【おかあさんといっしょ】歴代の人形劇【50年の歴史】

2016年4月2日を以て、5年間続いた『ポコポッテイト』が終了することになった。
4月4日から新しく『ガラピコぷ~』(13代目)がスタートする。
今日は、『おかあさんといっしょ』の歴代人形劇を振り返ってみよう。

初代:ブーフーウー
今の子供たち(ポコポテ世代)から見て、おじいちゃんやおばあちゃんはこの世代かもしれない。
声優も大山のぶ代(ドラえもん)・三輪勝恵(パーマン)・黒柳徹子と豪華な面々。
なお、NHKに現存しているのは、最終回とその1つ前のみだという。

2代目:ダットくん
ダットくんは黒柳徹子が続投。ピョン子ちゃんは堀絢子(ハットリくん)が演じた。
また、カラーフィルムも存在する。

3代目:とんちんこぼうず
歴代の人形劇では唯一人間が登場する。
放送期間の1年半は歴代最短。
声は増山江威子(峰不二子)、松島みのり(ミート君)、大山のぶ代。

4代目:とんでけブッチー
気球に乗って世界を冒険するお話。
メキシコではブーフーウーが再登場した。
また、71年の10月より初代うたのおにいさん・田中星児が登場した。
ブッチーは、これが4作連続の出演となる大山のぶ代。ペンチーは堀絢子。フトッチーははせさん治(アデランスの中野さん)が演じた。

5代目:うごけぼくのえ
舞台となるのは、視聴者から番組に送られた絵。
人形劇では珍しく、悪役も登場している。
声はポリが野沢雅子(孫悟空)、コリが増山江威子、カリが肝付兼太(骨川スネ夫)で、3人は1980年版『怪物くん』で共演している。(怪物太郎、怪子ちゃん、ドラキュラ)

6代目:ゴロンタ劇場
この作品から、現在の着ぐるみ型に変わる。
ゴロンタの声は大塚周夫(山田伝蔵)が担当した。
なお、当時のうたのおにいさんは、「兄貴」こと水木一郎だった。
エンディングテーマは『ゴロンタ音頭』。

7代目:ブンブンたいむ
ブンブンは小原乃梨子(野比のび太)、つね吉は山田康雄(ルパン三世)、ごじゃえもん【登場当初は『おしらせどり』】は肝付兼太が演じた。
1989年の30周年コンサートにも出演した。
エンディングテーマは『ブンブンホイ』。

8代目:にこにこ、ぷん
1982年4月から1992年10月まで10年半に渡る、歴代最長の人形劇。放送期間も、昭和から平成に跨がっている。
原作者の井出隆夫は作詞家の山川啓介の本名で、本名では『北風小僧の寒太郎』を作詞している。
声はじゃじゃまるが3作目の出演となる肝付兼太(前作から続投)、ぴっころがよこざわけい子(ドラミ)、ぽろりが中尾隆聖(ばいきんまん)。
放送から30年が経過した現在も根強い人気を誇り、終了直前の1992年には、ガチャピン・ムックと夢の共演を果たした。
「にこにこぷん」世代は、概ね1978年生まれ~1988年生まれが該当するので、88年生まれの僕はギリギリこの世代だな。今のポコポテ世代の子供たちの親世代は、大体この辺りか。
エンディングテーマは、最初の2年間が『まねっこぷん』で、1984年度からの8年半は『さよならマーチ』である。

9代目:ドレミファ・どーなっつ!
前作『にこにこぷん』とは同じ世界観である。
10月からスタートするのは『とんちんこぼうず』以来となる。
1995年度よりNHKが現行のロゴに変わったので、旧ロゴ時代の最後の作品になった。
1996年度よりハイビジョン放送がスタートし、オープニングアニメーションが変更された。
1997年度には、アニメ版も放送された。
末期の1999年度は、『スプーとガタラット』と並行しての放送となり、オープニングから中盤に移動した。
声はみどが佐久間レイ(バタコさん)、ふぁどは小桜エツコ(ジバニャン)、れっしーは前作から続投の中尾隆聖、空男は青木和代(ジャイアンの母)が演じた。
『ドレミファ・どーなっつ!』世代は概ね1989年生まれ~1995年生まれが該当する…ってもう20歳越えてるのか!?
早…
エンディングテーマは「ドレミファ列車」(99年度は『スプラッピ スプラッパ』)。

