「自殺」という行動、言葉は、精神疾患と切っても切り離せない物だと思います。
私も一時期「自殺しなければいけない」
と考えていた日々があったことをお話したいと思います。
私の場合「死にたい」ではなく「死ななければいけないんだ」という風に考えていました。
私がパニック障害になっていた期間をざっくり言うと
2021年11月頃から2023年6月までの1年半ぐらいです。
(厳密に言うと、2022年の年末には、ほぼ回復していたので1年と言ってもいいぐらいです)
2023年6月に1年の休職期間を終えて、社会復帰をしたので
そこまでの1年半をパニック障害の期間としました。
パニック障害(パニック発作)に関して言うとこの期間を2つに分けることができます。
2021年11月~2022年4月と2022年5月以降
これは何かというと
最初の期間は、元々のパニック発作で苦しんだ期間
次の期間は、抗うつ剤の副作用由来のパニック発作に苦しんだ期間ということです。
私が、自殺を考えたのは、最初の期間中のことです。
パニック発作のひとつに「手の震え」がありました。
家の中で本当にリラックスしている状態では大丈夫だったのですが
少しでも緊張する場面になると、手がブルブル震えていました。
(ここでいう緊張とは、単に「外に出る」というぐらいの物も含まれます)
字を書くことや、タッチパネルにタッチするなど、本当にダメな状態でした。
字を書くということを、文字で表すと「スラスラ」とか「シャー(線を引く)」という
言葉で表すことができると思いますが
私の場合は「トントントントントン・・・」です↓
こんな状態で、しかも精神はおかしくなっているので将来を完全に悲観していました。
小さな子供が大事な人形の頭をなでるように
毎日毎日自分の手を撫でては「大丈夫大丈夫」と言っていた自分を思い出します。
人形の頭を撫でて「いい子いい子」って言うシーンを観たことがあると思いますが
本当にあのような感じで、毎日毎日泣きながら自分の手を撫でていました。
「こんなに手が震えるなら、何もできない。仕事もできない」
そう思う毎日だったので
「何もできないなら、死ぬしかないんだな」と考えていました。
今考えれば、死ぬ必要なんかないと思うのですが
精神がおかしくなると、こういう発想になってしまうのは本当に怖いことです。
今思い返せば、死ななくて本当によかったと思っています。
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書籍:「私が辿り着いた抗うつ剤・抗不安薬に頼らないパニック障害の治し方」
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私のメインブログです。
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