テレビは終わる終わる…と言われているが
形を変えながらも生き残るだろう。

しかし、絶対に終わるのが間違いないのは
紙の新聞である。

紙の新聞を読んでる人なんて高齢者くらい。
40代以下で紙の新聞を購読している人は
どれくらいいるのだろう?

つまりあと20年もしたら
紙の新聞なんて誰も読まなくなるのは
間違いのない事実だ。

新聞社は電子化を進めようと頑張っているのだが
ネットでニュースが読める時代に
わざわざ有料で記事を読む人がいるのか…。


そんな中で、日本経済新聞だけは
順調に電子化が進んでいる。

2025年1月1日時点で
朝刊販売部数は133万に対して、電子版は102万。

日経電子版は月額4277円という強気な価格にも関わらす
購読数が100万を超えているのである。

全国紙で、唯一の経済紙という特異性も大きく
他紙と記事が被らないのも選ばれる理由だと思う。

そして、記事を無料のネットニュースに出さないのも
成功した要因だと思う。


一方で、未来の見えない読売、朝日、毎日、産経って
今後どうなるのだろう?

電子版への移行もままならない。
当然、ネット記事に出すだけでは立ち行かなくなる。
新聞が終わるというより、新聞社が終わりそう…。

そんな遠い未来の話でもない。

Netflixの映画「新幹線大爆破」。

1975年の高倉健版のリメイクではなく
リブート版なのである。
つまりは前作と同じ世界線にある。


監督は「シン・ゴジラ」の樋口真嗣。
劇場公開でも申し分ないくらい
スケール感のあるお金の掛かった作品だ。

新幹線が時速100kmを下回ると爆発するという内容で
気持ちの良いテンポで物語は進んでいく。

いつどうやって爆弾を仕掛けたのか等
ツッコミどころもあるのだけど
そんなことも押し切ってしまうくらいのパワーだ。

あえて言うなら、登場人物たちに
もうちょっと見せ場があってもいいかな。

草彅剛はまだいいけど
のん、斎藤工、要潤、尾野真千子に至っては
何かありそうだけど何もない。
なんか勿体なかったな。
 

 

 

 

三浦大知、いきものがかりのライブのチケットが
売れていないというネットニュースがあった。

集客力が落ちているのは事実なんだろうと思う。

単純に人気が落ちたというより
チケット代、ホテル代の高騰や物価高での生活苦など
いろいろな理由が重なっているのだと思う。


で、ここから先は僕の勝手な憶測です。


いきものがかりの水野良樹が42歳、吉岡聖恵が41歳。
三浦大知は37歳。

つまりアラフォー世代だ。
そして中心ファンはその下の世代となると
30代ということになる。

30代は、仕事も責任ある立場となり
変化を求められる一番大変な時期である。
しかも結婚もするし、子育てもあったりする。

20代の頃のように好きなことだけに
時間もお金も費やせなくなる。
最も忙しい世代というのが僕の30代の印象だ。

そんな時間もない、お金もない中で
ライブを観に行くのが厳しくなるのは必然で

どうしたって優先順位は下がる。

ここから10年くらい経つと
また流れはガラリと変わるんじゃないかな

…と思う。

 

バカリズム脚本の映画「ベートーヴェン捏造」が
発表になった。

原作は、かげはら史帆の歴史ノンフィクション。

 

 

ベートーヴェンに忠誠を誓った秘書が

下品で小汚いおじさんだったベートーヴェンを
聖なる天才音楽家に仕立て上げた事実を
バカリズムが映画に落とし込んだ。

監督は、映画「地獄の花園」、
ドラマ「かもしれない女優たち」、「ケンシロウによろしく」で
バカリとタッグを組んでいる関和亮。

またまた楽しみな映画だなぁ。


 

辛坊治郎が、今秋にも引退することを発表した。

僕が子供の頃、「ズームイン朝」で
「なんぎやなぁ~」と言っていた辛坊氏も69歳なのだ。
70歳を前にということでしょう。

現在は、フリージャーナリストとして活躍しており
求められればという感じで仕事をしてきたが
「人生には限りがある」のでね。

残りの人生を好きなことに使うのは
とても良いと思う。


一方で、博多大吉は「家呑み華大」で引退に触れた際に
吉本を辞めてしまうと
「劇場で芸人仲間に会えなくなってしまうのがイヤだ」
「めちゃ寂しいんじゃないかっていうのがあって…」との
気持ちを語っていた。


