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必要かもしれない近況報告

前回の更新から2か月空きましたよ。笑
これ日記って言わないよねー
ついつい放置癖が…
とはいえ、私は元気100%です^^

秋学期が12月9日に終わって
大学を去る子のお別れ会や
学期が終わった解放感と
TOEFLパスした嬉しさで遊びまくって
パッキングに慌ただしいまま
一晩寝ないでNYに旅立ったのが
12月13日の早朝6時。
そのまま1日移動に拘束されて
(デンバーの空港で5時間くらい
暇を持て余していた。爆)
憧れのNYに着いたのが夜9時ころ。

1日飛行機で疲れてたけど
空港から乗ったタクシーから
初めて見たNYの夜景の美しさに
眠気も吹っ飛びー!
そこから私の1カ月のちょー貴重な
憧れのNY生活が始まりー、
Empire State Buildingの63階という
絶好のロケーションの語学学校に通いー、
たくさんの友達に出会い、
いろんな場所に行って
写真を撮ったり、おいしいものを食べたり、
お互いの国の文化をシェアし合い。

たった3週間前に会ったのに
お別れする頃には涙が出るほど悲しかったり。
信頼関係って過ごした時間じゃないんだな、って
気づかされたり。

NYっていう街は、
想像してたよりもずっと安全で
出身地も流れる血もバックグラウンドも
みんなが違うことで成り立つ、
まさに人種のるつぼだった。
あの、理路整然と並ぶ高層ビルとストリート、
その中央にぽっかり穴が開いたようにある、
大都会の聖域のようなセントラルパーク。
どこまでもまっすぐ続いているんじゃないかと
錯覚するような道々の街灯と無数のカーライト。
東京でも見慣れたはずの景色だから、
なんだか安心できて。
でも、すごく新鮮な景色にも感じた。
そこに流れる時間が違う。
人が違う。
空気が違う。
自分の気持ちも違う。

そして、今でも忘れない。
東京生まれ、東京育ちの私が。
まさかあんなにも、
タイムズスクエアに感動するとは。笑
初めてあそこに行った時
思わず声に出して”うわー!”って言ってた。
まるで、都会のネオンを見たことがないかのように。
ギラギラしたネオンが
冷たいNYの空気に触れて
なんだか人を高揚させる、
不思議な光に見えた。
無数の人、しかもすごく流動的な場所。
人がどこから来て、どこへ行くのか、
人の数だけ答えがある場所。
アメリカ一の大都市なのに
聞こえてくる言語は英語じゃない。
スパニッシュに、中国語、
ロシア語やフランス語…。
だからこそ、すごくエネルギッシュで
ダイナミックだった。

1カ月NYで過ごしてみたけど、
今でもやっぱりNYは私の憧れの街。
NYは、いればいるほど楽しみ方が無限に広がる、
そんな街だと思う。
でもNYを離れる時は、不思議とそんなに寂しくなかった。
なんだか、またあの街にいつか戻れる気がしたから。
そして、心の奥底ではモンタナが恋しかったから。

NYにいる間、
何度モンタナを恋しく思ったか。
まさか、モンタナに帰りたいと思う日が来るなんて。笑
NYがどれだけ買い物をしたり、
おいしいご飯を食べたり、
遊べるものがたくさんあったり、
可愛いモノに溢れていたりしても。
でもホントに。
離れてみてわかることってあるんだね。
私の帰る場所は、今の私の帰る場所は。
この大学構内の、小さな、
でもすごく暮らしやすいこの部屋なんだ、って。
モンタナで出会ったみんなに会いたいと思った。
不思議と日本が恋しいとは思わなかった。
いや、NYでラーメンも食べたし
牛角も行ったけど。笑
食は別モノだよね。笑

そして、今もそう。
不思議と、日本に帰りたくない。
恋しくない。
強がりじゃなくて。
会いたい人はいっぱいいる。
電話をくれる家族。
手紙やメールをくれる友達。
でも、日本に帰った時の自分が見えない。
なんでだろ?
5月になったら実感わくのかな?

とりあえず今は、
目先のことで精いっぱい。
大学の授業が、月曜日から始まって。
ちょー分厚いテキストにびっしり書かれた文字。
私が勉強したいと思って取る授業なんだから
責任を持って、最後までやり遂げる。
大学の教授がよく言います。
”Your education is your responsibility”と。
ホントにそうだと思う。

ここに来る前とここに来た直前は、
留学に後ろ向きだった私。
日本が好きだし日本がいい。
英語は好きだけど、それなりに話せればそれでいい。
でもそれじゃダメなんだと、背中を押してくれた。
私は受け身だった。
受け身のままここに来ても、意味がないと思ってた。
でも、やってみればどーにかなるんだなー。笑

別に、そんなに毎日必死でやってるわけじゃないけど。
私ができるんだったら。
人間だれでも、そこに意志と行動力が
たとえ1%でもあれば、
なんでもできるんだなー、と思うようになりました。
でも、感傷に浸るのは
この学期の単位をきちんと取って
いい成績をとってから。うん。

