2023年12月のプレスリリースで発表された 2024年3月ダイヤ改正の内容に 千葉市、千葉県、外房線内・内房線内の有力自治体から不満や反対意見、要望が上がっていたのは ご存知のかたも多いはず。
それをうけて、JR千葉支社は1月18日に計画の一部修正を発表していました。
その内容は、全面廃止とされた朝の上り京葉快速・京葉通勤快速については、上り快速2本だけを復活させる。それ以外は簡単にはゆかずに無理、というものでした。
当該快速は以下の2本、いずれも現行の時刻で記載しますが、ほぼこの時刻のままです。
上総一ノ宮 6:08→蘇我6:42→7:25 東京
君津 6:12→蘇我6:51→7:36 東京
つまり、朝の初便の各1本のみの復活(=継続運行)とのこと。
残念ながら、その他の朝の上下快速・通勤快速は廃止され普通化、10時を過ぎないと上下快速とも運転は始まりません。しかも15時台をもって運転は終わり。
さらに2月中旬になって、以下の内容が判明してきました。いずれも組合の資料からです。
① わかしお2号(茂原6時すぎ始発)はE257系10両編成に増強。
② 朝の上り、夕夜間の下り特急中心に 255系9連を合計6往復投入(E257系5連を置換え)。これはとりあえず6月末までの期間限定。
これらは、おそらくE257系5両編成では輸送力に不安がある、との判断なのでしょう。
もっと事前に精密な需要予測なり マーケティングができなかったのでしょうか。
でも、255系もそれほど長くは続かないでしょう。全指への対応は?
さてどうするか?外に行っちゃったE257を一部呼び戻す?客がつかないからやっぱりや〜めたとなる?
今回の異例の対応、目が離せません。
↑は2012年2月、制御機器更新を終えたあとの試運転中の255系Be-05、行川アイランド〜上総興津。