今日は、昭和レトロな戸建ポストのお話です🤗

駅前から続く住宅街です🍀




📪 📭 📬 📫 ☺️v




私・猫実(ねこざね)が中学生のときに通っていた個人経営の学習塾で、


盆暮正月の特別講習時だけお見えになる20代半ばの男性講師がいらっしゃいました👨‍🏫



トロい私はかなり後まで気づかなかったのですが、

実は塾長の息子さんで、普段は別の会社にお勤めされていて、結婚のために近々マイホーム購入を予定されているかたでした。



↑ 他の女子生徒が一斉に落胆の嘆き声を上げたので、私は更にびっくり🫢



二重の意味でトロ過ぎましたねぇ、私は😓




↑ それで、何故そんな話が出たかというと、男性講師👨‍🏫


👨‍🏫『みんなの家は駅から歩いてどれくらい? 住み良い?』


と、授業後の雑談中に訊いてきたからなんですね。



😯「ウチは20分くらいかな? バスもあるけど、酔うし、いつ来るかと待ってる間に歩いたほうが早い距離ですよ」


👨‍🏫『できれば、駅歩15分以内で欲しいんだよね』



↑ あの時代の会社員ですと、最終バスを逃してしまうことも多々あるので、徒歩で帰宅できる範囲でお探しのようでした。




↑ 新居購入の判断材料に、駅歩15分以内が1つの目安だと初めて知った15の春でした🌸




↑ 15歳でコレは、さすがに色々とあちこち疎すぎる私〜🤣




チューリップ黄 チューリップ赤 チューリップ紫 チューリップピンク チューリップオレンジ




さて、

そんな駅歩15分圏内が今の私の配布担当地区なのですが、


線路に沿って真っ直ぐ伸びる高度経済成長期の新興住宅街には1つの傾向がありまして、


それは、戸建の郵便受けの駅方面を向いている率が高し!です🚉



昭和のご自宅用ポストですと、大抵は塀をくり抜いて嵌め込んだものか、

あるいは1本足の円柱で支え上げるタイプが多いです📪



まだ個人がマイカーを所有する感覚は薄かった時代なので、駐車場優先などの制約もなく、


どちらも郵便受け函を付けようと思えば接道付近のどこにでも設置できたような気もするのですが、


これが綺麗に軒並み揃い(🏘



↑ 私はこれを密かに

 "ポスト・ひまわり化現象

と呼んでいます。

(私の造語です🌻



まるで向日葵が太陽の方角へ咲き誇るように投函口が来ています☀️



↑ 一国一城の主を夢見てお建てになった時分は、鉄道での通勤・通学がメインのお考えだったのでしょうね。



↑ 分家したなら、何が何でも家と墓だけはとされていた、いかにもな時代背景ですよね🤭




↑ そんな街並みなので、ポスティングのルート取りをするときは、なるべくご自宅用ポストの向きに逆らわない道順を組むようにしています🏡



後ろ手や逆手で投函するのは、結構な技術や労力を必要とするので📬



↑ これは、担当地区だけを切り取られた配布地図からは少々分かりづらい情報かも知れません。




↑ ポスティングの半分以上は地区固定型なのだそうです。



初配布に行ってみて、何か差込み部分の向きがやたら入れづらいと感じたら、思い切ってルートを逆にしてみるのもありかも知れませんね🗾




↑ この発想転換に半年かかったトロトロ頭の私・猫実(ねこざね)なのでした😂







おまけ:

↑ この話に出てきた1本足のポストとは、こちらの真ん中タイプの郵便受け函のことです)


↑ 切り取られた住宅地図だけ渡されて周るポスティングスタッフさんの話


↑ ルート取りに成功したときの話


↑ 乗り物酔いしやすい私の話



🏢 🚚 🏠 🚶‍♀️ 📬




次回は『8月の日暮れもつるべ落とし』の巻です。

真夏後半の夕方配布のお話です。

お楽しみに🍀