AIR なう】
 AIRはヨーロッパの放送局と違い、今でも中波、短波、FMで国の内外に向けて放送を続けています。同局のウェブサイトによれば、23言語と146の方言(dialects)が使用されていますが、日本語放送はありません。

 次回はまたヨーロッパです。(ホッ)

これまでの記事はこちらをご覧ください。

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なごやんの続・鉄道日記(96)ポートライナー

 今年の5月中旬と6月上旬に神戸出張があり、その時、神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)に乗ってみました。もちろん初めてです。

 ポートライナーの駅はJR三宮駅に隣接しています。
ポートライナー三宮駅外観

 どうでもいい話ですが、三宮駅のエスカレーターはあたりまえに右立ちでした(笑)。
JR三宮駅のエスカレーター

 ポートライナーへはJR三宮駅からそのまま階段かエスカレーターで行きます。
ポートライナー三宮駅改札口へ

 とりあえず神戸空港方面へ行く「列車」に乗ってみました。

 高架を走るため、車窓から神戸の街が見渡せます。北には六甲山系の山々を望みながら神戸港をまたぐような形で南下します。
ポートライナーの車窓より

 この交通システムは車輪がゴムタイヤである点で、名古屋のゆとりーとラインと類似していますし、レールを見ると、愛知県長久手市の「リニモ」を思い浮かべますが、乗り心地は、極めてよくありません。急発進は普通で、ガタガタします。無人コントロールで、安全性は保たれているのでしょうが。
都会のレール

 そうは言っても、ポートピア大橋を渡る時などは爽快です。
ポートピア大橋

 私はこんなジャンクションを見るのが好きだったりもします。
ジャンクション

 途中の市民広場駅から行き先は2方向に別れます。
列車停車中の市民広場駅

 一方は真っすぐ神戸空港へ、もう一方は左折してループを描き、南公園、中埠頭を経て三宮へ戻ります。 私は空港まで行きました。
市民広場駅から神戸空港へ

 空港へ行く途中には、何年か前の稚拙・無能な政権党の、科学の「か」の字も知らない生意気な(と私には思える)オバサンに「2位じゃだめなんでしょうか。」と揶揄されたコンピューター「京」が置かれている「理化学研究所計算科学研究機構」があります。
理研計算科学研究機構

 神戸空港の重要度についてはよくわかりませんが、沿線には住宅や病院、大学、研究所などがあり、ポートライナーの需要は多いようです。

鉄道日記/続・鉄道日記の過去記事はこちらをご覧ください。

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