こんにちは
地方で中古住宅住まいのブログです
怒涛読書📖⛄🌃🌛✨
今日出社すれば明日在宅勤務できるということで頑張って出社してきました🏢🚗
週2ではなく週3在宅できるという1日の違いが大きいといっても本当は、子ども小6までフル在宅も実はできるんだけど、出社した方が仕事はかどる人
今日なんてお昼休みに2本ウェビナーかぶせてしまいました聖徳太子ではない…👂
ちなみに明日は小田木さんで、来週田中社長
無料でこんなに勉強できるって本当にありがたいです🙇♀️
定期的に田中社長の開示セミナー✨
皆様、お世話になっております
今日の本はこちら📖
著者は心理カウンセラーの山根 洋士さん。これまでに8,000人以上の方から相談を受け、様々な人のお話を聴いてこられたということです。メンタルノイズ心理学というものを提唱されているみたい。
さくっと読みました、同じテーマの本が続いているので、メモは新たな気づきの部分のみですが、後半部分は新たなゾーンでした。
でも、「上手く聞けるようになると、スマホを見ながら聞いていても怒られないようになる」って、ホント
あり方として、どうなのかな
相談相手を好きになるのはどうして?
・「カタルシス効果」心の浄化
モヤモヤした感情を吐き出すとすっきりする効果
誰かがあなたとの会話でカタルシスを感じたら、信頼関係を非常に築きやすくなる
相談相手をいつの間にか好きになっているのは、なかなか言えない悩みや不満を打ち明けることでグッと心の距離が縮まるから
相手が何を言っても受け止め、自分(聞き手)の価値観や考え方とは関係なく丸ごと受け止めることで、何でも打ち明けてもらう関係性を築ける
受け止めるには「そうだよね」「そうですよね」「そっか」という一言を返す
・意識しないとなかなかできないが、まっさらな状態でフラットに素直に聞く
・自分の話はしない
・会話は聞くだけで成立する、会話をコントロールしているのは聞き手側
・「何を話すか」よりも「何を話さないか」
・アドバイスしない、自分のエピソードを話さない、意見しない、「でも」と言わない
※アドバイスしてほしいと言われたら、答えれば良い
・かなり強く意識しないと、つい口をはさんでしまう。先生タイプ、審判タイプ、解説者タイプ、記者タイプ、無関心タイプ、相手によって聞き方を変えるカメレオンタイプ(注1)、100%聞いてしまうお人よしタイプ(注2)は注意、話を聴けていない
注1)カメレオンタイプ
先入観で、人の話に耳を傾けるかどうか決めてしまうタイプ
注2)お人よしタイプ
相手の愚痴や文句が続く場合、聞き手が頭の中で聞いていて自分が苦しくなることがある、まじめだと受け流せなくなる→真剣に受け止めようとするあまり、逆に聞けない自分をつくりがちになる(心のクセ、著者の方は「メンタルノイズ」と命名)
「わかる」は禁句。相手を勝手に解釈しない。わかるわけがない
相手の言葉を、そのままのイメージで聞き手が受け取れることはない。人は生まれてからの経験をもとに、膨大な言葉と、それに連なるイメージが蓄積されていて、それは人それぞれ異なる
間違って解釈している可能性を十分に理解し、相手のことを「わかっているつもり」にならないように注意が必要
・特に親しい関係ではなおさら、相手のことを知っていると思い込んでしまうので会話を遮ってしまったり、最後まで聞かないことが発生してしまう
・「相手のことは100%理解できない」ということを理解した上で話を聞くこと、「教えてもらう」というスタンスを忘れないこと
人間には本能的に「知ってもらいたい」「聞いてもらいたい」という欲求がある
その前段階に所属欲求がある。聞くのが苦手になるのは仕方ないこと(みんな、自分の話をしたい)=ブルーオーシャン
「自分語りは快楽」ハーバード大学社会的認知・情動神経科学研究所の調査での発表
自分のことを話すとき、人の脳は快楽に関する神経領域が活性化する
自分語りは心理学的にも、生理学的にも正しい欲求なので仕方ない
「人はそういうもの」とおおらかな気持ちで聞けると健全
所属欲求は人間同士だからこそ満たされる
自己解決のお手伝いをするのがカウンセリングだが、自己解決の前段階に受容、共感、自己一致という段階がある。それらが満たされてからようやく自己解決が始まる
「自分の存在が認められてもらっている」「気持ちがわかってもらえている」という所属欲求を満たすには、他者からの受容が必要
正論は会話を止める
「〇〇は良くない」ということは当事者もわかっているが、でもそれなりの事情があることがある。物事に唯一絶対の正解などはないと思った方が気が楽。相手が間違っているのではなく、自分とは違うだけ
まじめな人は自分の倫理観や常識、価値観を横に置くのが苦手なので敏感に反応してしまうことがあるので気を付けた方がいい
同感すると相手の話を聴けなくなる
一緒に溺れる(同感する)のではなく、カウンセラーは溺れている人が自力で岸へ上がるのを支える存在。一緒に溺れてはならない
第一印象でラベリングしない(受容の妨げになる&相手も誘導してしまう)
「あなたはこういう人だ」と言われると、言われた人はそのように振る舞うようになる
(相手を心理的にコントロールされてしまう)
ステレオタイプの科学でありました
