（１０１）パニック障害の方が飲んでいる抗うつ剤と抗不安薬

以前の記事でもご紹介したことがあるのですが

私が飲んでいた抗うつ剤と抗不安薬は、下の４種類を飲んだことがあります。

＜抗うつ剤＞

・ジェイゾロフト（セルトラリン）

・トリンテリックス

＜抗不安薬＞

・リーゼ錠

・ワイパックス錠

私以外の方がパニック障害でどんな薬を飲んでいるのかを

なんとなくですが調べてみると

抗うつ剤に関しては、圧倒的にパキシル（パロキセチン）が一番多いように感じました。

たまにレクサプロの名前を聞きます。

サインバルタもよく聞くのですが、名前のインパクトで印象に残っているように思います。

そして、抗不安薬に関しては、ワイパックス（ロラゼパム）と

コンスタン/ソラナックス（アルプラゾラム）が一番多いと感じます。

抗うつ剤ならなんでもかんでもパニック障害に使えるわけではないと思うので

これらの薬に集中するのでしょうね。

これらの薬を飲んでいて「治る！」と思う人が多いと思いますが

治る確率は圧倒的に低いと感じます。理由は正直わかりません。

「そんなひどいことを言わないでください」という気持ちもわかります。

でも、１０年も２０年も飲んでいて、まだ飲んでいるということは

「治らない」と言わざるをえません。

何度も言いますが、治った方がいるのも承知していますが

圧倒的に、治らず苦しんでいる方が多いです。

何年も治っていない方は、薬を飲まない方向に持って行くか

漢方薬に切り替える選択肢も検討してみてください。

そしてこれも何度も言いますが、治療のメインはあなたが動くことです。

「食事を見直す、生活習慣を見なおす、散歩や深呼吸を徹底的にやってみる」

こういうことをやってみてください。

やっています＝単にこなすということではありません。

酷なことを言っているのは充分承知しています。

でも治ることを目的とした場合、色んなことをしていくしかありません。

受験で言うなら

英単語帳を一回だけ読みました→受験に落ちました→どうしてですか？

この流れにならないで欲しいということです。

半年間ぐらい色んなことをやって、習慣として身に着けて

それで治らなかった場合に、次のステップを考えるのがいいと思います。

「私が治ったのだから、あなたも治るでしょ」と言いたいわけではなくて

「治る能力があるのに、それを捨てないで欲しいな」と思うわけです。

あくまでも「あれ？なんか最近調子いいぞ。これは治ったぞ」と

心の底から思って欲しいだけです。

書籍：「私が辿り着いた抗うつ剤・抗不安薬に頼らないパニック障害の治し方」

私のメインブログです。