ジャングルポケットの元メンバー斉藤慎二が
バームクーヘンの出張販売を行っているとのことだ。

僕は、斉藤がやったことを擁護するつもりはないし
かといって改めて非難するつもりもない。


罪を犯したことについては償うなり、示談するなりを

やっていくのだろうけど

それとは別に仕事はしなきゃいけない。

今回、報道されているのが
群馬県の有名バームクーヘン専門店の商品に
斉藤自信のロゴシールを張って
480円の商品を700円で販売していという内容。

料金上乗せで他店の商品を販売していることに対して
「転売だ」と騒いでいる人がいる。

確かに元の店に無許可でやっているなら問題だが
無許可で1500個なんて数は用意出来るハズもない。

元の店の名前も隠しているワケでもないので
当然、許可は得ているのだろう。

 

700円で買いたい人が買っているのなら
何も問題はないのだ。

商売ってそういうものだから。
 

5月11日に、BS-TBSで放送される

「渡る世間は鬼ばかり 番外編」の脚本を手掛けたのは

AIである。

2021年に95歳で亡くなった橋田さんの
生誕100周年を記念した企画で
これまでの「渡る世間―」約200本をAIに読み込ませ
「もし今も橋田先生が生きていたら、
 現代の家族をどう描くだろうか…」と問いかけて

AIが脚本を作成したのだ。


2019年には、AIによる手塚治虫の新作漫画
「ぱいどん」という企画があった。

この時のAIの役割は

プロット制作とキャラクターデザインのみで
執筆部分の多くに人間の手が入った。

しかし最近、ジブリ風のAI画像が話題になったように
今なら執筆もAIが完全に行うだろう。


AIにクリエイティブなことなんて無理
…という概念はとっくに覆されている。

2023年には、AIを用いた脚本作成に対する規制を求め
米ハリウッドの脚本家たちがストライキを行った。

今は、過去の作品を学習させている状態だが
この先、全くのゼロから

新しいモノを作ってしまう可能性もある。


正直言うと、僕もどう受け止めてよいかまだ判らない。

AIが作った話をAIが作った登場人物が
AIで演出された演技をする。

AIでも作ったモノが面白ければいいと思う反面
本当にそれで良いのかなぁ…という疑問もある。

うーん…。

やっぱり創作に対するAI規制は、必要な気がするなぁ。

 

オークラはコントを中心とした放送作家だが
すっかり脚本家という感じになってきた。

今回でドラマは何本目なのかわからないけど
「なんで私が神説教」も原作はなく
オークラのオリジナル作品だ。


無職生活を送っていた主人公が
私立高校の国語教師として働き始める物語。

麗美静(広瀬アリス)が事前に用意した説教で
バシバシ問題を解決していくという話なのかと思ったが
なんか3話から変わってきて
森口(伊藤淳史)が敵対するようになった。

スッキリもしないし、後味の悪い終わり方で
何がしたいのか良く解らない。

森口の言う「ブランドイメージの為、素行不良の生徒を退学させる」
というのもよく解らない話なんだよね。

むしろ退学者の多い学校というレッテルが
貼られてしまう気がするのだが…。

かといって、森口がラスボスでは弱すぎるよねぇ。
それはダンカンでも同様…。




それにしても、広瀬アリスが「うるみ」で
渡辺翔太が「うらみ」って
なんで混乱するような名前にするのかな…。

 

 

 

 

 

自意識とコメディの日々

 

「続・続・最後から二番目の恋」について
中井貴一が「誰ひとり欠けても(続編は)つくらない
ということを決めていたドラマ」
と語っていた。

それは本当に大事なことで
予算だったりスケジュールだったり
役の大きさだったりで
キャストが替わったりすると
見ている方は本当にガッカリする。

どれだけいい役者が代わりに入ったとしても
オリジナルには敵わない。

ただ、続きが見れればいいという話ではない。
キャストを含めた全てが好きだったから

そのドラマも好きだったのだ。
 

オリジナルキャストってそれだけ大事で
キャストが揃わないくらいなら、やらないで欲しいよ。

 

