就活と婚活 | キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~

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「夢をカタチに!」 私と一緒に夢を探しませんか?

皆様こんにちは。

いつも私のブログにお立ち寄り頂きありがとうございます。


昨日、一昨日と慌しく過ごしておりましたので、

ゆっくりとブログを書くことが出来ませんでした。


ヒューレン博士の講演会の模様など、ゆっくり書いていきたいと

思いますので、宜しくお願いします。



さて、一昨日のランチのお相手は

パワーブロガーでもあり
http://ameblo.jp/aoyamahanako/


癒し系占い師でもある

http://ameblo.jp/koi-tokidoki/


青山華子さん。



初めてお会いしたのですが、とても素敵な方でした。

ブログを拝見していると、いつもとてもパワフルに動き回って

いる方なので、「すごいなー」と関心していましたが、

やはり、色んなお仕事やお付き合いがあるようなので、

面白いネタを沢山お持ちなんですよ。


中でも面白いと思ったのは「婚活」のお話し。


話の中で、私の仕事の話を聞かれたので、

「高校3年生、大学3年生になって、いきなり「自立」しろとか

「進路はどうするんだ」「夢を持て」とか言われても、

子ども達はどうしたらいいか分からない。

それまで、さんざん、「ああしろ、こうしろ」

と言われ、その通りにやってきた。

考える時間もなく、答えは用意されていたんですから。


だから、小学校、中学校の時点で、もっと

「自分で考える。」「自分で決めて、行動する。」「集団で何かを達成させる。」

というような事をもっともっとやっていかないとダメだと思います。

「言う通りにしろ」からいきなり「自分で考えろ」「夢はないのか?」

では子ども達がかわいそうだと思うんですよ。」

というようなお話しをしたんですね。


そしたら、青山さんは、

「何か、わかります。

それ、婚活でも一緒ですよ。

今まで恋愛は禁止とかダメとか言われてきたのに、いきなり

“結婚はまだか”とか“いつ嫁に行くんだ”

とか言われても困るし、どうすればいいのか分からないって

言う人多いんですよ。」


とおっしゃっていました。

うーん。なるほど。

似ていますね。


それからこんなことも。


青山さん:

「お見合いパーティーみたいなイベントの中で、会場の隅の方に、

占いのコーナーを設けることがあるんですね。


もちろんメインは合コンというかお見合いパーティーですよ。

それなのに、

男性が、女性と何話したらいいか分からないからって言って、

占いのコーナーにずらっと並ぶんですよ。

目の前に沢山女性がいるのに・・・。」


私:「えぇー!!

  男性が並ぶんですか?」


青山さん:「そうなんですよ。

  マニュアルでも作ってあげなきゃダメかしら?」


私:「でも、それ、大学生対象の合同企業説明会でも一緒ですよ。

   せっかく目の前に企業の方が沢山来て下さっているのに

   壁の花だったり、カウンセリングコーナーに並んだり・・・」


青山さん:「やっぱり、小学校からの教育を変えなきゃダメかしら?。

    それから、ちょっとのことで、傷ついちゃって、もうダメです。

    婚活やめます。とかなっちゃう人も多いし・・・」




うーん・・・。

就活と婚活はかなり似ているようですね。

受け身だったり、

マニュアルとちょっと違うことが発生すると動けなくなったり、

誰かに決めて欲しかったり、

成績が良かった人なんかは、自分のどこが悪いのかが

わからない人もいたり・・・。



私は普段、中学生、高校生、大学生を見ていて

色んなこと感じるのですが、

やっぱり人間関係が希薄になっているところが

一番の問題だと思うんです。


今子ども達の周りには、身近な大人が親と先生しかいないし

話し相手もいない。


親戚や近所の人や

魚屋さんや八百屋さんのおばちゃんや

そんな人もいないし


学校から帰ってきても塾やら習い事やらで

遊ぶ時間も友達もいないし、


学校行っても、

机に座って、先生の話聞いて、試験うけてれば

卒業できちゃうし。


成績いいから親や先生に叱られることもないし。


兄弟いないから、けんかすることもないし。


家の手伝いなんかもいらないし・・・。



これじゃあ、人間力は身につかないですよねぇ・・・。



学校で出来ることにも限界があるし、

家で出来ることも限界がある。



でも、

学校、家庭、企業、行政、地域

色んなところが連携して、

少しずつ変えていかないと


就職も結婚も出来ない若者が

ますます増えていくような気がします。



小さなことからでも

私達大人に出来ることを

真剣に考えていきたいですね。