最近、演劇界が厳しいという話を聞いた。

エンタメの幅が広がるにつれて
演劇の見る人が減っているそうだ。

演劇は見る人と見ない人がはっきり分かれるジャンルだが
軽い気持ちで見るにしては
チケットは決して安くない。

その上、コロナ後に

人件費やいろんなコストが上がったことで
チケット代も上げざるを得なくなり
更に新しい人が入りにくくなるという悪循環。

基本的に、演劇のチケット代は出演者で決まる。
有名な人が出ていれば高くなるし
無名な人の舞台は安い。

面白いから高くなるわけでもないし
つまらないから安くなるワケでもない。

難しいのは、映画みたいに
面白いと聞いて「じゃあ見に行こう」と
ならないことである。

チケットの枚数は決まってるし
面白い舞台は当然売り切れているのだ。

そうなると舞台初心者が見れる舞台は
人気のない舞台ということになり
初心者がフラリと観に行ったところで
結果として「舞台は面白くない」となってしまう。
つまり、初心者は
なかなか面白い舞台に出会えないのだ。


三谷幸喜の持論で
「面白い舞台は面白い映画より面白いが、
 面白くない舞台は、面白くない映画より面白くない」
…というのがある。

これはまさにその通りで
一度、舞台の感動に出会ってしまったら
舞台の沼からなかなか抜け出せない。

同時に、クソつまんない舞台に出会ってしまった時は

ただ苦痛なだけの2時間でしかない…。

(つづく)

昨日のプロ野球、セ・ファイナルS・第6戦
巨人とDeNAの試合は
勝った方が日本シリーズ進出が決まる大一番。

手に汗握る好勝負で、最終的には
2-2から9回にDeNAが
1点を取って日本シリーズ進出を決めた。


一つ気になったのは実況である。

巨人の選手がヒットを打つ度に
サヨナラホームランみたいな大絶叫。

解説の谷繁元信、高橋由伸は
冷静にフラットに話しているのとは対照的に
実況が一人で大騒ぎでとても不快だった。

日本テレビの中継は昔からこんな感じだったが
令和になっても、未だにこんなことをやっている。

地方のローカル放送ならまだ解る。
しかし、これは全国放送だ。

僕は阪神ファンなので、巨人とDeNAの
どちらが勝ってもいいのだが
この実況を聞いていたら
巨人には勝って欲しくないと思ってしまった。

こういうことをしてるから、
巨人が他球団のファンから嫌われるのだ。

日本テレビはどういうつもりで
こういう実況を続けているのか教えて欲しい。

「海に眠るダイヤモンド」の1話は

圧巻の出来だった。
キャストにも映像にも

しっかりお金が掛かってた。

まだ1話でこれといって先の展開は
見えていないのだけど
なんか面白くなりそうな期待感は

間違いなくあった。


過去(1955年)と現代(2018年)を
行ったり来たりする展開だけど
解りやすく見せているので
混乱することもなく。
とても見やすい。

高度経済成長期の1955年は
活力に満ちあふれた時代だけど
いろんなことがガサツで
差別とか平気である時代。

一方で2018年は、活力もなく
日本という国が衰退しているが
個人の人権とかが尊重されるようになってきた。

「不適切にもほどがある!」もそうだけど
どっちがいいとか、悪いとかではなく
それぞれ良くも悪くもある。

そんなそれぞれの時代を追いつつ

いろんな人達の人生が描かれていくのかなぁ。

 