それぞれに引き際についての考えはあるだろう。

僕も50歳を過ぎてから
仕事を辞めるタイミングについて考えるようになった。

僕は仕事をしないと毎日何をしていいのかわからない

…というタイプではないのでね。

働けるのに何もしないのも勿体ないと思う一方で
好きなことだけやって生きていく方が楽しいよね

…とも思う。


結局は、お金の問題になるのだけど…。

八代亜紀さんのヌード写真を掲載した新アルバムが
非難轟々の中、発売された。

亡くなった方のプライベートな写真を
商売に利用する。
権利がどうとか、法的にどうとか
そんな問題ではない。

人としての生き方の問題だ。


結局思うのは、こういう何も失うモノのない
くされ外道ジイさんは無敵なのだ。

誰に何を言われても、裁判で訴えられても
社会的に抹殺されても
そもそも、家族も友達もお金も未来もない爺さんにとっては
何も怖くもない。

 

この爺さんが実際どうとかは知らないけど
何もない外道ほどタチの悪い生き物はいない。

 

バカリズムドラマの特徴としてよく言われるのが
女性の会話がリアルであること。

最近の作品は女性がメインのドラマばかりだが

会話が受けているので
プロデューサが意図的に書かせているのだろう。

しかし、バカリ本人は

女性のリアルな会話とか意識していないとのことだ。

普段、自分が思っていることを
喋らせているだけで
女性の気持ちとかも解らない。
なので、恋愛とかも書けないと言っている。


バカリは男子校出身なので
子供の頃の身近な女性は妹くらいだ。


いつか、バカリの恋愛ドラマも見てみたい。



もう一つの特徴として
登場人物がお酒を飲まないというのもある。

仲良くファミレスとかで集まっても
主人公たちは常にソフトドリンクである。

 

いや、正確にいうと、主人公たち以外は飲んでいるので

酔っぱらってる人間がいない

…というべきか。

 

「侵入者たちの晩餐」では白石麻衣は

ワインみたいなモノを飲んでるし

「ブラッシュアップライフ」では

染谷将太はビールを飲んでいる。

 

しかし、酔ってる人間はいない。

あくまで飲み物の一つという扱いである。

これはバカリ自身が、全くお酒を飲まないので
飲んでる人間の気持ちも解らないのだろう。


お酒も飲まなくて、女性の気持ちも解らない。
こんな風にまとめると、なんか中学男子みたいだな(^^)。

「ダウンタウンDX」の終了が発表になりました。

「ダウンタウンDX」は、1993年から日本テレビ系列で
放送されてきた番組です。

番組開始当初は、まだ若手だったダウンタウンが
大物ゲストを迎え、トークするという内容だった。
第1回のゲストは菅原文太、山城新伍、川谷拓三で

とても力が入っていたのを覚えている。

しかし、そんな豪華なゲスト企画が
いつまでも続くはずもなく
いつの間にか複数名のゲストを集めての
トーク番組になっていった。

僕はもうその時点で、番組を終わらせればいいのに
…と思っていた。

それでも、そこそこ視聴率は取れていたので
なんとなくダラダラと続いていたが
今回はさすがに、ダウンタウンの二人が休養となったので
終わらせるのに良いタイミングとなった。




同様に、同じ日本テレビの「ガキの使い」も
役目は終わった番組だ。

「ガキの使い」は松本の企画ありきの番組。

松本が番組から外れてしまった時点で
もう「ガキの使い」ではない。

それでも、「ガキ」はダウンタウンのホームとの意識で

スタッフは続けているのだと思う。

ただ、それももう限界だ。

第一回放送から「ガキの使い」を愛してきた僕が

そう思うのだ。

 

自分の部屋にエアコンを設置しました。

「え?今まで無かったの?」と思われるかもだけど…
暑かったらエアコンのある部屋に行けばいいし
自分の部屋だけの問題なので
エアコンが無くてもそこまで困らなかったのだ。

2020年にコロナになって

リモートで仕事するようになっても
仕事は毎日ホテルでしていたので
(あの頃のホテルは一日千円とかで使えた)
何も問題なかったのである。

ところが、すっかりコロナ騒動は終了。
でも、リモートだけは継続…。

当然、ホテルはあの頃とは違い高額になってしまったので

家で仕事するしかない。
なので去年とかは大変だった(笑)。

今後もリモートでの仕事は続きそうなので
3月末の一番値段が下がるタイミングで
購入を決意したのである。

そしたら、4月なのに30度とか超えだして
あのタイミングで決意して良かったなぁ…。

 

 

「カムカムエヴリバディ」コンビの
松村北斗と上白石萌音の映画「夜明けのすべて」。

パニック障害とPMSという
心の病を持った二人の交流を描いた作品だ。

何が起きるわけでもなく坦々と描かれる日常。
でもまるで退屈にならない。

お互いが助け合いながらの絶妙な関係性が
とても心地いい。
もっともっと二人を見ていたいと思わせる。

心の病は、終わりも見えないし
これといった解決策もない。
目の前のことと向き合って生きていくしかない。

そんな現実を正面から描いた
とても良い映画だった。


 

 

 

そう思うと日本アカデミー賞の最優秀作品賞が
「侍タイムスリッパー」というのは
なんだかなー…と日本人として恥ずかしく思ってしまった。