いろいろ同時進行で発表しようと思いましたが、頭の中がパニクってきてしまったので、洋楽ベストアルバムの発表に移りたいと思います。ついにベスト3の発表です

3位 Phoenix 『Wolfgang Amadeus Phoenix』

na0の転がる石 苔まみれ-phoenix

今思ってもすごいタイトルだと思う。知っての通り『Wolfgang Amadeus』というのは、あのモーツァルトのファースト&ミドルネーム。それに対抗してこのタイトルにしたんだとしたらなんて挑戦的なんだと思ったが、確かに言うだけのことはある。ただ挑戦的なだけではない。そこに広がる美しい世界、それが本当に目に浮かんでくる。「モーツァルトはピンクの人」といえばあるマンガの名台詞でもあるし聖子ちゃんの歌でも有名だが、まさにその印象までそっくりコピーできている・・・気がする。音楽は人を幸せに出来る。それを証明してくれた一枚。

2位 Green Day 『21st Century Breakdown』 na0の転がる石 苔まみれ-green day

やはりこの一枚をはずすことは出来ない。正直このアルバムは発売前に不安があった。それはもちろん前作『American Idiot』があったからである。21世紀になりロックが行き着くところの最高峰に臆すことなくそびえ立つアルバム。それと同じところに行き着くことは最早Green Day自身にも不可能ではないだろうか。そんな不安に襲われたのは僕だけではないだろう。しかし、かれらはやってのけた。反抗心、拒絶、絶望、そして愛と希望。それがすべてこの一枚に詰まっている。

BeatlesやRolling Stones、QUEENといった100年先にも語り継がれていくだろう伝説と呼ばれるステージに彼らは立つことが出来た。願わくは末永く、これからも続いていくだろうそのロックの長い道の先頭を歩き続けて欲しい。


では、1位を発表する前にもう一枚番外編を。これも反則の1枚

Dead Weather 『Horehound;狂おしき薫り』na0の転がる石 苔まみれ-dead weather
サウンドが聴覚を越えた瞬間にめぐり合ってしまった。気のせいだとは思うが、初めて聴いた時確かにサウンドに薫りを感じた。部屋に充満するタバコとアルコール、それに少しの汗の臭い。そこにJack Whiteが、VVがいる。

狂気が宿る一枚。それはとてつもなく、重く、鋭いナイフに似ている。


Dead Weatherはランキングに入れるとしたらこの位置でした。だからここで紹介させていただきました。・・・あれ、結局同じことか?・・・気にしない気にしない。では、最後の一枚、今年のNo.1を発表しましょう


1位 Manic Street Preachers 『Journal For Plague Lovers』na0の転がる石 苔まみれ-manics
なぜだろう、こんなに攻撃的なのに、こんなに美しいのに、こんなにカッコイイのに、流れるのは感動ではなく、悲哀の涙。消えてしまったリッチーの残した歌詞を使った、まごうことなくかれらの最高傑作。やはりManicsは4人のバンドであったということがわかった。そして同時にこれ以上の傑作がもう二度と彼ら「4人」の手から生み出されることはないという純然たる事実。それがこのあふれ出る涙の原因か。
完成することのない、完成させることの出来ない一枚。何度聴きなおしても幸せにもなれないし狂うこともできない、もちろんかれらManicsを伝説と呼ぶことも出来ない。ただ、そんなアルバムがこんなにも一番深い部分にまで届いてしまった。出会いたくなかった。


えー・・・いかがだったでしょうか。とりあえず洋楽はこんな感じです。まだ邦楽のベストソング&アルバム。あと00年代のベストアルバムが残っているので急いでアップしたいと思います。

邦楽はベストアルバムとは別にベストソングも紹介します。というのは知ってる人は分かると思いますが、洋楽はアルバムが出てから良い曲をシングルカットしていきますが、日本では逆にシングルがたまったらアルバムが出ます。ということは今年良い曲があったのに、アルバムが出てないから紹介できないということになってしまうからです。またどうしてもシングル曲ばかりに聴いてしまい、アルバム収録曲の影が薄くなってしまってもいます。そういう事態を避けるためにもここで紹介していきたいと思います。では10位~7位まで。


