大阪の弁護士•長野智子(智聖法律事務所) -220ページ目

素人投資道 その4 スイスプライベートバンク道中記

その後は、プライベートバンクでの口座の開き方を書籍などで調べました。

 

日本人が海外に口座を開くには、

 

香港

 

シンガポール

 

スイス

 

などが一般的なようです。

 

香港は、チャイナリスクあり、

 

となると、消去法でシンガポールかスイス、

 

地理の面では、シンガポールは便利だけど、

 

永世中立国として、欧州の資産を守り続けてきた伝統あるスイスに、

 

銀行口座を持って見たい…というミーハーな気持ちを抑えることができませんでした。

 

その際、私の脳裏に、幼い頃の読書体験から刻み込まれた、

 

ゴルゴ13が、

 

報酬は、スイスの銀行口座に振り込め…

 

と依頼者に渋く告げるシーンが再来していたことは否めません…

 

カッコいいですよね。

素人投資道ー主として共に笑い飛ばしていただきたい失敗談の共有として その3

当時は、失われた30年の只中で、国内金利などゼロどころかマイナスでした。

 

 

個別日本株投資で痛い目を見た結果

 

 

お金は賢いプロに預けて、自分は本業に専念して、稼いでプロに種銭を送り続けよう、

 

海外での運用なら年利5%や7%で回っているファンドも珍しくはなく、

 

為替差損や株式市場の下げすらもヘッジすることもできるようだ。

 

素敵だ。プロに任せよう。


そのプロは海外のプライベートバンクでなければならない。

 

各種投資に向けた書籍を読み進めていくうちに、上記のような結論にたどり着いたのでした。

 

 

私の勉強不足もあるはずですが、当時は、日本国民が気軽に海外投資ができる環境がないようでした。

 

今を時めく ネット証券会社の雄 

 

楽天証券及びSBI証券様

 

も当時は存在せず、

 

個人投資家が海外に口座を開いて海外ファンドに投資をするには

 

少なくとも自己責任で、

 

申し込み書、ファンド解約資料を精査し、トラブル発生時には現地に飛んで対処できるだけの

 

相当な英語力が必要とされた時代でした。

 

私にはそれだけの英語力と機動力に自信が持てませんでした。

 

 

素人投資道ー主として共に笑い飛ばしていただきたい失敗談の共有として(その2)

 

その1では、ロバートキヨサキ氏の著書に、

 

耳にタコができるほど繰り返されるフレーズ

 

私は、42歳で、経済的自由を確立した

 

という言葉(マウント?)に憧れて、36にして、長男出産後のママ業と、投資家への道を二足のわらじで歩み出した新米素人投資家の

 

20年にわたる、間違いも多かった投資遍歴について、

 

お話して参ります。

 

私は、弁護士であり、投資の専門家ではございませんので、

 

愚かしい失敗も繰り返してきたのであり、

 

賢い投資家の皆様には、愚かすぎて読んでいても腹ただしい、と思われる記述もありそうです。

 

もう付き合ってられん、と感じられたなら、それは、読者様の金融リテラシーの高さを示すシグナルです。

 

そのような読者様のお時間を浪費したくないので、この記事は閉じて

 

くださいませ。