secret passage
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Kaede Fes. 2011

『ダンス部最高~!』
このフレーズを再度実感できた楓祭でした、今年も★
現役のみんな、『ノートルダムの鐘』本当にステキでした♪
感動をありがとうドキドキ
社会人になっても、結婚しても、
ママになっても、おばあちゃんになっても、
わたしは毎年楓祭に来続けるんだと思うな。
もちろん、仲間と一緒にо(ж>▽<)y ☆
ただの仲良し~!笑

金曜日の夜にOG会して。
2コ上、1コ上の先輩たちと飲みビール
今年の12月2日は、ダンス部大忘年会です!!!
最初に入ったアポイントを優先だよーにひひ
で、そのままかさい・こばやし・やよ・やまね・よしだでうちにお泊り家
ワインと梅酒あけたり、くっだらない思い出話したり、
昔の部活ノート見返したり、ユぺザウルス再来したり、
相変わらずくだらなくて楽しかったなチューリップ黄
現役の時は、朝から夕方まで1日中一緒にいて
それが月曜~土曜まで続いた上に
日曜も一緒に遊んでたもんねー
もう楽しいに決まってるよね、そんなの(笑)

で、土曜日は早起きして楓祭へ~もみじ
エントランス近くでいきなりなかけんに会って、
懐かしくてなかけんが優しすぎて一気に泣きそうになったしょぼんラブラブ
OG3、4世代みーんなで一緒にダンス部並んで、
良い席を取るために頑張りました★
現役で練習して先輩にビビってた時は、
まさかこんな日が来るなんて夢にも思わなかったなぁ・・・シラー←遠い目

で、下手側の1番前占領して
ついに公演のはじまりはじまり~
最初、クロパン役の子が出てきて
語り手っぽく物語が始まって
曲がどんどん壮大になっていく中で
体をそらして緞帳を開けるフリというセンスのいい演出に
泣きそうになり。
カジモドのソロにウルウルして。
悪役フロローの怖さにうっとりして。
エスメラルダのかわいさと華麗さにルンルンして。
今年もやっぱりロックから落とされる悪役に妙な親近感を覚えて。
カーテンコールでキャーキャー言って。
最後の高2が出てきて号泣してるのを見て、伝統が受け継がれてることを実感して。
青春ってこれだ~★と思ったよ←誰

現役で知ってる子は誰もいないけど
控室行ってコーチや上野先生とまたキャーキャー言って
写真いっぱい撮って。
ドウランとケープが混じった匂いの控室に感傷的になって(´・ω・`)
みんなの達成感に溢れた泣き笑い顔に
まるで母親のような気持ちになりました←だから誰
ほんとーにお疲れ様!
ダンスを、ダンス部を、英和を好きな気持ちが
わたしの原点であり
それを抜きにしたらいまのわたしはないってことを
改めて感じることのできた楓祭でした音譜

楓祭に来ると、ダンス部の公演を見ると
あの頃の夢中で怖いもの知らずだった自分を思い出して、
明日への元気の源をもらえるような気になるんだけど。
それと同時に少しだけ、ほんの少しだけ
“あの頃とは違う”、きっと大人になってしまった自分と
周りに取り巻く環境に切なくなることがある。
英和っていう特殊な環境に辟易したことももちろんあるし
早く大学生になりたかったけど、
それでも卒業間近の口癖は
『一生黒髪でもいいからこのまま英和生がいいな』
だったもん(笑)

英和は六本木にあるくせに変な校則多いし、先生も変だし、
礼拝なんて毎朝あるし、制約が多いし、
妙に窮屈で変に自由だし。
英和を出てからの方がいろんな経験をしたし
色んな物の見方を覚えたけど、
それでも英和で過ごした無知で幼稚で世間知らずで
でもだからこそひとつのことにあれだけ夢中になれて
怖いもの知らずだったあの頃の自分が
無性に恋しくなる。

