コンサートマスター「組長」石田泰尚前半1曲目ソリストも務めるとあってか、チケット早々完売した模様。






14時35分からのプレトーク及び15時00分からの本公演指揮は、音楽監督沼尻竜典
今回全て弦楽合奏のための作品統一したとのこと。

前半最初は、上述のとおり石田ソリストを務めての三善晃/弦の星たち
初めて聴いた曲でしたが、武満徹作品等とはまた趣を異にした厳しさ時折躍動感が、石田&沼尻好演により現出されていました。
因みに三善沼尻作曲の師なのだそうな。

続いてチャイコフスキー/弦楽セレナーデ
晴朗響きに貫かれた演奏で、とりわけ第1楽章主部立体感第2楽章ワルツ優美さ第3楽章後半デリカシー第4楽章主部第2主題歌謡性印象的でした。

後半は、シェーンベルク/浄夜
深々とした響きに充ちた好演で、終結部浄福興趣良かったですが、欲を云えば一層の爛熟した官能的な艶やかさがあればとも思いました(後半ではかなり濃厚にはなってきていたけれど)。

しかし、間にチャイコフスキーを挟んでいるとは云え、三善晃シェーンベルク作品による演奏会チケット完売となるとは、音楽堂キャパシティ割り引いて考えても「組長人気」恐るべし

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N響3種類ある定期公演(Aプログラム・Bプログラム・Cプログラム)のうち、サントリーホール開催されているBプログラム日程が、今年9月から始まる2024/25シーズンより従前の水曜日・木曜日開催から木曜日・金曜日開催変更となります。


はこれ迄Bプロ定期初日の会員でしたが、これを機に2日目に移行することとし(そうすれば翌日が土曜日となるからというのが大きな理由)、受付初日7月1日(月)にネット上で手続済ませました
従前の座席より幾らか後方になってしまったけれど、同一ブロック内なのでまぁ良しとしました。

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前半は、服部百音ソリストを務めてのショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番
かねてよりショスタコーヴィチ作品への共感を語る服部ソロは、作品の精髄肉薄しようとするが如き気魄に充ちた真摯な演奏で、第2楽章第4楽章運動性及び第3楽章後半長大なカデンツァ峻厳さ表出見事なものだったと思いますが、反面、第1楽章第3楽章前半やや神経質に過ぎるような想いもしました。
井上&N響は、第1楽章陰鬱さ第2楽章アイロニー第3楽章パッサカリア主題提示重々しさとその後の木管コラール風楽句哀しみそして全体の構築性第4楽章無窮動推進力等々、流石と思わせる演奏でした。

後半まずロッシーニ/歌劇「ブルスキーノ氏」序曲
初めて聴いた曲(だと思う)でしたが、デュナーミク対照そしてロッシーニらしい機知が、井上らしいユーモアのもとに体現されていました。

最後は、再び服部ソリストを務めてのショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第2番
第1番の方は、1995年10月N響第1271回定期公演に於ける諏訪内晶子&アンドレ・プレヴィン名演を皮切りにこれ迄折に触れ聴いてきていますが、第2番聴いたのは、2013年11月N響第1768回定期公演に於ける諏訪内&トゥガン・ソヒエフ演奏以来今回が2回目

服部アプローチ基本的第1番同様でしたが、神経質過ぎる面薄れ真摯な好演構築してみせていました。
井上&N響低弦や木管・打楽器が活きた響きの立体感第1楽章第2楽章謎めいた雰囲気第3楽章警句を挟みつつ疾走感表出は、やはり素晴らしいものでした。



























ソロ・カーテンコールでは、服部感極まってか涙ぐむ場面も。











今年末での引退明言している井上N響との協演は、この日翌日大阪フェスティバルホールでの同一プログラムでの公演最後
この後井上が出演する公演チケット購入予定していないので、今回がおそらく聴き納めとなります。7月20日(土)神奈川フィルみなとみらいシリーズ定期演奏会第397回失念していました。

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京浜急行電鉄本線・逗子線金沢八景駅ホーム横須賀・逗子寄り設置されている名所案内板が、駅改良工事の一環の上屋耐震補強工事撤去されると知り、訪れてみました




























