偶然の再会
今朝も散歩にでかけた。
Noriを送り出し、洗濯物をほったらかしてでかけた。
そうしたくなるような、澄んだ朝。
またしても、行き先の決めない小旅行。
ちょうど、高校生の登校時間。
思春期の前髪をしきりに気にしながら、自転車をこぐ高校生たち。
高校の近くを歩いてみることにした。
校門の前で絵に描いたようなジャージ姿で、挨拶を飛ばす体育教師。
ずらっと並んだ生徒の自転車を直して歩く、スーツ姿の男性教師……
ん??
何だか見覚えのある顔……
「…せんせい!!覚えてますかっ!?」
考えるより先に叫んでいた。
高校1年生のとき副担任の先生だった。
「(しばらく考える間)……お~、覚えてるよ。ええとね、○○(旧姓)、サヤカ、じゃなくて、ミホだ!」
私「よく覚えてますね!」
「覚えてるよ~、個性強かったヤツは。お前、元気良かったからなあ(ニヤリ)」
私「(どういう意味だろう)そうですか!」
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先生は当時、新卒で赴任したての新米教師。
内陸訛りで、生徒の間でも人気だった(遊ばれていた)。
私は根っからの文系だったけど、先生のお陰で生物が好きになり、得意になった。
メンデルの法則とか、細胞の組織の名前とか、必死に覚えた。
バレンタインのチョコもあげたこともあったり、なかったり。
生物も好きだったけど、先生も好きだったなあ。
今年、先生には次女が生まれたらしい。
「おめでとうございます!! 成長したら大変ですね(ニヤリ)」
先生「そうだなあ、嫁に出したくないだろうなあ」
少し老けて、二人の子どもの父親になった先生が幸せそうに見えた。
心から祝福出来たのは、私も今幸福を感じる瞬間がたくさんあるからだろうと思った。
庄内の自然、いろいろな人たちとの関係、Noriとの生活の中で。
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驚いたことに、1年生の時の担任の先生まで同じ高校で教鞭をとっているらしい。
今朝の散歩は、何だか必然のようだ。
今度、ゆっくり訪ねてみよう。
始業のベルにいそいそと正面玄関に向かう先生の背中を見て思った。
調子づいた私は、もっと人と話したくなった。
もう少し足を伸ばして、おばさんの家に向かう。
私が大好きだった、今は亡き祖母の妹。
祖母は4人姉妹の2番目だった。おばちゃんは3番目。
しばらく横浜に住んでいたこともあり、子どもの頃は何だか都会の雰囲気をまとっていた。
今はこじんまりとした家で、すっかり庄内弁丸出しで、一人暮らしを満喫している。
「起きてるかな」と思いつつ、引き戸をガラガラと開ける。
今朝はもう、しっかり薄化粧を済ませて迎えてくれた。
おばあちゃんがいなくなって、私にとっては酒田で最も気にかけるべき存在。
気ままで、自分が確立されてて、私にはとっても優しい。
「自分はわがままだ」と言ってはばからない、そんなところも好きだ。
ゆっくり時間が流れる。お茶を一杯頂く。
15分ほどおしゃべりして、すぐにまたねと家を出る。
私が曲がり角を曲がるまで、ずっと見送っている。
曲がりきるまでに、2度振り向いて手を振る。
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やっぱり散歩に出て良かったと思いながら、残りの家事をこなす。
今日はチンゲンサイに肥料をあげる日。庭に出ると、今度は裏の家の奥さんが顔を出す。
私はジョウロ、奥さんは洗濯物を手にしながら、世間話する。
仕事のこと、Noriが関心に庭仕事をしていること、娘の進路のことなど。
「今度ゆっくり家でお茶でも」と、長話になりそうなところを引き上げる。
今日はこれから、職場の同僚の子が初めて家にやってくる。
炊きたてのごはんを用意して、心をこめておもてなし。
何だか今日は、朝っぱらからつながるひとのわ。
遠くのエールを聞きながら
人は誰でも、こころの支え、というすごく深いところにあるものを持っていると思う。きっと。だいたいは。
家族だったり、友人だったり、
人ではなくモノだったり、信念とか、プライドとか、自信とか、記憶とか、そういうものたち。
生きていると、いくつか嫌なことが出てきてしまう。たぶん。
たまに、むちゃくちゃ嫌なことに出会ってしまって、まいっちゃうこともある。たいていの人はあるんじゃないかな。
で、生きていると、いくつかイイコトが出てくる。そのうち、きっと。
そうして、なんとなく人生の山と谷が、
だいたい50:50(フィフティーフィフティー)になっている。そう思いたい。
