いつか 想像してた未来と今が 少し違っていたって | secret passage

いつか 想像してた未来と今が 少し違っていたって

去年の8月21日に日本を出発して
もう一年経つんだなぁ。
一年前アメリカに出発した時は
明日すら見えなかったから(笑)
今の自分なんて全然想像できてなかったよ。
明日からUMはfall semesterです。
Missoulaの街はあっという間に秋を迎えて
あと2ヶ月したら雪が降りだすんだろうなぁ。
今年も真っ白でサラサラな、キレイなMissoulaで
スノボがしたいなぁ!
いや、てかする!(笑)

未来を想像しなくてもいいなんて
若い頃の特権だと思うけど、
就活したり大学卒業の時期迎えたりすると
自分と向き合う上で未来をきちんと
想像して考えることは必要になってくるよね。
わたしはそれがすごくイヤで
悩みたくなくて自分に向き合いたくなくて
考えることから逃げ続けてたけど
友達や家族の後押しがあって
今は就活しててもアメリカ人になりたいとか、
ふざけたことは言わないようになったよ(笑)
わたしなりの成長です♪←

佳ちゃんとも話して思ったのが、
悩める環境にあるって実はすごく幸せだってこと。
わたしが毎日生きてるこの環境や生活には
本当はなんの保証もなくて脆いもの。
だから、生まれてこの方
ずっと幸せな環境にいるわたしは
奇跡みたいに恵まれてる、ってこと。

ある友人が亡くなりました。
22歳でした。
UMで出会った人で、
ジャーナリズムと日本語を専攻してる、
優しくて賢い人でした。
いつも話しかけてくれて
日本が震災に見舞われたときは
心底心配していっぱい助けてくれた。
日本を好きでいてくれた。
交通事故。
Missoulaの地元紙にも載っていて
わたしも今日記事を読みました。
文字で読むと心にズシンと響くものがあった。

彼が思い描いてた夢や未来は
きっといっぱいあったはずなのに。
夏休みには新聞社でインターンするって言ってたよ。
行きたい場所も食べたいものも
きっと半分も叶えられてないんじゃないかな。
だってまだ22歳だよ?
若すぎるよ、早すぎる。
彼の未来は夢は、一体どこに葬ってあげればいいんだろう…

彼には日本人のgirlfriendがいたの。
彼女は遠く離れた日本でこの悲劇を耳にして
一体どうしただろう…
ご家族や友達の思いは?
UMのみんなも
あまりに突然で実感がないんだって。

当たり前過ぎて忘れてしまうこと。
この毎日がどれだけ大切にすべきものかってこと。
いつ、どうやって、何に奪われてしまうか
分からないものなんだね、本当は。

せめて、彼が永久に安らかに
眠れますように。
じゃなきゃ、叶わなかった彼の未来や
家族や友達やgirlfriendの思いが
報われないじゃない。

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