素人投資道 その4 スイスプライベートバンク道中記
その後は、プライベートバンクでの口座の開き方を書籍などで調べました。
日本人が海外に口座を開くには、
香港
シンガポール
スイス
などが一般的なようです。
香港は、チャイナリスクあり、
となると、消去法でシンガポールかスイス、
地理の面では、シンガポールは便利だけど、
永世中立国として、欧州の資産を守り続けてきた伝統あるスイスに、
銀行口座を持って見たい…というミーハーな気持ちを抑えることができませんでした。
その際、私の脳裏に、幼い頃の読書体験から刻み込まれた、
ゴルゴ13が、
報酬は、スイスの銀行口座に振り込め…
と依頼者に渋く告げるシーンが再来していたことは否めません…
カッコいいですよね。
素人投資道ー主として共に笑い飛ばしていただきたい失敗談の共有として その3
当時は、失われた30年の只中で、国内金利などゼロどころかマイナスでした。
個別日本株投資で痛い目を見た結果
お金は賢いプロに預けて、自分は本業に専念して、稼いでプロに種銭を送り続けよう、
海外での運用なら年利5%や7%で回っているファンドも珍しくはなく、
為替差損や株式市場の下げすらもヘッジすることもできるようだ。
素敵だ。プロに任せよう。
そのプロは海外のプライベートバンクでなければならない。
各種投資に向けた書籍を読み進めていくうちに、上記のような結論にたどり着いたのでした。
私の勉強不足もあるはずですが、当時は、日本国民が気軽に海外投資ができる環境がないようでした。
今を時めく ネット証券会社の雄
楽天証券及びSBI証券様
も当時は存在せず、
個人投資家が海外に口座を開いて海外ファンドに投資をするには
少なくとも自己責任で、
申し込み書、ファンド解約資料を精査し、トラブル発生時には現地に飛んで対処できるだけの
相当な英語力が必要とされた時代でした。
私にはそれだけの英語力と機動力に自信が持てませんでした。
素人投資道ー主として共に笑い飛ばしていただきたい失敗談の共有として(その2)
その1では、ロバートキヨサキ氏の著書に、
耳にタコができるほど繰り返されるフレーズ
私は、42歳で、経済的自由を確立した
という言葉(マウント?)に憧れて、36にして、長男出産後のママ業と、投資家への道を二足のわらじで歩み出した新米素人投資家の
20年にわたる、間違いも多かった投資遍歴について、
お話して参ります。
私は、弁護士であり、投資の専門家ではございませんので、
愚かしい失敗も繰り返してきたのであり、
賢い投資家の皆様には、愚かすぎて読んでいても腹ただしい、と思われる記述もありそうです。
もう付き合ってられん、と感じられたなら、それは、読者様の金融リテラシーの高さを示すシグナルです。
そのような読者様のお時間を浪費したくないので、この記事は閉じて
くださいませ。