でも、
今どれだけ焦がれても
手には入れられないあの日々だからこそ、
かけがえのない思い出として守られているんだなぁって。
他人には到底理解されない部活愛と母校愛を
たまに堰を切ったように語りたくなるのは、
英和時代に戻りたいとかそういう思いじゃなくて
きっと自分の根幹を成してるものだから
なんとか分かってもらいたいと思ってるんだろうな、
無意識のうちに(笑)



secret passage

メゾン・ド・ヒミコ

ずっと見たいと思っていた
メゾン・ド・ヒミコを昨日の夜見ましたひらめき電球
犬童監督はジョゼを
ちらっと見たことあるだけだったんだけど、
役者の新たな一面を描くのが上手い監督だなぁ
とつくづく感心でした。

自分と母親を捨てた、
ゲイの父親を憎むヒロイン・沙織は柴咲コウちゃん。
沙織の父・卑弥呼の彼氏・春彦にオダジョー。
そしてキーパーソン卑弥呼には舞踏家の田中民。
(変換で出ないけど本当はさんずいに民)
個性の強いキャストを、
とってもよくまとめてる作品だと思います。

ゲイのための老人ホームを舞台に
底抜けにキャラのたった愛すべきオカマたちがくりひろげる、
素直すぎる日常。
"普通の世界"から吐き出され
ゲイの中でしか生きられない息苦しさ。
死へゆっくり近づく中で、
来世に女に生まれ変わることを望む切なさ。
愛で命は救えないことを悟る真っ当で悲しい瞬間。
相手も相手の心も愛せているのに、
体の関係だけは
どうにもならない沙織と春彦。

ゲイの数だけゲイの愛し方があるけれど、
春彦は"女"を愛せないのではなく
"女の体"を愛せないんだね。
沙織の『触りたいとこ、ないんでしょ』は
心に刺さるものがありました。

それなのに、
女なら誰でもいい(ように描かれている)
細川専務とは
愛がなくてもできてしまう。
あぁ切ない切ない。

死の間際になっても
どうしても卑弥呼を許せない沙織。
ママの苦労を考えたら当然なのだけど、
それを見越した卑弥呼は沙織に
『わたしはあんたが好きよ』
と優しく残酷に伝える。
ゲイでも捨てても
妻だったママも娘の沙織も
たったひとつの家族なんだものね。
卑弥呼の身勝手さは
ママと沙織への愛がある証拠でもあるんだね。
沙織に隠れてオシャレをして
自分に会い続けたママを愛し、
自分を憎み続ける沙織を赦し、
死んでゆく卑弥呼。

ラストに希望は持てるけど、
決してご都合主義ではないと思います。
だって、沙織があそこに戻っても
根本的な問題は何も解決してないもの。
それを含めて沙織も一緒になって
これからのことを考えていって欲しいなぁ、
と思いました。

あと、この映画のいいところは
主人公たちがきちんと"お盆"に
向き合っているところ。
家族を捨てた罪滅ぼしかもしれないけど、
先祖をきちんと出迎えて弔ってる。
日本の文化を伝えてる、という意味でも
とっても素敵だなぁと思いました。

そして、なんといっても
オダジョーと西島秀俊のかっこよさ!
オダジョーは作品選んでるなぁ、と。
あのかっこよさには唸らされますよ(笑)
白シャツ一枚をさらりと着こなして
ベランダを背に様になる姿…( ☆∀☆)
セ、セクシードキドキ
つまらないドラマに出て
視聴率うんぬん言われるタイプの
俳優さんじゃないわね、彼は。←何様
これからも世俗とは無縁の作品に
高潔な感じで出続けて欲しいわ★
で、西島秀俊さん!
わたしこの人って
もっと台詞が覚束ないイメージだったんだけど←失礼
あのクレイジーで『馬鹿な女嫌いじゃないよ~』的な役を
嫌みなく演じられるのはスゴいと思う。
彼のいろんな作品を見たくなりましたニコニコ

