そうは言っても興味のない話題はある・・・・ | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

きのうの「つまらない夫婦の会話」の続きです。

Facebookでもいくつかコメントをいただきましたが、「子どもの話は聞いているだけで大笑い」とか、「パートナーに興味を持ち続ければ、ちょっとした会話も面白いですよ」というポジティブなコメントがあり、「やはりその一点に尽きるのよね」と実感した次第です。

パートナーとの間の子どものことや、パートナー自身の話・・・・それが仕事であれ趣味であれ、相手に興味があれば、つまる・つまらないは関係なく、好奇心をもてるものでは?というのは正論かもしれませんね。

ただ、そうは言ってもやはり自分がまったく興味を持てない話題ばかりの場合はどうしたらよいか、少し考えてみました。

例えば、アメリカ人カップルでよくあるのは「男性が大のスポーツファン、女性は興味なし」というパターン。

もちろん男女が入れ替わったり、両方とも同じものに同じくらい熱心な場合もありますが、好きなスポーツやチームの話を延々とされて閉口するということはわりと一般的な光景ではないでしょうか。

私たちの場合を考えても、スポーツは二人とも同じくらいの興味しかない(=ほとんど興味なし)なのでその点はいいのですが、私の夫は日本のアニメが大好き。一日の仕事が終わり子どもたちが寝静まった後に、hulu.comなど、テレビ番組が見られるサイトでアニメのエピソードを見ることが彼の息抜きのひとつになっています。

たまに「一緒に見ようよ」などと言われることもあり、おつきあいすることもありますが、正直言って「めんどいな」と思うことも。私が見たいドラマの最新エピソードなどがあるときはなおさらです。

そういった場合も我慢してつきあわなければいけないのでしょうか?

これは、それぞれ意見が分かれるところかもしれません。

個人的には、やはりバランスの問題、そしてパートナーの性格との相性かな・・・という気がします。

そのときどうしても自分のやりたいことがあるのなら、事情が許す限りそれを優先させ、まず自分のニーズをきちんと満たすのもひとつの方法です。

でも、例えば、いつもいつも「NO」と言って、自分が好きだとわかっているものにしか触れなかったら、新しいものに出会うチャンスも損失してしまいます。

また、相手の興味があるものに一切関心を示さないというのも、相手のラブ・ランゲージによっては「寂しい」「愛情を感じない」と思われてしまうことも。

一方、パートナーが「好きなものに没頭しているときはほっといてほしいタイプ」であれば、お互いの趣味の時間を尊重しあうことでまったく問題は起きないでしょう。

よく、仕事から帰ってきた夫はリラックスのために趣味の世界に没頭したいのに、一日家にいた妻はとにかく話を聞いてほしいため、お互いのニーズが合わず、結果として二人とも欲求不満がたまってしまう・・・ということがありますが、このあたりはやはり話し合いが必要な部分でしょう。

それぞれ違うニーズを、どうしたらお互いに「まあまあハッピー」なところまですり合わせられるか?

その話し合いをとことんまでやろう!そうしてまでも一緒にいたい!という人と結婚すべきではないか、と思います。