人生とんとん。と言われるように。だいたいそうなっている。そう思いたい。
話はかわって、今日、一人で(ツマはお仕事)隣町のお祭りに行ってきました。
農産物の品評や、直売。水産物の直売。花の品評や直売。
しいたけのほだ木の実演販売、八目うなぎや、川がにの生きたまま販売。
熊の毛皮もありました。
木材資材の販売や、子供たち向けの木工教室。
踊りの披露や、ご当地ヒーローの握手会。
大学生や高校生による売店や農学研究の紹介。・・・などなど。とっても盛大なお祭りでした。
これも農業の勉強(めっちゃ楽しい勉強)です。
出品された品々を見て、農産物(例えばたまねぎ)にこれほど差があるとは知りませんでした。
金賞とか知事賞とか受賞している花や野菜の美しいこと。
たまたま出来が良かったとかもあるかもしれない。でも、確かに輝いて見えます。
賞とってるからそう見えるかも(笑)。まだまだ修行中の私ですので。
出品されていた花を買ってしまいました。ひごろお世話になっている方に渡したいなと思って。
喜んでくれたので、うれしかったです。
お祭りは運動公園であったのですが、近くの野球場から、声援が聞こえてきました。
「カキーン」という打球音。応援する声。すごく懐かしい。
立派な野球場で、少年野球の大会でした。ちゃんとアナウンスもしてました。
「4番、キャッチャー、山田太郎君」って。
思わず球場に入ったら、事務所のところに長嶋茂雄の色紙が飾ってありました。
「野球というスポーツは、人生そのものだ―・・・ 長嶋茂雄」
めっちゃびりびりした。
それから、昭和13年の巨人軍対ライオン軍 職業野球試合(於 鶴岡工業学校球場)の写真と新聞記事。
めっちゃびりびりした。
普通にガラスケースに、ひっそりとありました。
野球にロマンを。この球場に通う少年少女に、夢とロマンを。いつまでも醒めないでほしい。
太陽を向いて咲いてほしい。
いきなり、どしゃ降りになった。
また、晴れた。
で、帰りに、寄り道をした。
だれもいない浜辺。
夏が終わってたことに、ふと気づいた。
遠くのエールを聞きながら。 暮らしていこう。 この街で。
海を見て思った。
10月16日のあさごはん。
夜勤明け連休最終日。
午前4時に目が覚めてしまいました。
せっかくなので、はりきってご飯ざめです。
*玄米ごはん
*大根葉と庄内麩の味噌汁
*ずいき芋とごぼうと高野豆腐のお煮しめ
*ゴーヤーチャンプルー
*納豆 大根の塩漬けとジャコ混ぜ
*冷奴
ゴーヤーはNoriの師匠の家から頂きました。ほんのり苦くてウマイ!
ずいき芋は熟年さんより。
朝は味覚が鋭敏です。そんなときは薄味で、素材の味をしっかり堪能できます。
お豆腐は、鶴岡で豆腐屋さんを久しぶりに発見、うれしくて衝動買いしてしまったのですが…
せっかく丸大豆の味がしそうなのに、何だかすぐにかき消されてしまいました。
多分、消泡剤を使っているせいだね~、と二人で話しました。
残念!!
美味しいお豆腐屋さんがあったらぜひ教えてくださいね。
ごちそうさまでした。
10月15日のばんごはん。
Noriがお仕事、私が休日の夜は何だか気持ちがソワソワします。
お休みの日はいつもより手間をかけてごはんを作ろうと思うからです。
しかし、昨日は私も休日出勤。
夕方六時というちょうど夕飯どきに、職員会議があったのです。
そのうえ四時前まで外出していたため、何だかパタパタとご飯ざめ(庄内弁でご飯の支度のこと)。
このようになりました。
*雑穀白米
*かぼちゃと大根とごぼうの味噌汁
*豚しゃぶサラダ 極早稲蜜柑ドレッシング
*ジャガイモとブロッコリーのマヨサラダ
*庄内産もって菊のおひたし
だいぶ古い炊飯器のため、我が家の炊飯器では白米がなかなかうまく炊けません。
なので、これも圧力鍋で。もっちり食べ応えのある食感です。
ここでお気づきの方も多いと思いますが…
そう、初めてお肉が登場しました。
「肉買えないの?」などどいうご心配には及びません(;^_^A
ちゃんと食べてます(笑)
ただ、外で食べたり、お呼ばれの時はどうしてもお肉がメインのことが多くなります。
現代人は運動量に対して、お肉の摂取量が多すぎるということも言われています。
特に島国で生きてきた日本人は、昔から魚介類をより多く食べてきて、遺伝的にも魚が合うようです。
私もお肉を食べる回数を減らして、お魚を食べるようになってから、体調も良くなり、味覚も変わった気がします。
そして、今の私たちにとっては、地元の新鮮なお魚が安く手に入るのがとてもうれしいのです。
旬の魚は栄養満点でお安く、無駄がありません!