こんな感じで、また会う日までー❤

なんて

久しぶりになってしまったんでしょう。笑

英語と日本語、どちらでも日記をつけていたものだから
それだけでお腹いっぱいになってしまっていました…

そうは言っても私はめちゃめちゃ元気です!
ただ最近、雪はちらつくし風は冷たいしで
”あぁ、私はこの冬をどう過ごすのかな?”
と、シンプルに疑問に思っています。
防寒って難しい。笑

こっちに来て、なんともう3カ月が経とうとしています!
早い!!!
それはイコール、もうすぐELIが終わろうとしているということ…
私のクラスは11人なんだけど、
そのうち4人がMissoulaからいなくなることが決まってて…
私はそれがめちゃめちゃ寂しい><

ここに来なければ、出会うことのなかった人たち。
国も年齢もバラバラ、
最初はお互いの英語を理解するのも大変で
会話もやっと成り立っていたけど、
3か月弱を一緒に過ごして
少しずつでも自然に仲良くなれたのが本当にうれしかった。

今はお互いの国の言葉を教えあったり、
くだらないことを言って笑いあったりしている。
誕生日の子がいたらお祝い。
週末は一緒に映画を見に行ったり。
クラスも国も関係なくジムで一緒に体を動かしたり。
毎日一緒にお昼を食べたり。

英語が繋いでくれている私たちの友情。
”いつかお互いの国を訪ねようね”
って自然と言い合える、
そんな一瞬・一言が本当にかけがえのないものなんだと思う。

こっちに来て
まさに”文化の壁”に悩むこともたくさんあった。
確かに考えなくてはいけない問題。
でも、それにがんじがらめになっちゃいけないんだと、
今は思える。
国とか、育ってきた環境とかの違いを嘆くよりも、
ここで出会えたことに感謝しよう、と。
お互いが違うのは当然、
だから、”we are friends, that's all!”
でいいんじゃないかと思う。

ところで、これから冬にかけて
寒さを吹き飛ばしてくれるような
ホットなイベントがたくさんです。

まずはthanksgiving day!
これはアメリカ版のお正月みたいな感じ。
まぁほんとは収穫祭で、
turkey食べて家族大集合するんだけど
私たち留学生は帰る家なんてないので笑
たいてい旅行に出ます。
私も例にもれず。
行先は…LA!!!!!!!! OMG!!!!!!
4泊5日でちょっと行ってきます><
まじ楽しみなんだよーーー
買い物買い物買い物買い物買い物!!!
im gonna be a shopperhoric XD

で、当初は日本に帰る気満々だった1カ月ある冬休みは、
結局アメリカにステイすることにしました。
せっかくならさ、英語に漬かろうよ、自分。
ホームステイと語学研修がセットになってる
留学生プランに申し込んだんだけど、
行先は…NY!!!!!!! OMG!!!!!!!
しかも語学研修のある建物が、
あの!!!
empire state building!!!
in NY, concrete jungle where dreams are made!!!

12月12日~1月15日までの滞在予定なので
みんなNYに集結しよ!!!
きゃはーーー><

それではまた会う日まで^^

motivation

日本でもよくつかわれる言葉、”motivation”。

よく、

『あの人モチベーション高いよね』

とか、

『モチベーション上がった』

とかいう使われ方をするけど、

motivationは、動機付けという言葉に直訳されることを知って

この言葉を使ってる人は、

案外少ないんじゃないかと思う。


言い方を変えれば、

日本では多くの人が

motivation=やる気

という風に考えてるんじゃないかな??


ノーベル化学賞に

2人の日本人研究者が選ばれる、

というとても光栄なニュースが流れてますね。

本当におめでたいこと!


でもその一方で、

日本人の化学(理科)離れが

叫ばれて久しい今日この頃…

(もちろん、論理的思考が苦手な私も含め!笑)


ノーベル賞を取られた根岸さんが会見で、

「『若者よ、海外に出ろ』と言いたい」と

言ってらしたようで。

インタビュー記事を読んだら、

日本は暮らしやすいし、

海外の研究機関が必ずしも優秀とは

限らないと言及したうえで、

それでも『日本を外から見る大切さ』を

説いてくれています。


近頃、宿題が少ないこともあって

少しまったりゆったりしていた私を

遠くから奮わせてくれるような、

力のある言葉だな、と思った。

最近感じているのは、

確実にこちらの生活に慣れてきていること!

裏をかえせば、それだけ脇と詰めが甘くなる時期…


少し言い訳をすると、

勉強や授業以外のことにも

目を向けられる時期。

ひしひしと感じている、

私たちの“日本人らしさ”。

流れている空気が読める、

言わなくても伝わるものがある、

相手との距離を上手に保とうとする、

“妥協”ではなく“譲歩”できる忍耐強さと賢さ…


言葉で言わなければ、

絶対に伝わらないことがあることを

本当の意味で実感できた、この1カ月と少し。


んんん~~~

まだまだ深いぜ、世界。笑