ツイッター でも書きましたが、今日の日経新聞の夕刊に、日産自動車COOの志賀俊之さんが寄稿されています


話題は、志賀俊之さんの出身大学である大阪府立大学のこと。私が生まれた年に大阪府立大学経済学部を卒業された同窓の大先輩です。(私は経済学部1999年卒業)


この記事の中で志賀俊之さんは2つ、気になることを書いていらっしゃいます。


一つ。


「私は和歌山市出身で、大学だけ大阪府にお世話になり、東京で就職した。つまり大阪府に納税したことは一度もない。(中略)少しは恩返しするのも当然だろう。」


この「恩返し」という気持ちは私が以前ブログに書いた 想いとまったく同じで嬉しく思います。


二つ目。


「(府大と市大の統合について)競争力ある大学を目指す上での判断だと理解をするので、異論を挟むつもりはないが、校風の違う府大と市大が一緒になればカラーは変わるだろう。一卒業生としては少し寂しさを感じてしまう。」


忘れもしない、私が初めてインタビューなるものを受けたのが大阪府立大学の件でした。2010年9月15日、統一地方選挙・大阪府議選の一次公認として発表された後、某新聞記者から「維新の会は大阪府立大学の統合も含めて見直す方針ですが、卒業生として反対ではないのですか?」と。私は「賛成です」と。更に「寂しくないのですか?」との問いに、「寂しくないといえば嘘になりますが、母校が世界にも競争力を持ち、本当に必要とされる大学になって欲しいと願います」と答えました。

※当時書いたブログ記事がこちらです。


これは今も同じ気持ちです。


社会に出て大阪府立大学の卒業生とお会いすることは滅多に無いので、同窓の方が第一線で活躍している姿を拝見すると自分のことのように嬉しく思います。そして私は卒業生として、また大阪府議会議員として、卒業生の皆様に大阪府立大学が統合されることに対して寂しさではなく期待と希望を持っていただけるように、尚一層頑張ろうと決意させてくれた今日の新聞記事でした。

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※2011/4/30以前の記事は議員になる前のものです