こんばんは、なごみ整骨院 衣笠 のオオツカです。
先日の朝、出勤しながら住んでいる団地のごみ捨て場の前を通った時です。
最近引っ越してきた方でしょうか? 見たことのないおじさんと、その奥様と見受けられる方が何かガサガサやっています。
おじさん「いやね、ねずみの頭がはまって抜けなくなってるんですよ」
確かに、排水溝の格子に頭がはまったねずみがもがいています。
ドブネズミほど大きくなく、ハムスターより一回り大きいくらいのかわいいサイズです。
おじさんが落ちていた棒切れでねずみの体を引っかけて外そうとしましたが、首がガッチリはまっていて動きません。
顔を見合わせたおじさんとオオツカ、お互いの家に走ります。
ワタシが火ばさみを持って戻ってくるのと同時に、おじさんがママレモン(台所用洗剤)を持って帰ってきました。
「目に入ったらごめんよ!」と言いながら、おじさんがねすみの首のあたりにママレモンをかけて滑りやすくしました。
「おしっ!」とばかりにオオツカ、火ばさみでねずみの体をつかんで引っ張ります。
・・・抜けません。
おじさんにも交代して引っ張ってもらいます。
「がんばれ!がんばれ!」見守るオオツカと奥様からねずみに声援が飛びますが・・・やっぱり抜けません。
二人で引っ張る向きを変えたりつかみ方をかえたり色々試しましたが、最後までねずみの頭は抜けず。
「これ以上無理をしたら死んでしまうかも」
その日は仕事が休みだったおじさんが
「市役所か消防署に電話してみる」ということで解散になりました。
その日の夜、帰り際に排水溝を見るとネズミの姿はいなくなっていました・・・。
それから2週間ほどしたある朝、あのおじさんに同じごみ捨て場で出会いました。
「あのねずみはどうなったんですかっ!?」
・・・都合により、ここからはオオツカの「想像」になります。
朝8時前ということもあり、市役所でなく消防署に電話したおじさん。
消防署「巡回中の車をすぐ向かわせまーす」
ねずみは何とか外してもらいほっと一息。
無事野に帰っていきました・・・・たぶん。
あくまで「想像」です。
でも助かってよかった。
っていうか、ねずみにもこんなドジっ子がいるんですね(汗)
なんか自分を見ているようで応援したくなりました。