活動休止中の「嵐」が、来年5月いっぱいで
グループの活動を終了することを発表しました。

嵐は、2019年1月に「2020年12月31日をもって
無期限で嵐としての活動を休止する」と発表。

活動休止までの約2年は
感謝の思いを伝えていくとしたが

新型コロナの為

2020年は予定していた多くの活動が中止となり
2020年12月31日の生配信ライブと紅白出場を以て
活動休止となっていた。


この4年半の間にジャニーズもいろいろあって
多くのファンは、2020年が事実上の解散なのだろうと
どこかで諦めていたと思う。

なので、改めて解散に向けて活動するというのは
淋しさもありつつ、嬉しいことだろう。

いつかは終わりがあること…。
ただ、2020年の終わり方は
嵐もファンもスッキリした終わり方ではなかったからね。

最後にちゃんと楽しい思い出を作ろうという
ファン想いの嵐らしいいい形だと思う。


問題は最後の舞台だけど
国立競技場で10デイズとかでも
埋まっちゃうんじゃないかな。

「続・続・最後から二番目の恋」は
今回で最後なのかなと思って見始めたのだけど
やっぱりこの先も続けるべきドラマなんだと
勝手に思い直した(^^)。

「北の国から」みたいにずーっと続いて欲しい。
彼らのその後を追い続けて欲しい。


で、そうなった時に市長なのか…と。

現在、和平(中井貴一)は定年退職後に
観光推進課の指導監として再任といなっている。
でも、それだっていつまでも出来ない。

やっぱり、和平は働いてないとダメだ。
仕事して、いつも何か困った顔しているのが和平なのだ。

つまり、市長になってしまえば定年はなくなる。

市長になっても相変わらず

困った顔している和平を見ていたい。


千明(小泉今日子)の方は
テレビ局は定年退職したとしても
フリーで仕事していくことはいくらでも出来る。

二人とも相変わらず仕事して
朝ごはんで喧嘩して、でも夜は仲良く飲みに行って
…みたいな日常をずっと見ていたい。

「あんぱん」は楽しくなってきた

放送開始から1ヶ月が過ぎて
登場人物たちも確立されてきた。

登場人物が好きになれないドラマは
見ていて苦痛でしかないけど
「あんぱん」の登場人物はみな愛おしい。


あと、書く側からすると
ゴールが決まってるのは気が楽だろう。

実在の人物の話なので、進むべき方向は決まっている。
あとはどの道を辿っていくかだけ考えればいい。

半年間という長丁場の中で
進むべき方向から考えなきゃいけないのは
書く側の負担が大きい。
 

手探りで進んでいた「おむすび」に比べると

「あんぱん」は揺るぎない自信で

前に進んでいる感じがする。

 

 

 

 

 

「金曜ロードショー」で、映画「君たちはどう生きるか」が
地上波で初めて放送されました。

僕は映画館で2回見てるので
ちょっとだけ見ようかなと思って見てたら
結局、面白くて最後まで見てしまった。


ネットを見てると今回初めて見た人達からは
案の定、「ワケわからん」という意見がたくさんあった。

やっぱり異世界だろうね。
異世界をどう受け取ったらいいのか
戸惑う気持ちは解らないでもない。

物語を正面から受け取り過ぎても混乱するし
全ての意味を考えようとすると消化しきれない。

ただ、考えても整理がつかない人はそれでいいのだけど

「ワケわからん」という人達は
考えすぎというより、考えなさ過ぎだと思う。

映画の中のインコ達と同じで

考えることを拒否してるのかな。


 

Netflixのドラマ「アドレセンス」。

同級生殺しの容疑をかけられた
10代の若者を主人公にした社会派ドラマだ。

このドラマの何がすごいって
全ての話がワンカットで撮られているのだ。

1話の長さは50~60分で全4話。

見事としか言いようのないカメラワークで
まるで違和感なくワンカットで進行していく。

とんでもない時間と労力を掛けていることは
誰が見ても想像できる。

更に1時間近くもの内容を休憩なして演じる
役者の演技力も凄まじく見応えもあった。

「アドレセンス」はとんでもない作品である。

但し…だ。

だからといって面白いかは別の話。

文学的な演劇を観てる感じというべきか…。

物語のテーマ的にも全く楽しい作品ではないし

好きか嫌いかいえば、僕は全く好きになれない。

訂正です。

 

アニメ「アン・シャーリー」は
「赤毛のアン」を原作したアニメと書きましたが
正確には「アンの青春」、「アンの愛情」まで
アニメ化するそうです。

「赤毛のアン」はアンが、11~16歳。
「アンの青春」はアンが、16~18歳。
「アンの愛情」はアンが、18~22歳。
…となっているので

小学生から成人するくらいまでが描かれる。

 

 

 

高畑勲版は「赤毛のアン」だけが原作なので
これでよく50話もやったな…という感じだ。
そりゃ、テンポも緩くなるよね。


逆に、「アンの愛情」までを

24話でやる「アン・シャーリー」は
スピーディなわけだ…。


このあとも「赤毛のアン」シリーズは続きがあるので
「アン・シャーリー」が好評だったら
更に続編も期待してしまう。