10代目:ぐ~チョコランタン
放送期間は『にこにこぷん』に次いで長い9年間。
人形劇では初めて、架空の生物が主人公となった。
声はスプーが川村万梨阿→橘ひかり。アネムはくまいもとこ(李小狼)【途中産休により休演】、ズズは千葉千恵巳(春風どれみ)、ジャコビが山口勝平(ウソップ)。
『ぐ~チョコランタン』世代は概ね1996年生まれ~2004年生まれが該当する。2015年現在だと中学生や高校生はこの世代になる。
エンディングテーマは『スプラッピ スプラッパ』で、99年度と合わせ、歴代最長の10年間放送された。

11代目:モノランモノラン
番組50周年に当たる2009年に登場した『モノランモノラン』だったが、僅か2年で終了となった。
声はライゴーが山田ふしぎ、スイリンが城雅子、プゥートは前作から続投の山口勝平。
エンディングテーマは『あした天気にな~れ!』(次回作も同様)。

12代目:ポコポッテイト
2011年4月~2016年4月2日予定
2011年からスタートした『ポコポッテイト』も早5年で終了となった。
第一印象は『にこにこぷん』に回帰したイメージだったことを覚えている。
声はムテ吉は『ぐーチョコランタン』以来のくまいもとこ。ミーニャは加藤英美里(キュゥべえ)、メーコブはBS版のうたのおにいさんだった、ひなたおさむ。
『ポコポッテイト』世代は概ね2007年生まれ~2011年生まれが該当するだろう。
エンディングテーマは、前作から引き続き『あした天気にな~れ!』で、『まねっこぷん』~『さよならマーチ』とは逆のパターンになる。

改めて見ると、『ドラえもん』をはじめ、『パーマン』・『忍者ハットリくん』・『怪物くん』と藤子不二雄アニメの出演者が多いことがわかる。
僕のブログをご覧になっている皆さんは、どの世代ですか?
【2月13日AM5時30分追記】

たくみお姉さんがポコポテに続いて卒業とは…
うたのお姉さんだけの卒業は、1987年の森みゆきお姉さん(15代目)→神崎ゆう子お姉さん以来、29年ぶりの出来事になる。

2016年4月2日を以て、5年間続いた『ポコポッテイト』が終了することになった。
4月4日から新しく『ガラピコぷ~』(13代目)がスタートする。
今日は、『おかあさんといっしょ』の歴代人形劇を振り返ってみよう。

初代:ブーフーウー
今の子供たち(ポコポテ世代)から見て、おじいちゃんやおばあちゃんはこの世代かもしれない。
声優も大山のぶ代(ドラえもん)・三輪勝恵(パーマン)・黒柳徹子と豪華な面々。
なお、NHKに現存しているのは、最終回とその1つ前のみだという。

2代目:ダットくん
ダットくんは黒柳徹子が続投。ピョン子ちゃんは堀絢子(ハットリくん)が演じた。
また、カラーフィルムも存在する。

3代目:とんちんこぼうず
歴代の人形劇では唯一人間が登場する。
放送期間の1年半は歴代最短。
声は増山江威子(峰不二子)、松島みのり(ミート君)、大山のぶ代。

4代目:とんでけブッチー
気球に乗って世界を冒険するお話。
メキシコではブーフーウーが再登場した。
また、71年の10月より初代うたのおにいさん・田中星児が登場した。
ブッチーは、これが4作連続の出演となる大山のぶ代。ペンチーは堀絢子。フトッチーははせさん治(アデランスの中野さん)が演じた。

5代目:うごけぼくのえ
舞台となるのは、視聴者から番組に送られた絵。
人形劇では珍しく、悪役も登場している。
声はポリが野沢雅子(孫悟空)、コリが増山江威子、カリが肝付兼太(骨川スネ夫)で、3人は1980年版『怪物くん』で共演している。(怪物太郎、怪子ちゃん、ドラキュラ)

6代目:ゴロンタ劇場
この作品から、現在の着ぐるみ型に変わる。
ゴロンタの声は大塚周夫(山田伝蔵)が担当した。
なお、当時のうたのおにいさんは、「兄貴」こと水木一郎だった。
エンディングテーマは『ゴロンタ音頭』。

