倍速で見続けてはいるが
ドラマ「3000万」はどうも入っていけない。
登場人物達がバカ過ぎて、とにかくイライラするのだ。
怖い目にもあって
明らかにヤバい金と解って
しかも子供もいて
それでも金に目がくらんじゃう…って
どういう思考回路なのか。
命の危険にさらされるくらい
追い込まれているワケでもなく
ピアノ買ったり、仕事止めてミュージシャンやるとか
金の使い道も能天気過ぎて、呆れるだけだ。
主人公が「バカ」というのは
作り手にとって一番都合がいい。
行動に理屈が要らないからだ。
例えば「デスノート」みたいに
頭脳戦みたいな物語は、作り手も頭を使うが
バカな主人公だったら何をしても
「バカなんで…」で
いかようにも都合よく話が進められる。
「3000万」はせっかく
複数人の脚本家で作っているのだから
もうちょっと頭を使って
無理のない展開に出来なかったものかね。
フジテレビの新人の上垣皓太朗アナを
先輩アナが3人がイジッたことで炎上してから
もう4日くらいが経過しているが
未だに炎上している。
こんなに長引かせるようなことなのかと
逆に驚いてしまう。
いいことではないが
大炎上するような話でもない。
これに憤慨している人達は
どうしたいのだろうか?
何をすれば解決と思っているのだろう。
こういうことを許さない世の中になると
上司は部下に話しかけなくなる。
何か言って非難されるくらいなら
関わらないのが一番だからね。
部下との関係を深めてもロクなことが無いもん。
みんながそういう世の中を望んでいるのなら
それで構わないが…。
今回、一生懸命批判している人達は
そういうことなんだろうね。
僕が今回、一番可哀想だと思ったのは上垣アナだ。
容姿をイジられたことではない。
本人が望んでもいないことで勝手に炎上して
社内で居づらいポジションになってしまったことだ。
自分勝手な正義は弱い人を不幸にすることも
忘れてはならない。
週刊文春の報じた橋本環奈のお忍びデートとパワハラ騒動。
朝ドラ「おむすび」が不調なので
それに乗っかった批判記事だ。
紅白の司会も決まったので話題性もある。
週刊誌がやりがちな手法だ。
デートについては、22年10月に交際が発覚してて
その彼が、忙しい彼女の撮影現場・山口県まで来て
デートしたという話。
朝ドラの主演女優が脇が甘いという意見も解るが
撮影の合間に息抜きしたっていいと思う。
たぶん、問題視したいのはパワハラの方なんだけど
この手の記事は事実は2~3割というところだろう。
8人のマネジャーが退職しているのは事実かもしれないが
それの原因を橋本環奈のパワハラと
無理やり紐づけた…という感じかな。
関係者の証言そのものも信憑性に乏しいし
記事なんて書く側に都合のいい事実を並べれば
どうとでも構成出来る。
疲れてて不満の1つも言うことだってあるだろう。
それをパワハラと感じたと言えば
パワハラということに出来る。
週刊誌の記事なんてそんなものだ。
デートとパワハラを合わせた記事にしたのも
片方だけでは内容が薄すぎるからだろう。
僕は橋本環奈のファンでもなんでもないので
庇う理由もないのだけど
こんな記事を簡単に鵜呑みにはしない方がいいと思う。
10月から始まった
6年ぶりの「ドラゴンボール」のアニメシリーズ
「ドラゴンボールDAIMA」。
鳥山明先生がストーリー・設定・キャラクターデザインに
深く関わって制作されている…とのことだ。
「ドラゴンボール」は主人公たちが
強くなりすぎてしまって
戦闘力が破綻してるので
それをカバーするために
孫悟空たちはある陰謀によって子供にされた
…という展開になっている。
「ドラゴンボールGT」でも使った手法だ。
これによって、声優陣が
野沢雅子以外全員交代となっている。
鳥山先生の遺作ということもあり
Netflix週間グローバルトップ10の
テレビ・非英語部門で初登場2位を記録する
注目の高さだった。
ただ、正直なかなか厳しい内容だ…。
まだ3話なのでなんとも言えないが
面白くなりそうな気がしない。
Netflixの順位も下がっていくと思う。
「ドラゴンボール」の新作だから
しばらく付き合ってはみるが…。
「青春18きっぷ」が大幅なルール改変をされたことで
不満の声が上がっている。
「青春18きっぷ」は春季・夏季・冬季の休暇期間限定で
JR普通列車が1日乗り放題になる切符だ。
5回分がセットにっており、5回をばらばらの日に使ったり
複数人でシェアして同じ日に使ったりすることも可能だった。
しかし、新ルールでは連続した3日間または5日間に限られ
利用人数も1人に限定されることになった。
「青春18きっぷ」が登場したのは、1983年だ。
40年という時代が過ぎる中で
「青春18きっぷ」が時代に合わなくなってきているのは
