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フラワーセラピールームn.Ground(ｴﾇ･ｸﾞﾗｳﾝﾄﾞ）主宰・八重樫紀子（やえがしのりこ）です
フラワーセラピールームn.Groundとは
フラワーセラピールームn.Ground募集中のイベント
【４月２５日10：30～・残席４/定員１０】
元々、公園や遊歩道の散歩などは好きですが、昨年あたりからは自然観察会にガイドとして参加していて、アウトドアな活動が増えました。
屋外活動というと、日焼け対策と気温に適応した服装が大切です。
この季節は朝から動くとまだ肌寒いけど日中は気温が上がるなど１日の中の気温差も大きく、服装選びはけっこう大変
で、今年は今まで持っていたアウターの中間の厚さのものが欲しくて購入しました
実際より少し色が飛んでしまった感じですが…
やさしいエメラルドグリーン色。私が大好きな色です
今日もこのアウターを着て、来週立て続けに開催する自然観察会の下見に行ってきました
いつもの仲間３人で雑木林を歩いていたところ、足元で何かが動いている
オオミズアオが羽化したばかりだったようです
まだ羽に透明感があるの、伝わりますか？
葉の間や枝と枝の間とか、どこかに繭を作って孵ってまだ何時間も経ってはいない、もはや数十分といったところでしょうか。
時々、羽をバタバタさせ、そのバタバタしたところに気付いたのです。
オオミズアオはエメラルドグリーンのきれいな羽をもち、その美しさから蝶だと思われますが、蛾なのです。
一般的にもつ蛾のイメージを覆す美しさですよね。
「カラスとかに襲われなきゃいいね」という会話をしたところ、「私が身代わりになって守ってあげる！」と言った私。
そう、この春お気に入りのアウターがオオミズアオの色にそっくりだということに気付いたのです
蛾と同じ色…と言っても、この色ならいいですよね
ちなみにオオミズアオのお顔はこんな感じ
からだが真っ白な毛に覆われてモフモフしています。
そして触覚はびよ～んと1本伸びているのではなく、櫛のような茶褐色。
この容姿、モスラ感がうっすらありませんか？なんだか可愛らしいです。
オオミズアオは、私の自然観察活動のきっかけ、ライフワークの転換点にいたのです。
私が自然観察指導員の講習を受けたのは2022年の5月でした。
１日目はオンラインでの講義。
私は朝だけ仕事をして、帰宅してすぐ講義が始まりました。そういうときに限ってネット環境なのか、パソコンの動きなのか、とにかく遅い…
焦った私は、アプリではなくネットでzoomを使った講義を受けたのです。
自己紹介をする場になり、挨拶を始めたところ「マイクの声が届いてないようです」と指摘され…
仕方なくチャットを使って文字で自己紹介をしました。チャットで返してくれたのは２人の自然観察指導員の先輩で、講習会のサポートメンバー。偶然にも２人とも多摩地区で活動されている方でした。
翌日は実習形式。屋外での講義を受け、各自がその場でミニ自然観察会を計画し実践したのです。
ミニ自然観察会の内容を考えている最中、数人の実習生が集まっていたので私も行ってみると…
そこにいたのがオオミズアオ。
もちろん、そのときの私は知るわけなく、「こんなきれいな蛾がいるなんて
」と驚きました。それを教えてくれたのが、私が一緒に自然観察活動をしている秀さん。秀さんは前日のチャットで返信をくださった一人でした。
講習会がすべて終わったときに、チャットで知った秀さんの活動地域が近所であることなどを伝え、連絡先を交換。２週間後にはマンツーマンで惜しみなくいろいろ教えてもらい、私はその場で観察会を立ち上げる決意を固めたのです。まさにキーパーソン。
zoomのマイクが普通に使えていたら…
ここにオオミズアオがいなかったら…
私は秀さんとは同じ場にいたけれど関わることがなかった可能性だってある。そうなっていたら、今一緒に活動している仲間には会えてなかったし、いまだに自分で自然観察会を開催するなんてしていないかも。出会いってすごいな…
オオミズアオと同じ色のアウターを着て、羽化したてのオオミズアオを見た私は、ふとこんなことを思い出しました
そして私は明日も蛾と同じ色のアウターを着ておでかけします。
その様子はまた…
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