まず最初に断っておくと、僕は細田守作品で
面白かったと思った作品はただの一本もありません。
それでも世間的には評価されてるから
一応追ってきた…という感じです。
しかし今回、初めて「果てしなきスカーレット」は
観に行かなかった。
さすがにちょっと疲れた。
前作の「竜とそばかすの姫」が66億行くとかは
僕には全く理解出来ないから…。
「果てしなきスカーレット」はとんでもない大ゴケである。
公開4日間で興行収入約2億7000万円。
これだけ聞くとそこまで悪くないが
上映館数が492館なのである。
単純計算すると
2億7000万円÷492館=54.8万円(1館当たりの興行収入)
54.8万円÷4日間=13.7万円(1館の1日当たりの興行収入)
1人当たりのチケット収入を800円として計算すると
13.7万円÷800円=171.2人(1日当たりの客数)
171.2人÷4上映=34.2人
かなり甘い計算だが、初日から1上映で平均34人しか
入っていないことになる。
ネットを見ると酷評の嵐なのだが
細田作品なんてそんなもんじゃないの…とも思う。
魅力のないキャラと薄っぺらな内容でも
ずっと結果は出して来たのだ。
今更何を言ってるの?…という話。
そもそも公開初日から動員出来てないというのは
内容云々の問題ではない。
明らかにテレビ中心の宣伝が失敗してるのだ。
若い人に見て貰いたい映画なのに
ネット宣伝に力を入れてない時点で失敗は見えている。
大ゴケのニュースでこの映画のことを知った人も
多いんじゃないかな。