ホテルから手土産を抱えて車まで戻ってきた今彼さん。
車の後部座席のドアを開けて、
運転席の義父に頭を下げて手土産を渡す。
「結婚のご挨拶品として、2人で末長く年を重ねていくという意味で縁起良いとされているバウムクーヘンをお二人に召し上がっていただきたく買ってきました。お母様とお召し上がりください。」
↓彼が選んでくれていたとっても縁起の良いバウムクーヘン✨
「ありがとう、いただきますね」
「お義父さんありがとう、またね」
私も車を降りて義父の車を見送る。
朝一緒に出発したホテル前で
朝以来ぶりに今彼さんと2人きりになった。
「今彼さんありがとう、本当にお疲れ様でした。
気疲れしたよね?💦」
「お二人が温かく迎え入れていただいたお陰で気疲れしなかったよ。」
「それなら良かった。
それにしてもやっぱり今彼さん、さすがだった」
「いやいや、モニカちゃんのお陰だよ。
事前に俺のこと良いようにたくさん伝えてくれたんだろうなって。」
「事実をありのまま伝えただけだよ
あんなにスムーズに認めてくれたのは今彼さんだからだと思う。」
「それなら良かったよ。こちらこそありがとう」
帰りの飛行機✈️があるためそのまますぐ空港へ。
「そういえば昨日さゆりちゃんも、
今日母も「モニカは中身が男だから」って言ってたよね?本当笑った😂
私精神力と仕事は中身男だから、、」
「へぇ、そんなイメージ俺はないけどなぁ」
「いやいや、仕事中の私見たらサバサバしてるし感情切り捨ててやってるから、一緒に暮らし始めたらギャップにビックリすると思う笑
今彼さんの前では気を張る必要ないしいつもふにゃふにゃしてるから、、
今彼さんが私を女にしてくれてるんだと思う」
「^_^」
出発待ちの椅子に2人横並びで座りながら、
私の手を優しく握る今彼さん。
「昨日お会いした従姉妹のさゆりさんふくめ、本当に素敵なご家族だなと思ったよ。
あと、モニカちゃんはやっぱりお母様に似てるなぁって思った。😉」
「えっ、どこら辺が?!」
「感情表現が豊かなところ」
「そ、そうなんだ」
「あと、とても優しいところ」
「えっ、優しい?私も?」
「うん、優しいよすごく。」
「今彼さんの優しさの足元にも及ばないけど、、」
「間違いなく俺以上だよ。
あと、、
モニカちゃんはお母様にとても愛されてるなって思った」
‥‥‥
過去に母に叱責された元彼にも、
全く同じことを言われたことがあったことを急に思い出した。
なんだか不思議な感覚に陥るのは、
今回今彼さんとこれからの“未来のスタート”のために
帰省して父母にあったけれど、
未来に向かうだけだと思っていた旅が、
過去に還る旅になったこと。
今彼さんの愛の宣言を聴くものと思っていたけれど、
それ以上に親の愛を感じる機会になったこと。。
こんな機会を得られたのも
今彼さんのお陰で、、
(量子物理学的な話になりますが、
この世界の時間と空間は輪になっていて
未来に進む時、必ず過去とすれ違うと学んだことがあり、それとも通ずるように感じます。)
家族をこれから作ろうとする新たなスタート地点で
家族の温もりや愛を思い出し、触れられて本当に良かった。
「そういえば、お義父さんが今彼さんに聞いてたね笑「モニカちゃんを守ってくれるか?」って。
今彼さん、守ってくれるの?笑」
「もちろん守るよ」
冗談で聴いた私に対して、
キスしそうなくらい顔を近づけて真顔で即答する今彼さん。
「うん、嬉しい」
私が照れると笑顔になる。
こうして実家への挨拶、
過去に還る旅は終わりました。
羽田到着
ずーっと私の折り畳み傘や重い荷物を持ってくれた優しい今彼さん。ありがとう
羽田から同じ路線🚃内で残りの時間楽しく喋っていると、今彼さんが行きの飛行機✈️に続き、帰りも“おやつ”を与えてくれました笑
「帰りもモニカちゃんと機内で食べようと思ってたけど、手荷物から出せなくて渡せなかったから食べて」
と。。
六花亭美味しいですよね💞
このお菓子を見てじんわり感じる。
“私のことを思って持ってきてくれたんだ‥”
薔薇の花束やハリーの婚約指輪と変わらない価値
彼の愛が嬉しい。
途中の駅で「また来週会えるの楽しみにしてるね」と先に降りて行った今彼さん。
早く同じ家に帰れるようになりたいな。
この週末は、先々週の[リッツ・カールトン][ウェスティン東京]に続き、
[ペニンシュラ東京][グランドハイアット]そして大本命[パレスホテル東京]のウエディングフェア&新居内見
と予定を詰め込みまくり大忙しです
【今彼さんとの再会エピソード】と
【婚活アレコレ】も順次挙げていきます✨✨
入籍までまだ婚活は続く‥
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