確かなので、好きだった人には申し訳ないが
今回の改変は仕方ない部分もあると思う。
僕自身は、20代の時に「青春18きっぷ」を
利用したことがある。
夏休み、特に予定もなかったので
1人で当てのない旅をしてみようと
来る電車にひたすら乗り続けていった。
夕方くらいになったら
途中下車してホテルに泊まる。
事前に乗り継ぎとか何も考えていないので
途中戻ったり、寄り道したりしながらも
最終的には四国まで辿り着いた。
ここまでで3日。
戻ることも考えないといけないので
最後の2日間を使って戻ってきた。
こんな意味のない旅が出来るのも
「青春18きっぷ」のおかげだった。
この旅だったら新ルールでも出来るか…。
来年1月2日にTBS系で放送される
野木亜紀子のドラマ「スロウトレイン」。
演出は、「空飛ぶ広報室」、「逃げ恥」、「罪の声」で
タッグを組んだ土井裕泰監督。
野木亜紀子オリジナルのホームドラマ。
松たか子、多部未華子、松坂桃李が兄弟を演じる。
鎌倉から韓国の釜山が舞台とのことだ。
今年は「カラオケ行こ!」、「ラストマイル」の
映画が2本あって
放送中のドラマ「海に眠るダイヤモンド」があって
…と筆が乗っている野木亜紀子。
「スロウトレイン」もメチャクチャ楽しみだ。
前にも書いた通り、僕は野球大好きおじさんなんだけど
メジャーリーグはそんなに興味がない。
ワールドシリーズも家に居たら見るかもしれないけど
絶対見たいワケでもない。
初戦のサヨナラ満塁ホームランは
たまたまスポーツジムでテレビ点けたら
見れたのでラッキーだった。
そんな中、ワールドシリーズの放送権を持ってる
フジテレビが昼間には中継をした上で
夜には既存の番組を休止して
同じ試合をダイジェストで流すという
トチ狂った放送をすることで話題になっている。
普通に考えると頭がおかしいとしか思えないけど
逆にどれくらいの視聴率が取れるのか
世間の本当の大谷指数が明らかになるともいえる。
ちなみに、日本シリーズ進出をかけた
巨人×DeNAの第6戦は、世帯平均15・4%という
なかなかの視聴率を叩き出している。
それに対して、大谷のワールドシリーズの
中継視聴率、そして夜のダイジェストの視聴率が
どれくらい取るのか。
果たして既存番組を上回るくらいの数値なのか
僕はとても興味がある。
ちなみに僕は日本シリーズ見てます。
NPB大好きおじさんなんで…。
「あのクズを殴ってやりたいんだ」は
奈緒の人間味と玉森裕太の色気で
引っ張っていくドラマだ。
「ファーストペンギン!」同様に
表情豊かな奈緒が、泣いて笑って走り回る。
対照的に玉森裕太は
クールで影のあるカメラマンで
カッコ良さ満載だ。
クズだと思っていた海里とも
少しずつ距離を縮めていく展開なんでしょうね。
そんなにしっかり見るドラマでもないので
軽い気持ちで見てます。
「団地のふたり」はBSでやってるドラマだが
1話から欠かさず見ている大好きな作品だ。
団地で育った二人の主人公が
50代になって再び団地で生活している。
そんな二人の団地での日常を描いている。
小林聡美というのは不思議な女優で
「やっぱり猫が好き」にしても
映画の「かもめ食堂」や「めがね」にしても
普通の人の日常を魅力的に演じることが出来る。
まるでそこで本当に暮らしてる人みたいに
世界に溶け込んでいるにも関わらず
小林聡美が居るだけで
なんでもない町が魅力的に見えてしまう。
「団地のふたり」もそんな小林聡美的な
世界感なんだけど
そこになんの違和感もなく小泉今日子も存在する。
「団地のふたり」の原作は小説らしいが
主人公の二人を小泉今日子と小林聡美にした時点で
ドラマは成功だったと思う。
BSで放送するだけなのは、勿体ないような作品だ。
ドラマもそろそろ終盤で終わってしまうのが寂しい。
後編です。
舞台は、出演する側にとっても
ハッキリ言ってコスパは悪い。
稽古やら地方公演やら拘束時間が長い割に
貰えるギャラは少ない。
なので、昔は売れない俳優が行きつく場所という
イメージだったが
ここ20年くらいは売れてる人が
舞台に進出するようになった。
俳優としてのステータスを上げる為に
積極的に演劇に参加する役者が増えたのだ。
そのおかげで舞台のチケット代も
ドーンと上がったのだけど
それ自体は悪いことではない。
そうなるとやっぱり問題は収益化である。
少し違うが、お笑い芸人の「東京03」の公演は
全国で4万人を動員する。
チケット代が7千円だとすると
それだけで2億8千万円の売り上げで
グッズも合わせると3億くらいになる。
これくらい安定した動員力があれば
演劇だって十分やっていける。
ただ、これが出来るのは劇団四季と
新感線くらいなのかなぁ。
あとは宝塚…。
なかなか新しい芽が
出て来にくいジャンルになってしまった。