この作品は
"ゲイのための老人ホーム"という
特異な設定に飲まれることなく、
人間の孤独とか愛とか欲望とか
家族とか負い目とかコンプレックスとか
普遍的本質的な面を
きちんと描けてるなぁ、と思うの。
自分が関わりを持っているから
思うだけかもしれないけど、
日本でゲイとして生きていくって
すごく大変だと思うの。
月並みな言葉だけど。

だって、街中で男女のカップルがいちゃついてるのは
スルーできるけど、
男同士だったらやっぱり見いっちゃうでしょ(笑)?
でも、同性愛に関して閉鎖的で保守的な
日本の街中で、
堂々と女装したり
いちゃついたりしてる人たちを見かけたら
こっそりスルーしましょ(笑)
人の数だけ個性があるんだもん、
ゲイだからって何よ?!って捉えて
受け入れればいいのよ。
まぁ、言葉にするのは簡単だけどね。

わたしはやっぱり
設定に飲まれないで
人間の本質が描ける映画が
好きなんだわぁ音譜
あとはキャストの個性的っぷり。
次はなに見ようかなぁー\(^ω^)/



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いつか 想像してた未来と今が 少し違っていたって

去年の8月21日に日本を出発して
もう一年経つんだなぁ。
一年前アメリカに出発した時は
明日すら見えなかったから(笑)
今の自分なんて全然想像できてなかったよ。
明日からUMはfall semesterです。
Missoulaの街はあっという間に秋を迎えて
あと2ヶ月したら雪が降りだすんだろうなぁ。
今年も真っ白でサラサラな、キレイなMissoulaで
スノボがしたいなぁ!
いや、てかする!(笑)

未来を想像しなくてもいいなんて
若い頃の特権だと思うけど、
就活したり大学卒業の時期迎えたりすると
自分と向き合う上で未来をきちんと
想像して考えることは必要になってくるよね。
わたしはそれがすごくイヤで
悩みたくなくて自分に向き合いたくなくて
考えることから逃げ続けてたけど
友達や家族の後押しがあって
今は就活しててもアメリカ人になりたいとか、
ふざけたことは言わないようになったよ(笑)
わたしなりの成長です♪←

佳ちゃんとも話して思ったのが、
悩める環境にあるって実はすごく幸せだってこと。
わたしが毎日生きてるこの環境や生活には
本当はなんの保証もなくて脆いもの。
だから、生まれてこの方
ずっと幸せな環境にいるわたしは
奇跡みたいに恵まれてる、ってこと。

ある友人が亡くなりました。
22歳でした。
UMで出会った人で、
ジャーナリズムと日本語を専攻してる、
優しくて賢い人でした。
いつも話しかけてくれて
日本が震災に見舞われたときは
心底心配していっぱい助けてくれた。
日本を好きでいてくれた。
交通事故。
Missoulaの地元紙にも載っていて
わたしも今日記事を読みました。
文字で読むと心にズシンと響くものがあった。

彼が思い描いてた夢や未来は
きっといっぱいあったはずなのに。
夏休みには新聞社でインターンするって言ってたよ。
行きたい場所も食べたいものも
きっと半分も叶えられてないんじゃないかな。
だってまだ22歳だよ?
若すぎるよ、早すぎる。
彼の未来は夢は、一体どこに葬ってあげればいいんだろう…

彼には日本人のgirlfriendがいたの。
彼女は遠く離れた日本でこの悲劇を耳にして
一体どうしただろう…
ご家族や友達の思いは?
UMのみんなも
あまりに突然で実感がないんだって。

当たり前過ぎて忘れてしまうこと。
この毎日がどれだけ大切にすべきものかってこと。
いつ、どうやって、何に奪われてしまうか
分からないものなんだね、本当は。

せめて、彼が永久に安らかに
眠れますように。
じゃなきゃ、叶わなかった彼の未来や
家族や友達やgirlfriendの思いが
報われないじゃない。

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