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の続きです。
三岐鉄道~近鉄富田~桑名で夕方をむかえ、JRで名古屋へ向かうあたりで真っ暗に。
でもまだまだ楽しみは残っていました。
名古屋駅で「ひだ」のキハ85系に別れを告げよう、と居残ることにしました。
その前に 新型HC85系に置き換えられた 夕夜間の下り「ひだ」が1本あり、そちらから。18時ごろですが、こちらのホームは意外なほどすいていました。
2023.1.18 夕方の名古屋駅11番線
高山行きの「ひだ17号」HC85系が客待ち中。おでこの横長の赤が非常にめだちます。
37Dひだ17号 HC85系D2編成のみの4連
名古屋(11番線)18:12発→岐阜18:40→20:51高山
サイドのシルバーの部分、結露がびっしりのようで。急に冷えてきたせいかもしれません。
右奥にちらりと見えるは8番線のはず。この時間だと 18:07発2745M 快速中津川行き、と思えますが(8番線にこの時間 特急の発着無し)
「ひだ」は発車後20分後くらいで着く岐阜でスイッチバックするので、それに備えて座席は 始発時は後ろ向きになっているのが珍しい。
同様に米原でスイッチバックする「しらさぎ」は、名古屋発車時点では下り進行方向向きで発車します。米原までの時間が長いから。
かつて、名古屋を発車する在来線特急は、どれもが途中でスイッチバックするというのが他にはない特徴でした。「南紀」の亀山、「しなの」の塩尻、「しらさぎ」の米原、「ひだ」の岐阜。ずっと先へ進むと、金沢行きがあったころの「ひだ」と夜行急行金沢行き「のりくら」の富山駅では2回目のスイッチバックも。
今ではそのうちの2方面は解消、富山以遠直通は廃止されました。
上りのひだ キハ85系が12番線に到着します。
36Dひだ16号(高山15:34→18:06名古屋、岐阜まで大阪行き ひだ36号を併結)
幸い貫通型(キハ85 100または1100番台)が先頭。角度変えていろいろスナップ
特急車として後退角をつけたスピード感あるデザインと、分割併合をするための貫通形、そのみごとな折り合いのつけかたが素晴らしい。無骨に見える幌も大事な使命がある。
工業デザインは機能が第一というなかでこそ生まれたすぐれものですね。
1990年代の登場当初には、前面展望のできるパノラマの非貫通形に比べると劣って見えたのが、今や ほかのどこでも見れない形ということもあって、非常に貴重に思えます。京都丹後鉄道への移籍組には入らず、廃車されてしまったのがホント残念です。
2921D みえ21号 キハ75系4連
名古屋13番 18:35→20:00多気→20:20伊勢市
回送で入線したばかりなのか、伊勢市方先頭側のテールランプがまだ点灯中ですが、手前側が前になります。
ホームのきしめんを食べてから新幹線のぞみに乗る予定でしたが、キハ85貫通形にほれぼれしてしまい、時間が無くなってしまいました。きしめんはおあずけに。
(この記事、長らく書きかけ下書き状態のままでしたが、昨日21日から社内の親しい知り合いが名古屋へ遊びに行く、ということで思い出し、一気に完成させることにしました)