幼い頃から親しんでいた趣のある案内板残しておいて欲しかったのだけれど。

高架化される本線・空港線京急蒲田駅下りホームにあった「穴守稲荷のりかえ」碑同様


無くなるのは残念です。

6月22日(土)フェスティバルホールに於ける大阪フィル第579回定期演奏会(2日目)聴きに行きました

横浜から、


相模鉄道新横浜線初乗車を兼ねて西谷経由新横浜へ出て、


















9時58分発東海道新幹線「のぞみ219号」乗車


































12時06分着新大阪で、




地下鉄御堂筋線乗り換え

淀屋橋下車














肥後橋近くのホテルチェックインしてからフェスティバルホールへ。










本来この演奏会シャルル・デュトワ指揮する予定で、


前半は、金川真弓ソリストに迎えてのチャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
金川演奏聴いたのは、ヒラリー・ハーン代役として出演した2022年2月N響第1953回定期公演に於ける尾高忠明とのバーバー/ヴァイオリン協奏曲

そして2024年1月神奈川フィルみなとみらいシリーズ定期演奏会第391回に於ける小泉和裕とのブラームス/ヴァイオリン協奏曲に続いて3回目

今回は、安定した技巧艶やかで豊かな音色に支えられた表現力、しかしそれに惑溺することのない素直な音楽性展開していました。
横山指揮は、第1楽章導入部辺りはやや遠慮気味物足りなさも感じましたが、同楽章展開部総奏に於ける雄渾さ第2楽章憂愁及び第3楽章第2副主題そこはかとない哀感表出等、随所好演をみせていました。
絶品だったのは、ソリスト・アンコールパガニーニ/24のカプリース~第24番金川技巧云々といった次元を遙かに超越した豊かな音楽性に充ちた素晴らしい演奏聴衆惹き込まれ演奏後惜しみない拍手延々と贈られていました

後半は、ストラヴィンスキー/バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)
華麗さ「カッチェイ一党の凶悪な踊り」等に於ける凄絶さのみならず、弱音部でのデリカシーにも気の配られた優れたバランス感覚を有した好演だったと思います(勿論これがデュトワだったらさぞかしとの想いは残ったけれど)。




翌6月23日(日)
肥後橋から地下鉄四つ橋線・御堂筋線を、

西梅田







梅田乗り継いで


新大阪へ出て、



12時15分発東海道新幹線「のぞみ222号」乗車し、



































14時38分品川帰着










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6月19日(水)鈴木優人指揮によるN響第2015回定期公演(6月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。






















前半最初は、ウェーベルン/パッサカリア
ウェーベルン初期の作品とあってか、突き詰められた厳しさというよりはドイツ後期ロマン派の残映前面に押し出された演奏のように感じました。


続いてイザベル・ファウストソリストに迎えてのシェーンベルク/ヴァイオリン協奏曲

この作品聴いたのは、2019年1月広響新ディスカバリー・シリーズ「黄昏の維納」~シューベルト交響曲チクルス~Ⅷに於ける川久保賜紀下野竜也による演奏以来

ファウストソロの、安定した技巧美音に基づく作品精神性運動性そして内奥に潜むロマンティシズム体現は、やはり期待どおりのものでした。
鈴木指揮は、峻厳さよりは多彩なオーケストレーションの妙味焦点を当てたもののように思われました。
ソリスト・アンコールは、ファウストらしい端正かつ確固とした造型力による誠実な演奏

後半まずバッハ(ウェーベルン編)/リチェルカータ
光彩微細な変化の表出された流麗な演奏でした。


最後は、シューベルト/交響曲第5番

速めのテンポに基づく颯爽かつ活気に充ちた好演でしたが、反面、特に第1・第2楽章に於いて馥郁たる趣陰翳後退してしまった感も否めませんでした。

チケット完売との事前告知SNS眼にしていたものの、シェーンベルクウェーベルンという新ウィーン楽派作品中心プログラムでは会場がらがらになるのではないかと危惧していたのですが、イザベル・ファウスト出演するとあってか、思った程には空席は目立たなかったのは幸いでした。








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6月21日(金)・22日(土)大阪フィル第579回定期演奏会及び6月29日(土)・30日(日)札響第662回定期演奏会指揮する予定だったシャルル・デュトワが、
体調不良の為降板の已むなきに至ったとのこと。

去る6月11日(火)新日本フィル第657回定期演奏会(サントリーホール・シリーズ)の折に、疲労の為デュトワソロ・カーテンコール出てこられなかったと聞き(高齢アーティストへのあまりのソロ・カーテンコールのおねだり拍手もどうかと思うけれど)、心配していたところ、

大阪フィルリハーサル初日には姿を現したとのことで、ひとまずほっとしていたのですが

大阪フィル横山奏

札響尾高忠明代役を務めるとのこと。


デュトワ無事快方に向かうと良いのだけれど

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