今回は地元の平田牧場の三元豚のお安い時に購入し、冷凍しておいたものをしゃぶしゃぶで頂きました。
ちょうどミカンがあったので、お醤油とお酢と少しのごま油を垂らし、自家製ドレッシングも。
優しいお味で、Noriも思わず小さな叫び声。
添えてある大根は頂き物、キュウリは地物の産地直送です。
珍しくマヨネーズを使った1品も。何しろジャガイモをたくさん頂いたので、色々な食べ方を楽しんでいます。
食用菊は他の土地ではあまり食べないようですね。
しゃきしゃきした歯ごたえが、慣れたら病みつきになりますよ~(b^-゜)
ごちそうさまでした。
晴れ女のドライブ
今日は休日。あいにくの雨。
5週間に1度の資源ゴミの日。
ゴミ出しに出て戻ってくるまでの間にスコールのような雨が…
休日はなるべく散歩に出たいのですが、潔く諦めて午前中は家中の掃除。
これもかなりの運動になります。
ラジオで国会答弁を聞きながら。
こちらに来て、ほとんどテレビを見ない生活が続いているので、ラジオは貴重な情報源。
感想は… またの機会にします。違う話になりそうなので。
ちょっとした用事や必要なものがたまっていたので、車で出かけることにしました。
Noriの弁当と一緒に自分のも詰めておいたので、久しぶりにお弁当を持って外出。
雨だし、車で食べてもいいかな~、と。
今日は隣の鶴岡市まで行く予定。
私にとっては長距離です。
するとすると…
掃除を終えた頃には晴れ間が。
長めの運転も、結局は快適な小旅行に。
お弁当だって、外で食べちゃいました。
しかも、学校給食発祥の地で。
*出汁巻卵
*切干大根とひじきと厚揚げの煮物
*水車引き小芋の煮っ転がし
→熟年さん、ありがとうございました! 美味です♪
この裏側でこっそり食べました。
アリもクマンバチも食事中。
クマンバチなんか、ガツガツ花にぶつかっていって、蜜を吸うそばから花をボトボト落下させていて。
私も太陽の下彼らと一緒に摂食している中、何だか自分が動物なんだということを実感。
そして、とってもお弁当がありがたく感じられました。
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このすぐ側に、素敵な喫茶店を発見。
日本家屋でよく行き届いた庭が洒落ている、落ち着いたお店です。
普段コーヒーを飲まない私も、思わず注文。
先客が帰り、お店の奥さんと庄内の味覚から食の安全の話まで、長々とおしゃべり。
とても聡明な方で、次々と色々なことを話したくなります。
感性が近い人って、直感的に分かりますよね。
出会ってからの時間は関係なく。
このお店のご主人は藤沢周平の大ファンだそうで、小説や資料的なものまでずいぶんと揃っています。
藤沢氏の書かれたものは、エッセイを含めてまだ数冊しか読んでいません。
でも、時代を超越した普遍性がとても鮮やかで、読者を選ばないのではないかと思いました。
余裕が出来たらまた読み進めたいですね。
ちなみにこのお店、その名も「海坂」。
藤沢氏の小説に出てくる、架空の藩名ですね。
メニューにもいちいち昔の女性の名前がついてます。「オチヨ」みたいな。
一緒に注文した「だだちゃ豆ババロア」は奥さん手作りで、とても美味しい。
そして何より、会話とあの空間が「また来よう!」と感じさせてくれます。
ぜひ、またお邪魔させてもらいます!
今日も良い出会いがあり、明日の養分になっていきます。
鶴岡、今度ゆっくりサイクリングでもしたいですね。






