こんばんは
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フラワーセラピールームn.Ground(エヌ・グラウンド)主宰・八重樫紀子(やえがしのりこ)です
ガーベラって、「THE お花」という感じで、多くの方に好まれる花ですよね
花色のバリエーションも豊富で、レア品種を除いては比較的リーズナブルな価格も嬉しいですよね。
ですが、「ガーベラってもたない」というイメージを持っている人も少なくないように思います。
本当にそうでしょうか?
結論から言うと、ガーベラが特別日持ちしない花ではありません
花屋さんで買ってきたものが必ずいちばん新しいとは限らず、数日前に仕入れたものだったり、飾る場所の環境や、水替え頻度などによりますが、盛夏以外であれば1~2週間楽しめます
たぶん、みなさんの持つ「ガーベラがもたない」のイメージって茎がドロドロしてしまうという点ではないですか?
ガーベラの茎は表面に柔らかい産毛があり、このタイプの茎は水に浸かっているつバクテリアが発生しやすく、腐りやすい性質をもっています。
なので、飾る際は花瓶のお水を少なめにしましょう。
本数にもよりますが、5cm未満を目安に水を入れる程度で十分です。
茎の切り口から2~3cmが水に浸かっていればいいのです。
花を飾るとき、切り口を斜めにして、水を吸いやすくするとよいと聞いたことがある人もいるでしょう。
しかし、ガーベラのように茎が空洞の花は、切り口が腐りやすいのでまっすぐカットしましょう。
ガーベラの花をビニールが覆っていることが多いと思いますが、飾るタイミングでこのビニールも取ってしまいましょう。
持ち歩きをしなければ、花を保護する必要はなく、つけっぱなしにしていると蒸れの原因にもなります。
花びらを折らないように下から引き抜くか、難しければ継ぎ目部分を裂いて取ってしまいましょう。
そして重要なことこれはガーベラに限らず、他の切り花も同じですが、水をこまめに替えることです。
このとき、できればひと手間加えるともっと花もちが良くなります。
・花瓶の内側をきれいに洗ってぬめりを残さない
・茎の切り口を新しくする
この2点を加えると、何もしないで花を飾っているのとは花持ちの日数が大きく変わります。
そして、たまにこんなことありませんか?
「花を保護したビニールを外したら、花びらが反り返って、花の形が変わっちゃってる~」
これは、花が古いということもないわけではありませんが、たいていの場合、花が元気な証拠です
水あげが良すぎて急激に水を吸い上げた結果なのです。
この場合、翌日もしくは3日くらい経てば元に戻りますが、どうしても気になるというときは、こんな対処方法も
①ビニールをギリギリまで持ち上げます
②花びらのふちに沿うようなラインで切り取ります
③花びらを傷めないようビニールを少し下に落とし、花びらを支えるような位置までずらします
④ビニールの下の部分を茎に留めるようにセロハンテープを巻きます(わかりやすく茶色いテープで巻いています)
こうすると、多少は反り返るのを抑えられますので、来客時やすぐにアレンジしたいときなどは試してみてください
「ガーベラはもたない」という意識を一度捨てて、ひと手間かけて、ガーベラを長く楽しんでくださいね。
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