「ちょっとだけエスパー」の最終回は
切ないけど、納得のいくラストでした。
「納得」というのは、こうするしかない…という意味。
文太(大泉洋)と四季(宮崎あおい)が結ばれるのは
やっぱり違うしね。
それにしても、34人が亡くなるクリスマスの事故は
犠牲者ゼロに出来るのに
10年後に事故で亡くなる四季の運命は変えられない
…ってなんなの?
もっといえば、Bit5の4人だって
エスパーにならなかったら亡くなっている。
四季だけが「慣性の法則」から逃れられないのか。
兆(未来の文人)のやり方が悪かったのか…。
そして、2070年の兆である京(麿赤兒)のセリフ。
「すべての刹那はとこしえにつながる」
これがこの作品のテーマなのでしょうね。
「刹那」とは一瞬一瞬の「今」。
そして「とこしえ(永久)」とは永遠に続くもの。
つまり、「すべての瞬間は、永遠につながっている」。
今の一瞬一瞬を大切に生きることが未来を形作る。
過去にこだわるのではなくね。