ミミッキング:相手の言葉を使って返す
「最近メガネを変えたんだよね」
「そうなんだ、メガネ変えたんだ」
話し手が使った言葉をそのまま使うことで、相手は「自分の話を聴いてくれている」と安心して話を続けることができる
相手の本音が出てくるメカニズム
・自己一致とは
自分が自分であること。自分の心身の状態を過不足なく(できる限り)把握していること。ありのままの自分で生きていける状態
自己一致していないカウンセラーは、クライアントに不信感を与える、警戒感をもつ
カウンセラー側が裏表のない人間としてクライアントの話を聴くことが重要
カウンセラーの自己一致レベルが高いと、会話を通してクライアントの自己一致も進んでいく
クライアントに「自分もありのままでいいのかもしれない」という印象を与えることができる→自分の本音・本心を言ってもいいという許可を自分の中で出せるようになる
(自己一致すると、本音・本心以外話せなくもなる)
但し、高等なテクニック。そのレベルの到達するのは大変なこと
課題を分離すること、解決しようとしない
相手の話に入り込みすぎない、深入りしないという姿勢が大切
自分には相手が抱える問題を解決できないことがわかっているから
相手の問題は自分の問題ではない=課題の分離
解決できるのは本人だけ
答えは相手の心の中にある
カウンセリング等の心理療法には「答えは必ず相手が持っている」という前提がある
相手の問題を聞き手が解決できないのは、どんなアドバイスをしたとしても、解決策を教えても、実行するかどうかを決めるのは話し手本人だから
聞き手側の心が落ち着かないときは相談を受けない(リスク回避、話し手に迷惑をかける)
プロカウンセラーも、上手く聞けないときがある。コンディション不良で日程を変更した方が、いい加減に聞いてしまうより良い、正しい判断
内容によってもお断りした方がいいケース
①自分が解決した経験のある問題:いつも以上に聞き役に徹する、自分の経験と比べてアドバイスしない
②自分がリアルタイムで抱えている問題:相手の心に深入りしてしまうことがある、聞けない人になる可能性がある
いつまでも沈黙に耐える
著者の方の経験では、90分の相談時間のうち、最初の10分だけ話して、残り80分が沈黙になったこともあるそうです。相手にとっては思考を深める有意義な時間なので、聞き手は沈黙にいつまでも耐える必要があり、それにはトレーニングが必要
相手から質問されない限りは言葉を発しないようにする、それだけ本音に近づけるようになる
寡黙な人を無理にしゃべらせることはない
「話しても話さなくてもいいです」と、その寡黙さを受け入れること
聞き疲れしない技術
・しっかり聞けば聞くほど疲れる、お人よしでまじめな人ほどダメージは大きい
・1から100まで全て聞かなければいけないと考えるから疲れる
・大事なところだけを聴けるようになると、どれだけ話を聞いても疲れることはない
上手な聞き手ほど、実は頑張って聞いていない
大事なところだけを聞き逃さないようにするためのトレーニング
・「言葉のエネルギーポリグラフ」エネルギーの揺れを心電図(ポリグラフ)のように描く
・人が話す言葉には感情というエネルギーが乗っている
・エネルギーの高低により、話し方や声の大きさ、リズムなどが変わってくる
→感情が乗る言葉だけを拾う(紙の中央に横線を引き、話を聞きながらエネルギーの波を描いていく)
→高くなったり低くなったりしている振れ幅が大きい所に注目する。そこが相手の話で大事なところで、聞き逃してはいけないところ
・感情が乗っている言葉だけを聞き、その言葉で気になることがあれば質問する→1日中、話を聞いていても疲れない
・但し、感情が乗っている大事な話を聞いていないと相手は怒る
カウンセラーはマウンティングに強くなる
・自分の価値観を横に置いておけるので、相手がマウントを仕掛けてきても、そのまま受け取れられる(マウントになっていない)
・価値観を横に置いておけるようになるには、自分の価値観を強化すること
メンタルダイヤモンドトレーニング:普段使っているもの、買っているものを毎回、「私はこれが絶対にほしいのか」「本当にこれでいいのか」と自己対話しながら選ぶ
→繰り返すことで、自分はこういうことを大事にするんだ、こういうものが好きなんだと、改めて自分の価値観に気づけるようになる
→自分の価値観が揺るがないものになると、必要なときに価値観を横に置いておけるようになる、いつでも元に戻せる自信があるから
「間接視野」で直視を避ける
人の話を聞くときに相手を直接見ないようにし、視野を広げて床と天井まで見ることで相手の顔を風景の一部として見る、相手の顔に焦点が当たらないようにする
←相手の目を見て話を聞くと相手に引き込まれることがあるから
※また上司の話を聞くときに威圧感に押されて「全て聞かないといけない」と追い込まれることを避けることもできる
自分と違う人の経験には学びがある
・自分が話しているだけでは、自分の知識には新しいものは何も加わらない
・自分より人生経験が少ない人にも自分とは違う、1人1人の経験や考え方、ものの見方が必ずあり、それは学びになる
・人の話を聞けるようになると自分の価値にも気づく、自己肯定感を取り戻せるようになる