2021/05/02～05/03
秋田・青森方面へ封印解除の車旅。
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1社目 青森県弘前市 岩戸神社(いわとじんじゃ)。
津軽アイヌ女酋長だった目六面長(メルクオモナガ)さんと、荒雄川神社の異界の子たちの話に出てきた神社。
鳥居
拝殿
表向きのご祀神
天岩戸別神(アマノイワトワケノカミ)
“アマテラス”がこもったとされる、
岩屋戸を神格化した“神”。
ここ、別に 天孫降臨にも天岩戸伝説にも
何の縁もゆかりもないけれど、
この神の名を載せておくことに
意味があったんだろうね。
津軽アイヌの女酋長を女神と見立てて、
天岩戸の中にお隠れになっている
≒封じられている
…とね。
拝殿のすぐ右前方あたりに
平ぺったい石を数段重ねた、
なんだかお墓みたいな石塔がある。
いくつかのサイトでは
目六面長さんの封印場所だとされていて、
お誂え？向きに、お花も手向けられている。
石積み(封印)
確かに、彼女の一部はこの下に
封じられているんだけど
『目六面長さんの意識』
を感じられなかった。
別の場所か…
境内から外へ向かって
ぐるりと視線を動かした先、
神社からほんの少し下ったところに
湧き水が汲める場所を見つけ。
そのすぐ脇の石碑に近づいて
触れたとき、
彼女の意識を感じた。
ああ、ここにいたのか。
棺森に手と足。
石積みの下に胴体下半分。
ここに頭部。
だからここにいたのか。
石碑に触れているあいだじゅう、
涙が止まらなかった。
哀しくて泣いていたのではなく、
やっと(外と)つながった
という思いが
私を通して、流れ出たという感じだ。
水みたいに。
水汲み場
近所の方が生活用水として
汲みに来ておられたよ。
岩戸神社から岩木山をのぞむ
次は、
岩木山神社（いわきやまじんじゃ)へ向かう。
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