7代目:ブンブンたいむ
ブンブンは小原乃梨子(野比のび太)、つね吉は山田康雄(ルパン三世)、ごじゃえもん【登場当初は『おしらせどり』】は肝付兼太が演じた。
1989年の30周年コンサートにも出演した。
エンディングテーマは『ブンブンホイ』。

8代目:にこにこ、ぷん
1982年4月から1992年10月まで10年半に渡る、歴代最長の人形劇。放送期間も、昭和から平成に跨がっている。
原作者の井出隆夫は作詞家の山川啓介の本名で、本名では『北風小僧の寒太郎』を作詞している。
声はじゃじゃまるが3作目の出演となる肝付兼太(前作から続投)、ぴっころがよこざわけい子(ドラミ)、ぽろりが中尾隆聖(ばいきんまん)。
放送から30年が経過した現在も根強い人気を誇り、終了直前の1992年には、ガチャピン・ムックと夢の共演を果たした。
「にこにこぷん」世代は、概ね1978年生まれ~1988年生まれが該当するので、88年生まれの僕はギリギリこの世代だな。今のポコポテ世代の子供たちの親世代は、大体この辺りか。
エンディングテーマは、最初の2年間が『まねっこぷん』で、1984年度からの8年半は『さよならマーチ』である。

9代目:ドレミファ・どーなっつ!
前作『にこにこぷん』とは同じ世界観である。
10月からスタートするのは『とんちんこぼうず』以来となる。
1995年度よりNHKが現行のロゴに変わったので、旧ロゴ時代の最後の作品になった。
1996年度よりハイビジョン放送がスタートし、オープニングアニメーションが変更された。
1997年度には、アニメ版も放送された。
末期の1999年度は、『スプーとガタラット』と並行しての放送となり、オープニングから中盤に移動した。
声はみどが佐久間レイ(バタコさん)、ふぁどは小桜エツコ(ジバニャン)、れっしーは前作から続投の中尾隆聖、空男は青木和代(ジャイアンの母)が演じた。
『ドレミファ・どーなっつ!』世代は概ね1989年生まれ~1995年生まれが該当する…ってもう20歳越えてるのか!?
早…
エンディングテーマは「ドレミファ列車」(99年度は『スプラッピ スプラッパ』)。

10代目:ぐ~チョコランタン
放送期間は『にこにこぷん』に次いで長い9年間。
人形劇では初めて、架空の生物が主人公となった。
声はスプーが川村万梨阿→橘ひかり。アネムはくまいもとこ(李小狼)【途中産休により休演】、ズズは千葉千恵巳(春風どれみ)、ジャコビが山口勝平(ウソップ)。
『ぐ~チョコランタン』世代は概ね1996年生まれ~2004年生まれが該当する。2015年現在だと中学生や高校生はこの世代になる。
エンディングテーマは『スプラッピ スプラッパ』で、99年度と合わせ、歴代最長の10年間放送された。

11代目:モノランモノラン
番組50周年に当たる2009年に登場した『モノランモノラン』だったが、僅か2年で終了となった。
声はライゴーが山田ふしぎ、スイリンが城雅子、プゥートは前作から続投の山口勝平。
エンディングテーマは『あした天気にな~れ!』(次回作も同様)。

12代目:ポコポッテイト
2011年4月~2016年4月2日予定
2011年からスタートした『ポコポッテイト』も早5年で終了となった。
第一印象は『にこにこぷん』に回帰したイメージだったことを覚えている。
声はムテ吉は『ぐーチョコランタン』以来のくまいもとこ。ミーニャは加藤英美里(キュゥべえ)、メーコブはBS版のうたのおにいさんだった、ひなたおさむ。
『ポコポッテイト』世代は概ね2007年生まれ~2011年生まれが該当するだろう。
エンディングテーマは、前作から引き続き『あした天気にな~れ!』で、『まねっこぷん』~『さよならマーチ』とは逆のパターンになる。

改めて見ると、『ドラえもん』をはじめ、『パーマン』・『忍者ハットリくん』・『怪物くん』と藤子不二雄アニメの出演者が多いことがわかる。
僕のブログをご覧になっている皆さんは、どの世代ですか?
【2月13日AM5時30分追記】

たくみお姉さんがポコポテに続いて卒業とは…
うたのお姉さんだけの卒業は、1987年の森みゆきお姉さん(15代目)→神崎ゆう子お姉さん以来、29年ぶりの出来事になる。