三谷幸喜が「情報7days」で
西田敏行さんをしのんだ。

三谷映画では、「THE 有頂天ホテル」
「ザ・マジックアワー」、「ステキな金縛り」
「清須会議」、「ギャラクシー街道」の
5本に出演している。

「マジックアワー」では街を牛耳るボスを演じていた。
よく佐藤浩市のナイフを舐めるシーンが話題になるが、
それを受ける西田さんの表情があってこそのシーンだ。

あくまで寡黙なボスでありながら
佐藤浩市演じるデラ富樫に圧倒される…
なんとも言えない表情があるからこそ
あのシーンは名シーンとして語られるのだ。


佐藤浩一と西田敏行の名優2人の

コンビネーションが作り上げた最高傑作。



一方、次の「ステキな金縛り」では
落ち武者の幽霊を演じていたが
こっちはやりたい放題で
楽しそうに演じていた。

そんな西田演じる更科六兵衛は
「清須会議」でも登場していた。
 

テレビ東京の「即今日話」。

「すべらない話」みたいに
磨き上げた完成された話ではなく
本当に、その日に起きたことを夜に話す
1日限定の即”今日”トークバトル。

本当に起きたことなのか
スタッフに証拠を出さないといけないし
面白いことを起こそうとして
余計なことをやりに行ってもダメ
…という厳しいルール。

出演する芸人にとっては地獄の番組でもあるし
同時に「今日起きたことだから」という逃げもある。

4月に特番で放送して
10月に4回限定レギュラーで
放送している。

TVerなら、放送済みの2回も見れるので
興味のある方をどうぞ。
 

西田敏行さんがお亡くなりになりました。

西田さんは、言うまでもなく日本を代表する名優です。
代表作は選べないくらいたくさんあります。

主役の作品ももちろんなんだけど
脇役でも圧倒的な存在感で
作品を盛り上げてきました。

僕ら世代は、初めて西田さんを認識したのは
「西遊記」じゃないかな。
小学生の低学年の頃だけど
友人もみんな大好きでした。

「淋しいのはお前だけじゃない」は
DVDボックスも持ってます。

先日、放送された「終りに見た街」にも
出演していたので
そんなに悪いとは思いませんでした。

まだ76歳で、本当に残念です。


ご冥福をお祈りいたします。
 

先週のナイナイのラジオ内で
「めちゃイケのようなもの」を収録していると
公表した。

「めちゃ2イケてるッ!」は 2018年03月に終了した
ナイナイを中心とした伝説的な番組である。

岡村隆史は、ちょうど1年前の番組収録中に
右足のアキレス腱を断裂したのだが
これが「めちゃイケのようなもの」の収録での
出来事だと話した。

そして、そのアキレス腱断裂により
3ヶ月で終わるはずだった収録が内容を変え
現在もまだ続いているとのことだ。

アキレス腱断裂から手術、リハビリを追う
ドキュメントとなっているようだが
問題はそれがいつどこで放送されるのか。


「めちゃイケ」の総監督だった片岡飛鳥は
2022年にフジテレビを退社し
制作プロダクションを立ち上げている。

なので、必ずしもフジテレビで
放送されるとも限らず
配信番組という可能性も高い。

 

とても楽しみだし、見れるといいなぁ。

「夢中さ、きみに。」は2019年の作品。

作者は和山やま。

 

夢中さ、きみに。 (ビームコミックス)

 

映画化された「カラオケ行こ!」や
その続編の「ファミレス行こ。」
そして「女の園の星」が漫画賞取りまくってる
和山やまのプロデビュー作ともいえる作品。

同名タイトルの同人誌が「月刊コミックビーム」の
編集者の目に留まり、書籍化されたとか…。

アマゾンのレビューを見たら
5000件以上の評価で点数が4.8という
とんでもない数値だった。

読んでみたら、確かに評価通りの面白さだ。
今まで読んでなかったことを後悔した。


2021年に、塚原あゆ子監督
大西流星主演でドラマ化もされているらしいが
僕はそれも知らなかった…。

 

カラオケ行こ! (ビームコミックス)

ファミレス行こ。 上 (ビームコミックス)

女の園の星(4)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

 

朝ドラ「おむすび」を見ていたら
みりちゃむが出てきてビックリした。

みりちゃむは、「egg」の専属モデルだったそうだが
もちろん、そんなことは知らなくて
僕が知ったのはYouTubeの「NOBROCK TV」である。

「NOBROCK TV」の第一回口ゲンカ最強女子での
活躍を見て、頭の回転もいいし、状況判断も優れてるので
この子はバラエティで出てくる子だなぁ…と
思っていたら、まさかの朝ドラだった。

みりちゃむは「博多ギャル連合」のリーダーである。
オーディションで選ばれたらしいけど
選んだNHKは度胸あるなぁ。



さて、そんな「おむすび」なんだけど
放送前から危惧していた通り
厳しい状況になっている。
見ているのが疲れる…。

朝ドラの視聴者とギャルの相性が
良いとはとても思えなくて
どういう意図でこういう展開にしたのだろう。

話も面白くないし、キャラクターの魅力も感じない。
早くギャル編が終わってくれないと
離脱してしまうよ。
 

手越祐也が4年ぶりに「イッテQ」に出演した。

手越は2020年の最初の緊急事態宣言時に
女性を集めた飲み会を開催した事を
週刊誌に書かれたことで

(それだけではないと思うが…)

ジャニーズを契約解除になっていた。

それに伴い「イッテQ」も降板となっていた。

今から思えばたかがそんな事?
…というレベルの話だが
直前に志村けんさんが亡くなったこともあり
コロナ禍での行動について

世間はとてつもなくピリピリしていた時期だった。

僕は純粋に、「イッテQ」のナレーションで

ボロクソに突っ込まれてる手越祐也も
お祭男で必死に勝ちに行く手越祐也もが好きだったので
降板はとても残念に思っていた。

番組では、久々に再会した宮川大輔の涙が止まらなくなった。
また、降板後にたまたまタイで会った宮川大輔が

「手越くんを必ず迎えに行くから」と約束していたことも明かされた。

とても面白かったが、あくまで今回はお試し復帰。
手越に対する世間の反応を見た感じだが
好評であれば本格復帰もあるだろう。