明かりをつけましょボンボリに~♪
立派な雛壇を作って、雛人形を飾る、3月のお祭りだが・・・・
{祭り} というのは、本来は、節目に行う {行事} の事である。
本当は、雛人形というのは、{雛形}(ひながた)の事であって、言わば {人形}(ひとがた)だ。
本来の {雛形} の正体は、これだ・・・・
春の近づく季節の変わり目。 そんな節目に行われるのが {雛祭り} という行事であり、
この {雛形} を作って、身に付けて、{災い}や、{憑き物} を 遠ざける。
今も、雛祭りが終われば、川に流す所があるが、 それが正解である。
つまり、{雛形} とは、{身替わり}となって、{災厄} を遠ざける {道具} という事なのだ。
だから、いつまでも、ずっと飾っておくと、良くないと言われているのは、{憑き物} などが、
そのまま居ては、また災厄をもたらすからである。
だから、場所によっては、祭りの最後に、川に流す代わりに、{燃やす} 場合もある。
これは、{浄化させる} の意味でもある・・・。
つまり、本来 {雛人形} というのは、使い捨ての道具であるので、大事に持っておく物ではない。
{祭り} と言えば、踊ったり、歌ったりしているが、 これも神前に於いて、神様に喜んで貰う為の
行事であって、神様に喜んで頂く事で、平和がもたらされるという事なのだ。
今では、女の子の祭り と言われているが、本来は関係ない。
2月では、{豆まき} をするが、これも歳の節目 (旧正月) の {鬼やらい}という行事である。
{七五三} の行事も、同じ意味がある・・・・。
そもそも {節目} というものは、{隙間} が出来て、その隙間から {鬼} が出て来る。
{鬼} は、{災厄} の象徴としている事であり、何か、災いが起きやすいという事だ。
五方巻を食べるのもあるが、これは食べる事よりも、方位学で言う、{鬼門封じ} に意味がある。
因みに {裏鬼門} という言葉があるが、これはどういう意味か? と言えば・・・・
鬼門の方角から、逆の方向へと進めば、そっちにも別の建物や、一角がある訳で、そこにも
また {鬼門} が在る という事を示しているのだ。
ま、今日は、こんな所だ・・・・。
何十年も、長く持っている雛人形の場合は、一度、お清めをする事をお勧めする。
言っておくが、 祓い ではない。 清め だよ。 フフフ、