10位 Perfume 『Night Flight』

na0の転がる石 苔まみれ-perfume/トライアングル
やっぱあーちゃんよりのっちですよね。・・・じゃなくてやはり、なんといってもPerfumeの良さはダンス。というわけでこの動画 見ましょう。口パクでもいいんですっ!(ジョンカビラ風に)曲に関しては中田ヤスタカ氏の独壇場。capsuleやMEGの楽曲とは違い、やはりアイドル性を意識したサウンドにはいつもラヴずっきゅんです。


9位 絢香 『みんな空の下(piano ver.)』

na0の転がる石 苔まみれ-絢香/best
活動休止を宣言してからTVに出まくってる彼女のラストシングル。ですがこれはベストアルバムに収録されているピアノアレンジバージョンの方です。こちらの方が彼女自身の歌唱力がストレートに感じられます。これもPV を見て欲しいです。朝日をバックに一発撮りで行われているPV。なんというか、こう、覚悟みたいのを感じます。まぁ、でも2,3年で帰ってきてくれるような気もしますけどね。


8位 少年メリケンサック 『ニューヨークマラソン』

na0の転がる石 苔まみれ-少年メリケンサック/ニューヨークマラソン
パンクの真髄を見せてくれたのは映画『少年メリケンサック』の主題歌。これぞパンク。まさにパンク。いやー、宮崎あおいだけを目当てにを観にいったのにこんな良い曲にめぐり合えるとは。カップリングのユーミンの『守ってあげたい』のカバーも良いです。ちなみに、vocal役の峯田が在籍する銀杏BOYSの最新シングル『ボーイズ・オン・ザ・ラン』も良い曲。そちらもゼヒ。


7位 POLYSICS 『Cleaning』

na0の転がる石 苔まみれ-polysics/absolute polysics
POLYSICSといえばジャパニーズ・エレクトロ・パンクの筆頭ともいえるバンド。ですがこの曲はパンクではなく純然たるオルタナ。アルバム『Absolute POLYSICS』の中でも異彩を放つこの曲。オルタナとエレクトロの調和がすばらしいです。POLYSICSの新たな一面も見せてくれた画期的な一曲。

というわけで今日は6位~4位まで発表。ここからはかなりミーハー色が強くなってきます。


6位 Franz Ferdinand 『Tonight』

na0の転がる石 苔まみれ-franz ferdinand/tonight

まさにクラブミュージックとロックの融合が行き着くとこまで来たなという印象。非常にビートの重みがある中でそれを上手く交わすサウンドの軽さ、という矛盾ともいえる二つの重量感が同時に存在している一枚。1stや2ndとも違った落ち着きが見えてきた彼らの成長もうかがえる一枚。


5位 Arctic Monkeys 『Humbug』

na0の転がる石 苔まみれ-arctic monkeys/humbag

初めて聞いた時の印象ははっきりいえばガッカリだった。というのは彼らに求めているものは、やはり1stや2ndのような疾走感や爆発力のあるサウンドだったから。いってみれば、小学校の時よく遊んだ友達が久しぶりに会ったらなんか雰囲気変わって近寄りがたくなっちゃった、みたいな。ただ、武道館公演に行って愕然。なんだあの上からのしかかってくるようなサウンドの重さ、びりびりと皮膚に伝わる振動、そしてAlexのセクシーなヴォイス。やっぱりかれらは新世代のHOPEであるとまさにこの身をもって再度実感した。かれらがこの先、活動を続ける上では確実に通らなければならなかった関所を1つクリアしたといえる。


4位 Muse 『The Resistance』

na0の転がる石 苔まみれ-muse/the resistance

21世紀のQueen、最早そういってもいいのではないか。あの「オペラ座の夜」がエレクトロの洗礼を受け、今ここに新たな形として蘇った、そう思える。oasisが解散してしまった今、UKロックシーンを牽引していける存在は彼らのみではないか。ストーリー性とロック、そしてシンフォニーの融合。かれらにはそれだけを追求し続けて欲しい。


