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の続きです。
漁師の町ー勝浦。
真夏でもめったに最高気温が30℃を超えないといわれる黒潮のまち。
そんな勝浦の海の近くで 朝 目覚めるE233系5000番台。
京葉線の顔として親しまれている ピンク帯のE233-5000がここで停泊しているのは、まもなくのダイヤ改正でもう見れなくなります。
早朝の旅立ちが早いので1~2月ではまだ暗く、3月になり明るくなってくる晴れの日をずっと待っておりました。
2024.3.4(月)朝6時過ぎの勝浦駅。橋上駅舎から北側へ伸びる跨線橋からです。
向かって左手の三日月ホテル勝浦の右側には ちらっと海が見えています。串浜付近
前夜20:09に勝浦に着いた通勤快速2883A~5883A~4283M(東京18:14発)が一番北側の留置線の奥側に停泊しています。
勝浦着が比較的早いので奥の方に停車し、長~い留置線の手前側には、もう1本留置されていたかもしれません。確か以前はそうでした。209系4連は今は勝浦に停泊しなくなったので変わったかもしれませんが。
↑E233系の右側に白い2階建ての建物がありますが、その手前の白いクルマのあたりにかつては転車台(ターンテーブル)がありました。蒸機C57、C58などの転向にも使われていたはずです。
そのあたりの敷地は 奥が広がったせまい扇型になっていますが、これが転車台やカーブした留置線の跡のあかし。勝浦機関区の検修庫は、そこの白い2階建ての建物のすぐ左手(本線線路寄り)にありました。
建物があったころは結構広く感じたスペースも、全く建造物が無くなってしまうと こんなに狭かったんだ、と驚くってことは 世の中「あるある」ですねえ。
山がげの暗い中を 232M千葉行きが発車してゆきます。勝浦6:07始発の209系8連。
左奥のほう、本線に架かる道路橋は国道297号線ですが、その脇の急な斜面に太陽光発電のパネルがたくさん。強風や台風の時、安全は大丈夫?飛散や土砂崩れすれば外房線の運行に支障が出そうです。
1番線に長々と横たわるE257系10連は 7:26発の1054Mわかしお4号。東京着9:03。土休日運休ではありません。
なお、前夜に勝浦に着いたこのE233系6連はずっとここに停泊したままですが、併結相手の成東着発のF編成(E233系4連)は、成東に着いた夜のうちはアルバイトがあります。成東20時過ぎから始まる東金線線内運用で、大網へ2往復(666M~669M~670M~673M)、さらに→上り最終676Mで大網→下り最終679Mで東金→回送で大網3番線、泊。
翌朝は 大網発下り2番の623Mで 成東へ6:12着、成東3番線(総武本線下り副本線)で折り返して5684A通勤快速 東京行きへ と働き者です。(以上 2021年3月改正ですが、それ以前から、またそれ以降も2024年3月改正まではほぼ変化なし)
6:08ごろ、乗務員氏が乗っているのを確認できました。でも分岐ポイントはまだ未開通。
なかなか出区しないので 一時はあきらめようかと思いましたが・・・。
やっと分岐が開通し、ゆっくりと出てゆきます。北側の踏切の音はここまでは届きませんでした。
「通勤快速 東京」はまもなく見納め。
2024.3.16改正で 通勤快速自体が普通化されてしまいます。勝浦発東京行きなのも、上総一ノ宮以北に短縮されます。成東発は普通化されますが残ります。
ここを出区したあとの折り返しは、本線の上り線で行われます。駅北側の踏切を長時間ふさがないように、踏切の先の上り線にしばらく止まっています。上り線は、勝浦を発車する上りが無い限り通行する列車は無いので、側線との折り返しにも使われているのです。
ホームに入線する前に勝浦駅を出発してここへ↓
今回、E233が来なくなる区間のうちで、最もローカルな感じがするのはどこだろう?と考えてここにしました。沿線は雑草が多く、某駅の入線風景です。ここはどこでしょう?
➡次の記事に続きます。撮影箇所はそちらで。