とここまでが4位。うーん、我ながらミーハー。

ここで番外編というか、絶対にランキングに入るけどこれは入れちゃまずいっしょという一枚を。


Them Crooked Vultures 『Them Crooked Vultures』

na0の転がる石 苔まみれ-them crooked vultures

反則。だってQueens Of The Stone AgeのJoshとFoo Fighters のDaveとLed Zepperinのジョーンジーでしょ?要はギター、ドラム、ベースの世界No.1が一堂に会しちゃったみたいな。レビューの仕様もない。悪いわけないじゃん、これだけ。

というわけで、順に発表していきたいと思います。まずは10位~7位まで

ちなみに、今年の本当の1位を先に言ってしまうと、The Beatlesの『Mono Box』なのですが、あれは新譜ではないしかなり反則に近いのでこのランキングには入れてません。

10位 Brendan Benson 『My Old, Familiar Friend』na0の転がる石 苔まみれ-Brendan bendon/my old,familiar friend

前作よりもややエレクトロなサウンド感が増したが、飾りすぎず嫌味になるほどではない。おそらくこれを聞いてへどが出るほど嫌いになる人はいないだろう。老若男女、だれが聞いても納得できる歌がここにはある。いってみれば日本の昔の歌謡曲みたいな安心感、安定感にあふれている。これこそプロの、プロによる、万人のための「ポップソング」。


9位 Antony & The Johnsons 『Crying Light』

na0の転がる石 苔まみれ-antony&the johnsons/the crying light

10位とは打って変わって恐らくすごい好き嫌いが分かれるだろう一枚。vocalのすすり泣きのような声がそうさせるのか、とにかく悲しみに満ち溢れているように感じられる。しかし、後半に行くにしたがって空を覆う厚い雲から一筋の光の筋が差し込み、空が晴れ渡っていくように慈愛に満ちたものへと変化していく様は圧巻。それにしてもこのジャケットは怖い。


8位 Florence + The Machine 『Lungs』

na0の転がる石 苔まみれ-florence&the machiens/lungs

1曲目『Dog Days Are Over』にやられた。vocalのか細い声がサビに入ったとたん化ける、反則だろ。そしてとても優しいサウンドに一見似つかわしくない力強いバスドラムがいい。心臓に響いてくる、いや肺にか。迷い込んでしまった森で途方に暮れているときにエルフの戯れが聞こえてくるかのような神秘性がある。


7位 Julian Casablancas 『Phrazes For The Young』

na0の転がる石 苔まみれ-julian casablancas/phrazes fot the young

内容に関しては前にブログに乗せたのでそちらを。とうとうThe Strokesでの活動再開が公式のものとなった。来年6月のフェスでのヘッドライナーが決まったとか、嬉しい。どんな仕上がりになるのか不安もある。ただそれを上回る期待と興奮が脳内にアドレナリンを流し続ける。日本公演キボンヌ

というわけで明日から12月ということで、個人的には毎年やってた洋楽&邦楽・その年の10曲&10アルバムをアップできるよう鋭意推敲中です。鼓膜が擦り切れんじゃないかってぐらいずっと音楽聴いてます、今。


また2009年の終わりということで、00年代つまり2000-2009の邦楽&洋楽10アルバムも査定中です。ただ、僕が本格的に音楽を聴き始めたのは2004年からなので、やや後半に偏りがあるとは思います、あしからず


ちなみに、このランキングはあくまで『My』ランキングなので、「こいつこれきいてねえのかよダッセェ」とか思ってもらっても一向にかまいません。ただ、これは聞いとけよってのがあったら教えてほしいなぁなんて思ったり


というわけで、今は邦楽を聴きまくってます。一応15日ぐらいまでには全ランキングアップできたらな、と思っています。ヨロシコ